柿田川フィッシュストーリー
とにかくお魚がいっぱいいて、ここでなら釣れるかもと思わせてくれる釣り堀です。
水がきれいで一年中マスが元気に泳いでいます。
「釣りの極意は放流だね」と言い切る社長・柿田郎さんのおかげでいつも楽しませていただいています。

柿田郎さーーん、今日はシブイよ。足元放流お願いします。

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2006年4月2日

午前11時から午後2時半まで 68匹  (ニジマス)
ヒットルアー: JUN 30D 黄色、ココクラ30(プロト)、ココニョロ カーキ、Bux 1.5g ブラオレ 等

反省しました。やっぱりあまりにも酔狂でした。めいっぱい雨だ、雨だと言われていたのにKFSに行ってしまうなんて。そしてしっかり雨に降られてしまうなんて。だって昨日大きいのが釣れなかったくまが欲求不満だと言うのだもの。朝、KFSのライブカメラを見たらとっても空いていて、これじゃあ柿田郎さんがお客さんが来ないとすねそうだったのだもの... と、言い訳はここまでにして、
KFSに着いたのが10時40分過ぎ。しっかり雨だというのに、結構お客さんが入っていて駐車場も7割ほど埋まっていました。今日のわたしの課題は、JUN 30の練習です。やっぱり水がきれいな所でないと、魚の反応が見えないので練習になりません。まずは北池を回って、JUNの引き速度、アクションの入れ方、ルアーの潜り方などを色々変えてみて、魚の反応を見ながら練習...するはずだったのですが、雨粒で水面が荒れて魚の動きが良く見えない。だめじゃん、雨の日なんかに来ても。そして、なんか今日の北池、反応が悪い。きっとけっこう叩かれたんだと思う。さっき団体さんが入っていたし。こうかな、ああかなっと動かしているうちに、何かのはずみで釣れてしまうのですが、いったいどこが良くて釣れたのか全然わかりません。どうも、この引き速度、このタナでばっちりだというところが見つからず、半信半疑のままで練習終了。というか、じゃあ別のルアーでも釣れるのか?っと、スプーンに替えてみたら普通の引き方では表層からボトムまで全部ダメ。ボトム付近でリフト&フォールをやると、ようやく何匹か釣れましたが、なんかまだるっこしくてやっていられません。それじゃあとココクラ30に替え、いろんなスピードで引いてみたら、な~んと超早引き(スプーンを引く速度)でヒット。あれ?もう一度やってみると、やっぱりすぐにヒット。恐れ入りました。こんなにパターンが早いとは。
昼過ぎに食事をして、南池に移動。魚の反応は南池の方がいいみたいです。雨がひどくなり、お客さんが帰り出すと、連続ヒット。本当に雨がひどくて、3投して釣れなかったらやめようと思っているのに、2投に1匹のペースで釣れ続き、やめるタイミングがつかめません。結局、どしゃ降りの雨の中、くまが「もうやめよう」とタックルをしまいだしてから20分以上やってしまいました。

3号池に張り付いていたくまは、
1キャッチ、1障害物(ブラウン)、
1スレだったようです。

JUN 30D で釣れました。
まだ釣ったのではなく、釣れたんです。

2006年4月9日

午前8時から午後3時半まで 103匹  (ニジマス)
ヒットルアー: JUN 30D 緑、ココニョロ カーキ、鱒玄人 1.2g 赤金 等

いや~楽しかった。やっぱり柿田川の鱒はよく引きます。とっても満足でした。昨日欲求不満だったので、またKFSに来てしまいました。朝一南1号池でMANAKOを投げて物好きな鱒をキャッチして、写真を撮ろうとポケットに手を突っ込んだら...あ、カメラ忘れてきた...。そういう訳で今日はあんまり写真がありません。初夏を思わせるような陽射しで、風もとても心地よい日でした。移動した北1号池の裏手には菜の花が満開で、近くの木で鶯がさかんにホ~ホケキョと上手に鳴いていました。いや~のんびりしますね~。こういう日は釣れても釣れなくてもどうでもいいので、とりあえずキャストして、ゆっくり巻いたり早く巻いたり、ルアー結び替えたりフック替えたり、周りの方とお喋りしたりで、とてものんびり過ごしました。カメラ忘れてきたのに気がついた時に、今日はカウンターも止めようかなと思ったのですが、カウンターは付けていたので、なんとなく押しはしましたが、数はどうでもいいんです。それよりも気持ちのいい天気と元気な魚の引きを楽しみました。
北池は全般に活性が良く、特に北3号4号は魚が走るので楽しい釣りができました。全般にやや早引きの方が反応が良かったようです。南池もそこそこ活性はあり、パターンが早めなのも共通していましたが、北池に比べると食いが浅くてバレやすい状況でした。暖かくなったせいか魚もやや浮きぎみで、表層下が良かったようです。午後はお客さんも多かったので、何度も放流がありました。
くまはいつものように南3号池にはりついていました。3号池はやや魚影が薄いようだったのですが、放流魚がいい仕事をしてくれたようです。何度も突っ走り、竿が伸されそうになったと言っていました。ぴかぴかのホウライをキャッチして満足そうでした。

魚はとっても元気でした。

ぴかぴかの、ほうりゅう~ぎょ♪

さくさく音がしそうなO林さん。

あっかんべ~ならまかせなさいと、
柿田郎さん。

2006年4月15日

午前8時から午後1時まで 92匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー 1.5g 放流赤金、ココニョロ カーキ・蛍光ピンク、
         TOM ツチノコ40 MANAKO 等

昨日からKFSのライブカメラの調子が悪く、柿田郎さんにKFSの掲示板で「修理屋さん」コールをされてしまったので、調査のためのパソコンを持ってKFSに行きました。調査に時間がかかると思って早くでたのですが、一度電源を切ってリセットしたら正常に動き出してしまったので、そのまま様子を見ることにしました。ということで、開始時間までたっぷり待つことになってしまいました。
朝一南1号池で数匹釣って池の調子を見た後、いつものように北池に向かいました。ところが今日は北1・2号池が朝から満員で入れません。それでいつもやらない北3号池で釣り始めました。KFSは今、魚の世代交代の時期に入っているようで、南3号池、北3・4号池のデカホウライが寿命をまっとうし、魚影が薄くなっています。そのため、北3・4号池は放流強化週間だったようです。朝9時頃、柿田郎さんがフォークリフトで丸一杯北3号池に放流。その後12時前にも、またまた丸一杯の放流がありました。柿田郎さんとしては不本意そうでしたが、前述のような理由でいつもならいないはずの私が、放流ポイントのまん前に。柿田郎さんの顔には、「こいつに釣らせてもしかたないのに」と書いてありましたが、それにはかまわず赤金のスプーンでしばし釣りまくりました。だいたい今日は放流前でもそこそこの活性だったのです。なのに放流しまくりなので、ちょっと釣れすぎ?(by shinさん)という状態でした。
くまはいつものように南3号池にはりついていました。3号池は見える範囲に魚があまりおらず、今日は釣れないのではないかと不安だったようです。それでも9時前にココニョロで1匹かけて、ランディング直前にバラシ。そしてそれから30分くらいで最初のホウライをゲットしました。10時過ぎに普段の1.5倍くらいの放流があったのですが、放流魚は放流されたとたんにどこかに消えていきました。それでも放流直後に数匹仕事をした魚がいたようです。shinさんも、とても大きなイバリンボーをゲット。そして直後にデカホウライをかけて、針が伸びて痛恨のバラシ。でも、とても満足だったようです。(その後、shinさんは1時前にみごと数ヶ月ぶりのホウライをキャッチして、リリースしました。) おめでと~。 くまは放流直後は全然つれず、12時過ぎに、2匹目のホウライをゲット。そして1時前に、この日一番のホウライをキャッチし、リリースしました。今残っているホウライは、なかなか網にかからなかった強い魚なので、引きも暴力的でとても楽しかったそうです。
今日はKFSの後、Fish ON 鹿留のイブニングをやりお泊りなので、素直に1時に切り上げて、うな繁さんに鰻をたべに行きました。

今日はshinさんがいらしていました。
一緒におやつ。

社長自ら3号池に放流。くまさんに釣られるな。shinさんに釣られろ。と命令していました。

あれ?shinさんの竿が曲がっている!!

1時間もかかっちゃいましたよ~。
と言いながら、
ホウライをとりこむshin之助さん。

MANAKO、なぜかよく釣れてしまいます。
やっぱりTOMの遺伝子でしょうか。

ホウライだ。何ヶ月ぶり?
「俺ホウライをリリースしちゃったよ」(得意)

2006年5月6日

午前8時から夜8時半まで 171匹  (ニジマス、イワナ)
ヒットルアー: ココニョロ カーキ・蓄光ピンク、TOM ツチノコチビ ペレットブラウン 等

暫く厳しい修行が続いたので、久しぶりにホームグラウンドに癒されに帰ってきました。安易な釣りを楽しみたかったので、今日はTOMその他ハンドメイドルアー解禁です。ゴールデンウィーク中なので各池だいぶ叩かれてはいるようですが、そこはそれ放流もある事だし。
朝一は南1号池からスタートしたのですが、あまり反応がよくないというか、活性はあってルアーを咥えにくるものの、ついばむだけで全然針を吸い込まないショートバイト。フッキングが難しいし、やっとフッキングしても懸かりが浅くてバレまくりという先行き不安なスタートとなりました。首をひねっているところへ通りかかったやさしげな青年が声をかけてくださいました。タダ引き釣行記のたかさんでした。ときどきKFSにもいらっしゃるとブログに書いていらしたので、いつかご一緒できるかしらと思っていたのですが、わざわざご挨拶してくださり、きれいなアワビ貼りのKFSスプーンをいただいてしまいました。たかさん、どうもありがとうございました。
ここで南池に見切りをつけて(というか、しっぽをまいて)北池に向かいました。通りがけに北4号池をチェックしてみたらとても反応が良くて楽しめました。しばらく魚影が薄くなっていたのですが、どうやら北4号池にも連休中?放流があったようでだいぶストック量も回復していました。北3号は素通りして北2号に入り、ココニョロのセッティングを調整してコンスタントに釣れ出したところで、まだ9時過ぎたばかりだというのに柿田郎さんがフォークリフトで現れて「ほらほら、赤金つけた~?」と言いながら放流してくださいました。せっかくの放流なので素直に赤金のスプーンをつけ、しばらく放流魚釣りを楽しみましたが、放流効果はあまり長くは続きませんでした。そろそろ放流魚も落ち着いたかと、またココニョロに戻したのですが、ここからバラシの連続となりました。とにかくフッキングしても手元まで寄せて来た所でばれるばれる。怒涛の10連続バラしとなった時にはあまりの事にへらへら笑ってしまいました。それでも今日の北1・2号池はとても空いていたのでそこそこの数釣ったところで一旦南池に戻りました。
くまは例によって朝から南3号池にはりついていましたが、昼前にはすでにホウライを2匹キープして、その後もう1本出たという事でした。結局夜までかかってホウライ7キャッチという結果で上出来ではないかと思うのですが、いろいろ思い通りに出来ない事があって本人的には不満だったようです。朝一はイトウに邪魔され、昼は風、暗くなってからは沸いて出たイワナに邪魔されたとぼやいていました。ホウライはスプーキーになっており、スプーンが落ちる水音でも驚く始末。結局壁近くでしか口を使わなかったそうです。
12時半すぎにshinさんと一緒にお昼に出かけ、1時間ほどゆっくりした後、午後は南2号・5号でぼちぼち釣って4時半すぎにまた北1・2号池へ。今日はどういう訳か北3・4号池は満員なのに北1・2号池はずっとすいていて、この時は貸切状態でした。もともと魚が嫌という程入っていて活性も高い池ですから、この状態では爆釣しても不思議ではないのですが、例によってバラシまくりだったので「ぼちぼちよりちょっとまし」(とほほ)なくらいでした。今日は朝からずっと風が強くて水面が荒れてサイトフィッシングができず、ラインが風に持っていかれるのであわせも効かない状態で、結局ナイターに突入するまでこの状態が続きました。夜になり、魚の警戒心が薄れるにつれてアタリが強く出るようになり、たまたま北3号池の照明が消えてしまって真っ暗になった事もあり、最後は20投以上連続で釣れ続き、切り上げるタイミングがつかめないまま終了となりました。今年のKFSのナイターははじめてだったのですがおなか一杯楽しめました。

リストラしたブラウンの写真を撮る柿田郎さん。
この後天罰が下り、ブラウンにかじられました。

shinさんイトウをヒット!
ホウライの方が良かったな~。

今度はホウライだ!でも向きが反対。

パーシモンともあくしゅ。

またスレだ~と喜んでいたO林さんも
スレ病に感染。引きすぎだよ~。

今日はTOM解禁。

2006年5月13日

午前8時から昼1時までと、昼2時半から5時まで 92匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ カーキショートリップ(自分で加工) 等

昨晩の天気予報だと三島地方は午後3時くらいまでが曇り、その後雨といったものだったのですが、どうも天気の移り変わりが速い方にずれてしまったらしく、あいにく朝から雨となってしまいました。ゴールデンウィーク明けの週末、しかも雨ときて、柿田郎さんに同情してしまいそうなほどお客さんの入りは少なく、1人1池状態。雨といううっとうしさを除けば、平日天国しかも放流付きといった状況でした。柿田郎さんは、「なんか誰もいない池に放流するのって虚しいな~」とおっしゃりながら、南1号池に放流されていました。
今日の私のテーマは、「バラシまくりっていったいどれくらい?」の調査。バラシの定義は、しっかりフッキングしてファイトに持ち込んでからランディングできなかったもの。アタリがあってものせられなかったものや、ヒットしても最初にぐもんぐもんとしただけでフックアウトしたものは除きます。そして今回は調査の為ランディングネットを使うことにしました。これで無駄な手元バラシは激減するはず。結果はと言うと、涙なくしては語れません。のせきれなかったアタリは数えていないのに、ネットも使ったのに、それでも私、4匹に1匹はバラシていました。午前中のキャッチ数74匹、バラシ数23匹という数値でした。そりゃあクランクはスプーンに比べるとアワセがきかず、バラシやすいルアーですけど、バラシ率1/4っていうのは...へこみました。
くまはというと、例によって3号池に根をはって動かず。今日の3号池はイトウが小さめのマスを追って池中央を泳ぎ回り、障害物としての役割を見事にはたしていたそうです。せっかく奥からマスを引きずり出しても、イトウがそのマスを蹴散らしてルアーをひったくり(丸呑みしたり、体にスレさせたり)、容赦なくラインをぶっちぎっていきます。また、池の手前の壁と左の壁にはイトウが定位し、近くのマスはとってもスプーキー。ルアーの着水音で逃げていったそうです。そんな状態ですから、喰ってくるマスは体が大きく元気なものばかり。スプールを手で押さえても止まらず、池の反対側まで突っ走っていきます。おかげで何度も呼ばれて、今日は6匹もホウライをキャッチ(ネット)しました。
すいません、某くらぶのりじちょうのようなこと(1日に2回KFSに釣行)をやってしまいました。雨なので5時間券を買い5時間みっちり楽しんで、お昼はうな繁さんでおいしいうなぎを満喫したのですが、どうせ雨で濡れてしまったことですし、今日のKFSはとても空いたし、最後にやった5号池のマスがとてもよく引いて思いのほかたのしかったもので...くまにお願いしてKFSに戻ってもらい、あらためて3時間券を買って第2回戦。だってもっと遊びたかったんですぅ。ところが諸般の事情により午後はほとんど釣りをしなかったので(何やってんだか)、午後の部はなんとバラシ0、キャッチ18!! おおっバラシ率0%だ。でも、一日通算でバラシ率20%。あはははは、やっぱへただ~。

cruさんの奥様は難波さんより偉い。

難波さんは、cruさんより偉い。
よってcru家では奥様はcruさんより
とっても偉い。 QED。 あたりまえ?

雨の日もよく働くココニョロ。

写真を撮るのはとっても大変...。

月に1度はうな繁の鰻を食べなくっちゃ。
もう他の鰻は食べられません。美味しい。

魚と同じ顔をしてみました。

3号池のデカ岩魚。きれいな魚体です。

こちらはイバリンボー。
こんなに大きく育つんだ。

2006年5月20日

午前8時から夜8時半まで 130匹  (ニジマス)
ヒットルアー: フラットクラピー SR シークレットピンク・カニミソ、ミディアムクラピー ブレンド、
         ココニョロ カーキショートリップ(自分で加工) 等

5月に入ってからのお天気はまるで梅雨のよう。おまけに中国で暴れまわった台風1号チャンチーが温帯低気圧に変わって日本を横断。台風が1号から来るなんて、みんな秘密にしているけど、日本列島は実は元の沖縄のあたりまでドンブラコッコと漂流しているんじゃないのくわぁ?本当は長野遠征に行こうと計画していたのですが、どうも1日雨。それにひどく降りそうだというので、ひよってまたKFSに行くことにしました。今日はKFSの3号池のホウライで作ったマスフレークを凍らせて里帰りさせることにしました。
朝7時にKFSに着くと、なんともう柿田郎さんがいらしていました。現在北3号池に建設中のなんというか屋根付きカモの散歩道の工事が終わらないうちに、台風が来てしまったので、倒れてしまっていないか心配で夜も寝られなかったのだそうです。幸い何事もなかったのですが、今日ぐらいの雨ではまだ解禁にはなりそうにありません。そうこうしていると、けんたさんが声をかけてくださいました。今日はマイスター eiichiさんもおみえになって、二人してクランクで北池の魚をいぢめまくるそうです。そこでけんたさんが、「くまさん、今日は実家に帰るので」 (うん?それがなにか?) 「3号池のホウライが複数獲れたらください!」 ほっほげぇ!? まだ始まる前ですよ~。shinさんだって「午前中は情けは受けない」って言うのに(笑)。そういう訳でくまは朝からキープする魚を釣るために必死こいて3号池に張り付くことになりました。けんたさん、あんなにうまいのに、くまに頼むってなんかヘン(逆なら分かるけど)。自分は北池でバホバホに釣っていてその間にお土産が用意されるって、それじゃまるで私と同じじゃない(大笑)。
という訳で、私も3号池で2投して(し~~~ん)、1号池で何匹が釣ってから北池に移動しました。4、3、2と釣り上がって北1号の左端に張り付いているけんたさんの隣に入れていただきました。9時ごろeiichiさんも登場。「せんせい、お楽しみのところ申し訳ないんですが、フラットの使い方をご指導ください」とお願いして、せんせいに苦手なフラットクラピーの使い方を見せていただきました。それで発見したのは、あっ、そうかもうちょっと早く引いた方がいいのか(季節にもよるでしょうが)。eiichiさんの釣りを見学したら、ロッドティップの高さでタナを微妙に調整して、魚の反応を見ながら速度を調整して、同じコースを通しているのに1投3バイトくらいボコボコにしていました。それでちょっと反応がなくなると、30cmくらいコースを変えてまたボコボコ。なんかいけないものを付けているような感じでした。釣り方を見せていただいて、「後は練習あるのみです」という力強いありがたいお言葉を頂いて、私も修行にはいりました。eiichiさん、どうもありがとうございました。修行の成果もちょっとは出たみたいで、今日はフラットで8割くらい釣れました。でも、実はフラットよりもソムリエリリースに熱中していたんです。
11時頃、けんたさんへのお土産を持ってくまが北池に来ました。まったく最近の放流魚は仕事嫌いでいままでかかってしまったそうです。あまり大きくないホウライでしたが、お腹の中は脂の房がたっぷりだったそうです。今日くまは入手したばかりのロッドの練習をしていたのですが、ようやく飛ぶようになり、初めての魚をキャッチしたので今度は私にまわしてくれました。軽量スプーンからボトムクラピーまでこなす軽い竿なので、私もとても興味がありました(感想は後日今月のお買い物で)。
午後も私はあいかわらずフラットの修行。というかソムリエリリースしたくて釣ってはぐるぐる。修行に飽きるとココニョロに変えて釣ってはぐるぐる。でもなんだか午前中に比べるとごごの方が不調です(ソムリエリリースが)。けんたさんに訴えると、「そっちの方ですかい」とつっこまれてしまいました。けっきょく夜まで釣ってはぐるぐる。これが全然飽きません。うまくいくとなんか幸せな気分になってしまいます。8時過ぎまで1日中楽しんでKFSを後にしました。帰りの車の中でくまと二人で「体が痛い」と反省会。やっぱりナイターまでやると身体がぼろぼろです。日にも焼けてしまったし。

北3号池の特設ステージ

ただ今フラットクラピー練習中。

久しぶりのおっきいホウライ43.4cm。

eiichiせんせいと、クラピーのお話。

巨大鮎(すでに20cmオーバー)の
即売会。

暗くなった3号池でくつろぐカモの夫婦。
こうなるともう釣りになりません。

2006年6月3日

午前8時から夕方5時まで 110匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー ブレンド、ミディアムクラピー ブレンド、ココニョロ カーキ 等

今日はFAはなぞのへ行こうか、KFSに行こうか悩んだのですが、FAはなぞのは正式オープンだというので混むかと思い、KFSにしました。朝KFSに着くと、どこからか犬の鳴き声がします。まだ大人になりきれていない子犬の声。でも小型犬の声ではありませn。KFSの中から犬の声がするぅ~~、とタックルの支度もほっぱらかして探し回ると...いました!!バーニーズ山犬、しふぉんです。作業場の中でフォークリフトにつながれていました。もうすっかり大きくなっているんですね。でもかわいい。しふぉんは私(私の着ていた防蚊シャツの匂いかも)がきらいだったようですが、なでまわしたり、だっこしたりしてしまいました。やっぱり犬のいる釣り場って好きだ~。今日はKFSとすそののナイターにしようかとくまと相談していたのですが、しふぉんと遊びたくて一日券を買ってしまいました。それが柿田郎さんの陰謀だとは気づかずに...
東名の厚木から箱根の山にかけては細かい雨。裾野で下りたときには雨は止んでいましたが、午前中は厚い曇り空、午後からは晴れてきましたが一日中とても強い風が吹いていました。朝南1号池からスタート。ここのところずっとそうなのですが、朝一はあまり池の調子が良くはありません。だましだましココニョロで数匹釣って、さてどうしようかと思っていたら柿田郎さんがしふぉんを連れてきて「なんだ~、釣りなんかしていて遊んでやらないから犬鳴いてるじゃん」 つ、釣りなんか? 「早く遊ばないと犬連れて帰っちゃうよ~」 えっ!一日券買ったのに。連れて帰っちゃうの。ひっ酷い。結局しふぉんはその後おうちに帰ってしまいました。しくしく。
北2号池に移動して今日はいつもタックルボックスの中で休んでいるルアーに水浴びをさせてやろうと、ウォータープレーン、シケーダーⅡ、ノイジーⅡ、チビラビット、ワンダー、そして久々のりらっくまを使ってやりました。最近使っていなかったけど、みんな一線級で通用するルアーなんです。
今日は入院していたEXISTが帰ってきました。なんだか中で何かが摺れている感じがあったのですが、内部調整でどうにかされそうになるところを、お願いした釣具屋の店長さんが「2度目の修理なんだ」とごりごり言ってくださった結果、クレームが通ってピニオンギアとメインギアの交換となりました。おかげですっかり滑らかになってものすごく快適!そうだよね、EXISTなんだもの、こうでなくっちゃ。OK安さん、ありがとう。それにやはり店長さんに奨めていただいて、くまがZPI SSRCスピニング用交換ハンドルとダイワ純正のコルクノブを買ってくれました。おかげで標準装備のハンドルよりずっと軽くなって、バックウォータースペシャルとの組み合わせだと試しに持った方が「軽い...!!」と思わずもらすほど。後で計ってみましたが、純正ハンドルが27.9gあったのに対し、交換したハンドルはちょうど20.0gでした。EXISTとステラが180g、EXIST スティーズカスタム(これフロロ用なんですよね)とNEW ツインパワーのマグネシウムが175g。私のEXISTが8g軽量化して172g。やっぱり軽いってすてきです。
そういうわけで、色々なルアーの水浴びをしたのと、タックルの調子が良くてるんるんして一日過ごしました。最近使い出したバックウォータースペシャルのティップ部分のパワーの問題も、ロッドに合った適切なアワセの方法が分かったので、ディープクラピーまでは問題なく釣れるようになりました。とても快鳥です。しばらくはこのタックルを愛用することになりそうです。

しふぉん、はじめまして。
まだ子犬だけど、抱き上げるのは限界。
(女の子に対し重いだとぉ。 by しふぉん)

水槽にいたコバルト鱒。
背中のコバルト色がわかりますか?

ウォータープレーン水平飛行。
これで釣れるとなぜか嬉しいんですよね。

久しぶりに登場した、りらっくま
お~いお茶シークレットバージョン。
りらっくまのくせに、働き者です。

2006年6月10日

午前8時から昼1時まで 50匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ カーキ、ディープクラピー ブレンド、MANAKOファミリー 等

先週、久しぶりにKFSとすそののナイターのダブルヘッダーをやろうと思ったのに、朝から来ていたバーニーズ山犬に騙されてKFSで一日過ごしてしまったので、今週こそはとバーニーズがいない事を確認して5時間券を買いました。と、ところが!9時ごろ丸池側から柿田郎さんがいらっしゃいました。その足元には...なんと、しふぉんの姿が。話を伺うと今日は1日いるんだって~。なんてこったい。それでもちょこっと一緒にお散歩したり、しふぉんの水浴びを眺めたりして、遊ぶことができました。しふぉんもちょっとは私のことを覚えていてくれたようで、今度は(おやつをあげた後は)あまり嫌われませんでした。あの子が毎週土曜日に来たら、他の釣り場に行けなくなってしまう。どうしよう。
朝、南3号池は例によって全然釣れそうな気がしなかったので、3号池に入ったくまを見捨てて朝から北池に入りました。3号池の様子は、くまがこっそり始めたブログに書いてあると思います。北1号池はやや渋めでしたが、上から下まで満遍なく魚がいて、珍しくボトムに腹を付けている魚が多くみうけられました。反応が良かったのは、やっぱり表層下。それからボトムから10cm~20cm上あたり。ディープクラピーや軽量スプーンのリフト&フォールが数が出ました。南2号池はエアレーションのポンプの具合が悪かったようで、いつものぶくぶくが止まっていて、魚のつく場所が変わり活性もいまひとつでした。その後ひとしきりしふぉんと遊んだ後ではいった南1号池が一番活性がよかったようです。南5号池はいい場所と全然ダメな場所がはっきりしてしまっていましたし、南2号池はなぜかショートバイトでかかりが浅く難しい感じでした。数は釣れないけれど、北4号池が一番アタリが強くてかかった後も魚が走るので面白い釣りができました。
昼休みが終わって柿田郎さんが姿を現すと、それまでおとなしかったしふぉんがきゅいんきゅいんと鳴き出しました。「お父さん、お父さん、お父さん、お父さんだ~。どこ行ってたの?淋しかったよぉ。ねえ、あそんで、あそんで、あそんでよ~。こっち来てよ~。引き綱のひっぱりっこしようよ~!」と大騒ぎ。しふぉんは甘えんぼでシャイな犬で、人見知りするし家族がいないと不安そうです。柿田郎さんがいるとずっと目で姿を追い続けていて他の人には目もくれません。柿田郎さんも娘(しふぉんは女の子です)にあれだけ慕われたら嬉しいでしょうと聞くと「へっ、ミハルも同じようなものさ」なんて強がりを言っていました。口では「どうせ誰でもいいのさ~。だから犬なんかイヤだね。」と言いながら盛んにしふぉんをかまう柿田郎さんでした。もう身体はだいぶ大きくなっていますが、まだまだ子犬でかわいい盛りです。釣りを終了してから1時間以上しふぉんと遊んで後ろ髪をたっぷり引かれてKFSを後にしました。

養魚池に何かまた珍しいものが放流
されたようで、人垣ができています。

お父さんの足の上は私の特等席、
でもすぐにいぢられちゃうの。やめてよ~。

ねぇ、ひっぱりっこしようよ~。
ひっぱりっこ~。

身体は大きくないけど、とてもがんばる
ホウライとファイトするcruさん。
お互いの健闘を称えて握手。

北4号池でまったりする鴨。

プレゼントを貰って満足そうなしふぉ㌧27kg。
首輪にはWAKUWAKUの文字が...

2006年6月17日

午前8時から昼1時まで 67匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ カーキ、ディープクラピー ブレンド、
         KFS 0.8g ライトサンド(自分で彩色) 等

朝KFSの駐車場で支度をしていると、いやに車高の高いワンボックスが入ってきました。あっわくわく号だ。ってことはしふぉんも来る?車から降りてきたやすさんに「ちゃんと柿田郎さんに連絡した?」と聞くと、「突然来ることにしたからしていない」と。な~んだ、じゃあしふぉんは来ないんだ。だめじゃん。ちゃんと連絡してから来~い。
相変わらず3号池は全然釣れそうにないので、南1号池からスタート。今日は5時間券だったこともあり(もう体力がもちません)、北池には行かず南1号、2号、5号で過ごしました。朝から10時過ぎまでは曇っていて、魚の反応はまあまあ。表層ちょい下で食ってきました。その後陽が出てきたら、とたんに魚の反応が悪くなり、表層から中層までは上半分は食いが悪くなってしまいました。そんな中、ロッドを高く掲げてど表層だけで釣りをしている人が2人。交互に、ジジッ。ジジジジジッと高らかにドラグ音を響かせて周囲を威嚇しています。う~ん、そうかど表層でも釣れるのか、でもあのドラグ音、アブラゼミコンビと呼んであげよう。
11時過ぎに放流があったのですが、放流魚はまったく仕事をせず。しかたがないのでディープクラピーをつけてボトムをやや早引きでストップ&ゴー。ボトムはコンスタントに反応がありました。陽が出てくると一気に体力を消耗。暑いし、日焼けしちゃうし、コンクリートの照り返しでムシムシだし、そこそろ昼間の釣りには辛い季節になってきたと感じました。
くまは12時まで3号池で粘っていましたが、魚が動かずスレが多かったようです。放流前はブラウンしか釣れず、昼前に放流魚が働きだした時にホウライ(2倍体)をキャッチ。フレークにする前の材料のまま木村家にもらっていただいていました。 ai。さん、もらってくださってありがとうございました。

シンクロナイズド・フィッシングをする
アブラゼミカップル。ホント、仲いいんだから。

今日も2号池では懲りない面々が
集まって、やっています。

5号池のニジマスは鼻が高くて
かっこいい。

実穂ちゃんが2号池奥で収穫した
枇杷を食べていました。

2006年6月24日

午前8時から昼1時まで 99匹  (ニジマス)  どうしても最後の1匹が釣れませんでした。
ヒットルアー: カーキ、ディープクラピー ブレンド、ドーナ 2g 赤金、トロット 1.8g ピンク 等

天気予報は1日中曇りのはずでした。気温も24度まで。ですが、フィッシュポンプでの放流が見たくて7時前にKFSに着くと受付横の温度計は既に33度。水蒸気は多いものの、空はきれいに晴れてお日様が輝いています。暑い~。 北3・4号池を見ると、綺麗に掃除をし白くなった池に水が張られコバルト色に輝いています。まるで南国のラグーンのようでした。もちろんでも魚は全然いません。
7時半になっても柿田郎さんは現れず、養魚スタッフの姿も見当たりません。フィッシュポンプでの放流が見たい人は8時に集合って書いてあったのに、ウソつき。7時40分になって今日の当番のさちこさんが受付に入られても、まだ柿田郎さんはいらっしゃいません。今までいた魚を全部出して塩素消毒をした後の北3・4号池のリニューアルオープン、池中全部放流魚だというので、放流ハンターのわたしがいないと柿田郎さんが寂しがるだろうと思って早くから来たのに、「また騙されて来ちゃった!」って言われちゃうのかしら。と心配していたら、しふぉんを助手席に乗せて、フェラーリ(軽トラ)が入って来ました。わ~い、しふぉ㌧だ。もう今日はこれで来たかいがありました。
釣り券を買って一目散に北3号池の右端に入り、柿田郎さんにプレッシャーを与えるためにキャストの練習。だって8時に放流って言ったのに、まだ魚が入っていないのだもの。カルキを入れた後なので、魚がまいってしまわないかのテストの為に、5匹くらい魚が泳いでいるだけです。北3号で放流を待っている周りの方もキャスト練習。池の向こう側から「まだ魚入っていないよ~」と柿田郎さんが叫んでいます。が...なんとテストのために入れてあった魚が釣れてしまいました。それも同じ魚が2回も。魚って、ルアーが見えると本当に遠くからでも飛んでくるんですね。
8時15分頃、待望の放流が始まりました。入れられた魚は20cm前後の小さな魚が北3・4号池でわずか300kg。初めて普通の釣り堀なみの魚影が見えるKFSを体験しました。放流された魚はすぐには池全体に散ってはいかず群れを作ってぐるぐる。どうも池の底の白い所は居心地が悪いようで、池奥と底が黒ずんでいる所が好きなようです。まずドーナ 2g の赤金を投げると、魚が黒くなってついてきます(久しぶり~、楽しい~)、そしてぱくっ(ペッ)、ぱっく(ペッ)とスプーンにバイト。お前達ちっちゃいくせにやっぱり柿田の魚なんだね、反転もしないし、しっかりスプーンを吐き出すし。ようやくのせても魚の自重がないので、フッキングが甘くすぐにバレてしまいます。うひゃ~バレまくり~。それでも最初の1時間は時速50匹。そしてわたしは暑さに負けて、お茶を飲んで休憩をし、北1号へ行きました。こっちは元からの魚もいるし、放流サイズもきっと少しは大きいと期待したのですが、放流されていたのは、20cmちょっとの同サイズでした。(注文に応じていたらなぜかサイズが揃って小さいロットしか残っていないそうです。) しかたがないので、ボトムを引いて少し大きめの魚を狙いました。
10時半ころ、くまが南池に戻るというので後を追って私も南池に。くまは南3号池に入りましたが、魚が全然見えないので、私は3号池をパスして2号池にはいりました。案の定くまは数ヶ月ぶりに撃沈(その様子はくまのブログで)、帰りの車の中で、「み~み~、ダメダメくま」と嘆いていました。今の3号池は正直とても難しそうで、朝からその気になって取り組まないと釣れそうにありません。それに今日はフィッシングプレッシャーが高くて(小さい魚を釣り飽きた人がいたからでしょうか)、昼前に仕事をし始める放流魚も池奥に張り付いてしまっていたようでした。南1、2号池の魚はまあまあ普通に釣れたのですが、まだ10時半頃だというのに表層よりも中層下からボトムの反応が良かったようです。普段なら昼近くなって魚が沈むのですが、強い陽射しで魚もいやだったのでしょう。

ただいまヘタレ中。ここが涼しいの。

ただいまヘタレ中。ここが涼しくて
気持ちいいの。

KFSに登場した、な~んちゃって沖縄。
夏休み気分を味わいたい方にぴったり。

Mikaさん、実はおちゃめだったんですね。
お金払ってどこで釣りしているんですか?