柿田川フィッシュストーリー
とにかくお魚がいっぱいいて、ここでなら釣れるかもと思わせてくれる釣り堀です。
水がきれいで一年中マスが元気に泳いでいます。
「釣りの極意は放流だね」と言い切る社長・柿田郎さんのおかげでいつも楽しませていただいています。

柿田郎さーーん、今日はシブイよ。足元放流お願いします。

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2005年12月31日~2006年1月2日

31日 午前8時から夕方5時まで 109匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー 0.9g ブラウンクリケット、Leon 1.5g レンガ、ココニョロ 各色 等
元旦 午前8時から夕方6時まで 84匹 (ニジマス、イワナ)
ヒットルアー: とても色々。
2日 午前8時から11時まで 24匹 (ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー 0.9g モグラブラウン、ディープクラピー ピーチシャーベット 等

年末30日まで働いて、やっと休みに入りました。今年も年越しはKFSで釣り三昧です。柿田郎さんが南1、2号池の魚を大量に抜いて、入れ替えの大量放流をして絶対に釣らせるというので、本当かな?と疑いつつもKFSに行きました。少なくとも29日に行った人はものすごくいい思いをしたという事は聞いていました。
さて朝一南1号池からスタート。し、渋いんでないかい? 後で柿田郎さんに伺うと、29日の噂を聴いて(柿田郎さんがHPで宣伝したんですが)30日は沢山の方がみえて、いくら放流しても追いつかなかったそうです。そういうわけで、すっかりいつものKFS(冬でちょっと渋め)になっていました。まあ穏やかな日なので、のんびり楽しめばいいかと、この時は思っていました。くまは早々に3号池でいいサイズのクィーンを揚げて満足そうにしていました。南池をちょっとづつやった後、定位置の北1、2号池に移動して、ぼちぼち楽しんでいました。昼近くなってそこそこ満足したところに柿田郎さんが現れて、「ちょっとカウンター見せて」と言われます。え、めずらしいな。やっぱり釣れているかどうか気になるのかしら。38匹ですよと言うと、「100匹になったら教えて!写真撮るから」と御無体なご注文...え~この渋さで3桁は無理じゃないかな~。「数釣った方がいいの?」と聞くと、「いえいえいいんですよ。お客さん楽しんで下さい」と妙に丁寧なお答えが...やっぱり釣れとのご命令なんですね。
そういう訳で午後からは手返しのいいスプーン中心にせっせと数釣りにいそしみました。柿田郎さんの公約通りの放流のおかげもあり3時過ぎにやっと101匹。「社長~、大変でしたよ~」とカウンターをお見せすると、写真を撮りながら...「これでまた何人か騙せる」と一言。騙すって、確かに釣ってはいるんですけど、これってヤラセ?ヤラセだよね...。

一夜明けて元旦。朝のうちは陽がでなくて肌寒いお正月となりました。今日の狙いはお正月恒例3時間無料券がいただけるタグフィッシュです。今年のタグはクリアブルーなので水中では殆ど見えません。魚を見つけて狙うことはできないので、タグフィッシュが釣れる確率が良くなる池で狙うしかありません。そういう訳で新しい魚が放流されていない池(タグフィッシュだけは必ず新しい魚ですから)で、放流魚狙いのメソッドでタグフィッシュを選別して釣ろうとしました。この作戦がうまくあたり、開始早々にくまがタグを1つゲット。やったー1番だ、と思ったのですが、kunkunさんが1投目で南1号池で釣り上げたそうです。え~、何万分の1の確率を1投目?すごい。1つめのタグを3時間無料券と交換していただき、同じ池で2匹目を狙い続けました(確率は悪くなっているはずですが、他の池よりはましなはず)。そしたら、10分でもう1匹釣れてしまいました。なんだかすごい。(今年一年の運をここで使いはたす気か) さすがに同じ池で2匹釣ると確率も悪くなったし、他の池に移動しました。というか、もうこれで満足。昼近くなる頃には暖かくなり、穏やかないいお正月日和となりました。
くまは柿田郎さんに頼んで調理器具を貸していただき、持参の餡子とお餅でお汁粉を作っていました。寒い時に暖かい甘いものはとてもおいしいです。この日はおなじみの皆さんがほとんど皆いらして、にぎやかでした。午後柿田郎さんがお出かけ(御年始に恩師のところへお出かけ)の間は、留守番を任されたwakuwakuコンビと**クラブの皆さんが、ちょっと渋くなると山盛り放流してくださいました。なんと3時間後に柿田郎さnがお戻りになられた時は、ストックヤードが空になっていたとか。

2日、今日は柿田郎さんの愛娘(長女のミサトちゃん)が軽食の販売をするというので、柿田郎さんは朝から嬉しそうにオロオロ。お米を忘れたとかで、自転車で買いにいったりなさっていました。でも柿田郎さんは料理は出来ないようで、あまり役にはたっているようには見えません。この日はとてもお客さんが多く9時には駐車場は満杯。ミサトちゃんの側にはいたいけど、放流もしなくちゃいけないので柿田郎さんはとても忙しそうでした。今日もタグフィッシュを狙っていたくまは、北?池で放流魚を狙っていました。いつもはあまり釣れない北?池ですが、この日は朝一とてもよく釣れました。そうしていると柿田郎さんが現れて目の前で白いバケツから数匹づつ魚を各池に放流。「タグフィッシュ?」と聞くと、「さぁ~本当に付いているかな」と謎の微笑み。数投放流狙いをしたのですが、釣れてくるのは背中のきれいな魚ばかり。やっぱりふりだけ?と北?号池を諦めてくまは昨日釣った池に移動しました。わたしはもう昨日だけで充分と南一号池でkunkunさんお喋りをしながら釣りをしました。するとくまが、わたしの肩をトントンとたたきます。なんとタグを手にしています。3つ目?(来年の分まで運を使いはたしたか)。結局くまは2日でタグフィッシュを3キャッチ、2足元バラシでした。(やっぱり足元バラシのくまは健在です)
10時過ぎに雨が降り出しました。そして柿田郎さんがやってきて、「お店の準備ができました。是非初めのお客さんとしてお越しください」と言われます。「あ、じゃあ行こうか」と言うと、「いやいや直ぐじゃなくていいよ」と腰砕けのお父さん。雨は止む気配もなくだんだんひどくなります。10時半くらいに一休みしようかと、くまとお店に行きました。するとミサトちゃんが所在なげに店番をしています。お客さんが一人も来ないそうです。お汁粉をいただいていると柿田郎さんが心配そうにやってきました。「社長~、宣伝してあげているの」と聞くと、「池を回って知っている人には一通り声をかけたんだけど、今日はほとんど常連さんがいないんだよ~」と、ちょっと声が小さくなっています。「やっぱりここだとお客さんから見えないからダメだよ」と、お店を作業所に移動しました。そして、自販機まわりに居た人々を「はい、休憩するならここちゃなくてあっち!」と強制連行するくまとわたし。これでサクラをゲット。そして「はい、ここで食べた人はあと2人お客さんを連れてくること。そうじゃないと今年は釣り券の値段倍になるそうだからね。」と、まるで柿田郎さんのような事をいう、くま。でも、昼近くなってやっとぼちぼちお客さんが来だしたと思ったら、なんだか商品が少ないんでないかい?おにぎりがあと10個、豚汁が品切れでミサトちゃんがとっても丁寧にお味噌を解いている。そしてお汁粉は煮詰まっちゃっている。そんなときに酒キムチご一家が駆けつけてくださいました。「あっ、絶対に食べてくれる人が来た」とお客さんを待っていた柿田郎さんは大喜び。で、でも、商品が...結局、妻みさんとわたしがおにぎりをにぎり、酒キムチさんが豚汁を仕込み、くまがお汁粉を作ることになりました。「女子大生手作りってHPに宣伝してあったけど、握るのはオバサンで売るのが女子大生か?」と酒キムチさん。「いいの!その方が売れるんだから!商売の基本でしょ。」と同時につっこむ妻みさんとわたし。「そうだな、基本だな」と酒キムチさんもなっとくされていました。おにぎりを握り終わったところで、雨(御殿場は雪かもしれない)がひどくなったので、早上がりして帰ることにしました。気がかりは今炊いているご飯のこと。米4カップに水3カップ入れたっていうけど、なんだか水かげんが怪しくて(水が多い)、後を酒キムチご一家に託して帰途につきました。結局後もいてくださったんだろうな~。酒キムチさんと妻みさん、いい人だな~。

大晦日、朝寒い時から働く藤井さん。
お疲れ様です。

哀れなマンティスフック。
魚に横から当たられただけなのに...

釣り収めの3号池の1本。
これで正月を迎えられます。

背中の青いタグがわかりますか?

自力?(運)で獲得したお年玉。
いくつになってもお年玉はうれしい。

3号池でもヒット!!でもスプリットリング
ブレイクで、痛恨のバラシでした。

お客さんによるDIY放流中。

わたしが獲った今年最初の一本。
上手に掬えました。得意!

わたしが釣った今年最初の一本。
ああよかった。これで初日がでました。

一人暮らしをしている娘が帰ってきて
でれでれのお父さん。

2006年1月7日・8日

7日 午前8時から正午まで 65匹  (ニジマス)
ヒットルアー: TOMツチノコチビ ウッドブラウン、ウィーパー 1.5g 放流赤金 等
8日 午前8時から正午まで カウンター入れず 30+匹 (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ 各色TOMツチノコチビ オリーブグリーン、
         ウィーパー 0.9g ブラウンクリケット 等

それは先週、元旦のこと。今年はじめの1匹は一番好きなルアーで釣ろう、とTOMツチノコチビで釣りはじめた私。1投、2投、3投...あれ?気を取り直して4投め、ばちゃばちゃ。やっと1年はじめの1匹をゲットしました。でも...なんかへんです、TOMで思ったように釣れません。ここしばらくあまり使っていなかったらへたになってる?が~~~~ん。というわけで、今週は久しぶりにTOMの練習をすることにしました。
朝7時半のKFSはこの冬一番の冷え込み、受付脇の温度計が氷点下を指していました。池の水温と気温に差があるために、水面からもうもうと湯気が立ち上りあたりがけむっています。  木・金二日間連続で降ったという雪こそ積もっていませんが、その湯気が3号池や北池の足場の表面で凍りつき、つるつるになっていました。足元を気にしながら3号池でキャストを開始するといきなりブラウンにスレてしまいました。ファイト中も足元があぶなくておっかなびっくりです。でも、その後くまのスプーンにスレたブラウンをネットに入れるときのほうがもっと怖かった。冬の朝、池にポチャンなんてしゃれになりません。早々に3号池を退散して南1号・2号をやってみましたが、冷え込みのせいか朝のうちは反応がよくありませんでした。暮れから正月休みにかけて放流した大量の魚がフィッシングプレッシャーが少なくなって急に仕事をしだす...という状況を夢見て来たのに...え~ん、予定が狂ってしまいました。
すごすごと南池を諦めて、正月にも活性があった北池に移動しました。北4号、3号とぽつぽつと釣りながら流れ流れて北1号池まで移動(この先は車がないと移動できません)。北1号に腰をすえてTOMの練習を始めました。勘が戻るまでにしばらくかかりましたが、だんだんうまく魚の気を引くことができるようになってきました。他のルアーと交互に使ってみましたが、やっぱりTOMは魚が見に来る率が違います。そうこうする内に放流。しばらく放流魚と戯れていると、柿田郎さんがリストラネットを持っていらっしゃいました。そして、「うちさぁ、新しい犬飼い始めたんだ」とおっしゃいます。なんとバーニー・マウンテンドックだそうです。「ねぇ、連れてきてよ、連れてきてよ」とお願いすると、「ミハルが貸してくれないんだよぉ」とちょっと哀しそう。なんでも「お父さんがかまうと、みんな馬鹿になっちゃうからダメ!」と断られたそうです。そ、そうですか。それはしかたがないですね。なんと説得力のあるお言葉。たちうちできません。でもミハルちゃん、ミハルちゃんも柿田郎さんにかまってもらったんじゃないの? 「オーザックもうちに来た時は何にもできないダメ犬だったさ。でも、ミハルがねちねち躾けてて、そのうちミハルが飽きたときにはすっかり賢くなっていたさ。」 ...でも、犬と遊びたい... ミハルちゃんが飽きたら、連れてきてもらおう。
おなかがすいたので、お昼に釣りをきりあげ、沼津港にお鮨をたべに行きました。そして夕方はすそのでナイター。

翌8日、今朝もまた釣り池からはもうもうと湯気が立ち上り、足場は霜でつるつる。昨日のブラウンのスレに懲りていたので、今日は3号池はパスすることにしました。くまは3号池の左端に入り、2投目でホウライをゲット。流しにもって行くと柿田郎さんが出ていらして、「くまさん、もう釣れたの」とタモの中を覗き込み「ちっちゃい!」と一言。そう言われたくまが目の前で計ってみると60cmありました。「60cmあるの?でも細い」 確かに細いけどさ、これがちっちゃいんだったら、3号池の半分以上はちっちゃい魚ばっかりじゃない。責任者出てこ~い!とは言わなかったそうです。
私は今日も北1号まで流れて行った後、南池にもどり、まったりとしていました。今日は風もなく暖かでとても気持ちがいい日でした。今日も大量の放流はあったのですが、それ以上にお客さんが多くて放流効果が直ぐに消えてしまいます。それに追ってきて口を閉じたままルアーをつんとつついて魚が去ってしまいます。口開けても、はむっと咥えるだけで針を吸い込んでくれません。ですからフッキングさせるのが大変でした。
昼頃、ヒューマンプレッシャーに負けて、早上がりすることにしました。

ゆげがもうもうと立つ朝の釣り池。

怖いよ~。ふんばりがきかない。

TOMツチノコチビ ウッドブラウン。

続いて、オリーブグリーン。

双葉鮨の特上にぎり。おいしい!

こちらは、すき身巻 3本。絶品です。

まだ3号池に残っていました。
幻の魚になる、イバリンボーです。

60cmにも満たない。ちっちゃい。

2006年1月15日

午前8時から午後1時 57匹  (ニジマス)
ヒットルアー: KFS 0.8g 肌色、ウィーパー 0.9g カラシ、TOMツチノコチビ ミドルストーン、
         ココニョロ 各色、ペット38 赤 等

昨日から冬型の気圧配置が崩れ寒さが緩むということで、魚の春モードを期待してKFSに行きました。柿田郎さんが表層でバンバン出るって掲示板に書き込みしていらっしゃったし... でも、朝着くなり柿田郎さんに言われた一言は、「また騙されて来ちゃった?」でした。やっぱり、嘘だったのね。コンビニで買った半熟卵を固ゆでと間違えて車の床にぶちまけた人にそんな事言われてしまうなんて... がっくし。
南1号池の反応は、先週、先々週に比べると少し良くなって、魚の追いがでるようになっていました。けれどまだ冬パターンから完全に抜け出したわけではなく、ルアーを追っても追いきらないし、掛かりもものすごく浅い状態が続いています。トップへの反応は大変良く、柿田郎さんはプラティーでもスプーンのバーニングでもどんどん魚を出していました。でも掛が浅くてさかんにばれます。立て続けに5~6匹ばらしておっしゃることには、「まだ魚の口が柔らかくなってない!」 そして、フックを交換しに行かれました。魚の口が柔らかくなるのに後どのくらいかかるかな~。
表層への反応がいいからといって、中層が釣れないかというとそんなことはなく、どこを引いてきてもそれなりにアタリはありました。ルアーを換えると、とりあえず1本、続いてもう1本。立て続けに2匹釣れたので、これがパターンだと喜んで投げ続けると、ぴたっとアタリが止まってしまいます。1つのルアーで2匹しか釣れません。派手なルアーにしても、地味なものにしても、必ず2匹釣れて後が続きません。2匹釣るごとに結びかえるのではいくらなんでも手返しが悪すぎます。めんどくさ。それでも皆さんとお喋りしながらちょこちょこ釣って楽しめました。
くまはというと、今日もずっと3号池にいました。もうちょっとで3号池が爆発する兆候があるとかで、口を使わせてはばらしていました。5時間で6キャッチ、8バラシ、2ラインブレーク。そしてスレは2匹。キャッチできたものもみんな口先(歯よりも先)にかかっていたそうです。

ココクラも2匹で後が続きませんでした。

くじに当たってもらったペット。
結構好反応でした。

写真を撮る柿田郎さんを待つくま。
またバレるのかな?

みんな口先にフッキング。
よくこれでバレなかったもんだ。

2006年1月21日

午前8時から午後3時半 84匹  (ニジマス、パーシモン)
ヒットルアー: ココニョロ 各色、KFS 0.8g 肌色、ウィーパー 0.9g ブラウンクリケット 1.5g 放流赤金 等

朝5時半に家を出たとき、東京は既に雪が降っていて木々の上はうっすら白く積もっていました。雪で東名が通行止め若しくは渋滞で帰れないなんて事にならないことを祈りつつKFSに向かいました。こんな日は釣りに行かずに家でぬくぬくしているのもいいなとも思ったのですが、今日はマシーン山崎さん、プレッソ高田さん、クラピーeiichiさんがKFSで取材ということなので、めったにない機会なので見学したいなと、ベッドに引かれる後ろ髪を振り切って出てきました。
7時半頃到着すると、既に高田さんとeiichiさんがいらしていました。「早いじゃないですか、東名はどうでしたか?」と高田さんに挨拶していただきました。高田さんこそ早いじゃないですか。それにお酒を飲んでいない高田さんにKFSでお目にかかるのははじめてかもしれません。KFSは雪ではなく雨。結局この日は帰るまで冷たい雨が降り続きました。取材の為に多くのアングリンクファンのスタッフの方がいらしていましたが、あいにくの天気でお客さんはほとんどいません。根性なしの地元(社長談)の方はいらっしゃらないかと思いましたが、根性のある淡水大好きさんがちょっと遅れていらっしゃいました。
防寒具と雨具に身を固めて3号池からスタート。池の右側でわたしがキャストを開始するかしないかの内に、左はしでくまが1匹目をかけました。良く走る小ぶりのホウライでした。朝一は左側の方がいいんだとくまが言うので、わたしもくまの隣に移動しました。1投目でいきなり59cmのホウライ。今朝の3号池は一味違います。キープすることにした魚を流しに持っていくと、取材の皆さんが「おおきい。もう釣れたんですか」と声をかけてくださいました。「ルアーは何ですか?」と聞かれたので、「ココニョロです」とお答えしたら、eiichiさんが「ココニュロかあ、おれココニョロ使おうかな~」とおっしゃいました。魚をおろし終わり池に戻ると、わたしがいた池の左にはeiichiさんが入っていらっしゃいました。わたしとくまは右側に移動。すぐにくまにブラウンがヒット。取り込んでいたら高田さんがくまの右側に入っていらっしゃいました。高田さんが池奥にスプーンをキャストすると、いきなり大きなホウライがヒット。でもラインブレークで逃がしてしまいました。残念。わたしも数投したところで、また同じ長さでちょっと胴回りがよくなったホウライがヒット。無事に取り込むことができました。左側ではeiichiさんもヒット。でもバラシてしまいました。今朝の3号池は馬鹿活性かもしれません。くまが午前中に7キャッチ、午後1キャッチですから、春モードになって活性が上がってきているのかもしれません。ミスバイトでフッキングには至らなかったものの、着水直後のココニョロにさかんにじゃれつく魚影が何度も見えました。今日はもうこれでおなかいっぱいです。
さて取材ですが、3人の超有名アングラーがKFSの3つの池でそれぞれ釣技を競う企画でした。わたしが1号池の右端で釣っていると、まず高田さんが1号池に入られました。池の左から釣り始め、しだいに右側に移動してこられたので、場所を空けて高田さんの釣りを見学させていただきました。レイブの小さい方だと思うのですが、カラシ色のスプーンを池奥に投げて表層を引いています。1投の間に何回もバイトがあり、スプーンが近くに来た時には魚がアタックする姿も見えました。魚を惹きつけているのがわかります。でも、なにしろ魚のミスバイトが多い。高田さんがんばれ。
続いての見学は、5号池で釣っていたマシーン山崎さん。池の左端と右端を3投から5投で交互にかわりながら、縦の釣りをなさっていました。大きく竿をあおってリールを巻き、中層までスプーンを引き上げそのままボトムまで落とします。普通縦の釣りをする時はもうちょっと重いスプーンを使うと思うのですが、0.7g のスプーンを使いふらふらとフォーリング。どうしてあれでフォーリング中のアタリがとれるのかと思うのですが、ボトム近くで必要以上にでかい魚を確実にかけていらっしゃいました。ひとあたり縦の釣りをしたら、次は池の右側から左奥に投げて、池中央の魚溜まりを通して連続ヒット。かかりがあさかったのか1投で何度もバイトを引き出しては、「あっバレた。あ、喰い損なった」と言われていました。マシーンさんの釣りが終わった後、そんなに釣れるのか5号池と思ってちょっと投げてみましたが、確かにバイトはものすごくありました(いつもの5号池とは明らかに違う)が、でも上滑りするような食い方でミスバイトの連発でした。どうしてあんなに乗せることができるのか...やはり人の技ではありませんでした。
そうこうするうちに取材も終わり、3号池で好調だったくまが馬鹿でかいクィーンをしとめました。ここのところいくら3号池で60cmクラスを釣っても「ちっちゃい!」っていう柿田郎さんや、アングリングファンの皆さんに自慢しに行きました。取材中釣りができなかったスタッフの皆さんや、高田さん、eiichiさんも3号池がやりたかったみたいです。(でも取材後の写真撮影で釣りはできませんでした。仕事で釣りをするのってやっぱり大変ですね。皆さんお疲れ様でした)。今日釣れた3号池の魚はほとんど体長は60cmクラスだったのですが、わたしが釣ったのが胴回り30cmクラス(ちっちゃい 柿田郎談)、くまが朝釣ったのが35cmクラス(これで普通だな、柿田郎談)、自慢したのが47cm(これは大きい 柿田郎談)。そうか~、柿田郎さんの大きさの基準って胴回りだったんだ。尺上のニジマスじゃあまだちっちゃいんですね。(これから胴回りで魚の大きさを書いてやろうかしら。7cmとか、10cmクラスが何匹釣れたとか)。
取材の皆さんがお帰りになった後はフィッシングプレッシャーも減り(と言っても御三人が出していた分ですが)、魚はいくらでも釣れる状態になりました。「いっくらでも釣れるら~」と言いながら、柿田郎さんもプラティーでぼこぼこ出しています。相変わらすミスバイトは多いものの、1投数バイトあれば1回くらいはフックを吸い込んでくれるので、毎投ヒットの入れ食い状態。寒くもなってきたし、飽きてきたので早めに上がることにしました。
ところで、高田さんの指導でクラピーeiichiさんとマシーン山崎さんが放流をして下さいましたが、eiichiさんの放流はイマイチ。釣るのは上手くても、放流はまだまだ修行が必要です。「もっとKFSで修行をするように」と書いておけと柿田郎さんがおっしゃっていました。それに比べてマシーン山崎さんの放流は流石によく釣れました。いつでも釣り堀ができると柿田郎さんのお墨付き。マシーン山崎さんは、放流用のネコ車を柿田郎さんにねだっていました。

朝の3号池。右側にはラインを切られた
高田さんがいらっしゃいます。

ココニョロ強し。
このサイズは「ちっちゃい」んですって。

3号池のイバリンボー。ふんっ。

雨の中の取材風景。
マシーンさんは、楽しそう。

「お~引く引く。
いいな、ここいくらでも釣れる。」

厳密な記録。(写真をクリック)

大きな魚は大きなスプーンが好きとは
かぎりません。

47cmのニジマス。
でもホウライの方がよかったな。

36cmでやっと普通だそうです。

取材後の“昼ごはんマッチ?”
「がんばれ高田、がんばれ俺」という
つぶやきが聞こえました。

皆さん楽しそうです。
さりげなく混ざってみました。

マシーン山崎さんの放流風景。
しっかり腰が入っています。

2006年1月28日・29日

28日 午前8時から午後3時 21匹  (ニジマス、パーシモン)
29日 午前8時から午後12時 64匹  (ニジマス)
ヒットルアー: KFS 0.8g 茶色、ウィーパー 1.5g モグラブラウン、ココニョロ 茶色 等

28日、今日は2つばかりKFSでやることがありました。まず1つは久しぶりにいらっしゃるshinさんと遊ぶこと、そしてもう一つは「ちっちゃい」と言った柿田郎さん&南3号池へのリベンジ。絶対「ちっちゃい」なんて言われないサイズを釣ってやる~。ということで、いつものわたしから考えられないことですが、大好きな北池の放流にも目をつぶって朝から3号池にチャレンジ。
今日の3号池は普段とは全然違った様子でした。いつもは壁際に溜まっている魚が全部手前の方に出てきていました。逆に壁際の魚影は薄くなっています。こうなると普段あまり魚がいないように見える3号池に、いかに沢山の(ちっちゃい)魚が入っているかがわかります。こんなに魚がいると、なんか釣れそうな気がするのか1号池2号池には誰もいないのに、3号池は満員。とってもへんな感じです。でも...この前に出てきている魚が全部さぼり鱒と化していて、全然相手をしてくれません。1時間もしないうちに、shinさんと、くまとわたしを除いて、あれだけ並んでいたお客さんもみ~んな各池に散っていってしまいました。ふと気がついたのですが、なぜか鱒たちはshinさんのそばに寄っていって、わたしとくまの所の魚影が薄くなっています。なぜ~? shinさんからフェロモンでも出ているの?それともそっちが安全だと思っているの~。確かに竿を持って柿田郎さんが3号池に現れても平然としているのに、リストラネットを持って現れると3号池の魚達は民族大移動を起こして逃げていくのです。shinさん、鱒達に好かれている????それとも柿田郎さん、「shinさんに釣られてやれ、おまえたち」って命令した?掲示板でshinさんに挑戦状を叩きつけていたしな~。shinさんに大きなホウライを釣らせられたら(放流の腕がいいということで)柿田郎さんの勝ち、でも負けそうって。でもあれ、わたしが言ったのは、「shinさんに釣らせたら柿田郎さんの勝ち、釣れなかったらshinさんの負け」だったんだけどな~。
さて、わたしのリベンジはというと、無事にリベンジ成功。活性がちょっと上がった時にくまにヒットルアーを教えてもらって、直ぐに2本普通サイズ(35cmくらい)と、大きなホウライ(40cmクラス)を釣り上げることができました。でも朝からまじめにがんばったのに、ネットに入った魚は3匹だけでした。後のはみんな15cmクラスのちっちゃいのばっかりで、ネットに入らずに逃げられちゃいました。
今日はすそのFPに寄る用事があったので、3時ごろKFSでの釣りを切り上げ、河岸を変えることにしました。すそのでは大きな魚が沢山遊んでくれるといいな。

29日、本当はまた朝のすそので遊ぶつもりだったのですが、昨日のナイターですっかり満足してしまい、また魚の強い引きで手が痛くなってしまったので、KFSの魚に遊んでもらうことにしました。今日の3号池は昨日とは打って変わって、すっかりいつもどおり。魚も壁際に寄ってしまって池の手前にはいません。昨日ずいぶん叩かれたのか、ルアーが近づくと逃げていきます。わたしももう昨日リベンジを済ませたので、今日はいつもの北池でまったり。しばらく北1号が貸切状態だったので、池の左半分をボコボコにしてやりました。だいぶ釣ったので針を替えようと視点を上げて気がついたのですが、わたしのいる釣り場は水びたし、水面にはボコボコと泡が浮いて漂っています。右半分の水面はきれいなまま。そっか~、ボコボコってこういう意味だったのか。
朝一は冷えたのか魚の活性はイマイチ。1時間に10匹くらいしか釣れませんでした。それでも表層には反応していて、スプーンの表層引きで下から魚が出てくれました。10時近くになってようやっと活性がよくなり、池の上半分くらいまではどこを引いてもバイトがあるようになりました。ただし、タタ引きでは喰ってくれないので、縦の釣りか引いてきてちょんと竿先を下げてやりきっかけを与える必要がありました。その後放流があり、爆釣モードに突入。魚も春モードになり、強い引きを堪能しました。
南池に戻ると3号池でくまががんばっていました。がんばっていたと言うか、でかブラウンのアブラビレにスプーンをスレさせて、「おまえは釣られていない、おまえは釣られていない、直ぐに楽になるから、こっちへおいで」と呟いていました。ブラウンが走ると何もさせてもらえないので、そろそろと寄せてきては、一気に走られるという楽しくなさそうなファイトをしています。口でもブラウンは嬉しくないのに、ほんとうにむなしいんですよね。その後、待望のホウライがヒット。これもとても強くて長いファイトになりました。そろそろくまが釣る頃だなと、北池から戻ってきて大正解でした。

注) 28日の日記では、ハンドリリースを除いてネットした魚だけを数えています。またサイズは全長ではなく、胴回りでお送りしました。

朝3号池でヒット!でもネットいらずで
リベンジならず。ちっちゃい!!

次につれたのは食べられない魚でした。
これもリベンジならず。

ようやっと普通サイズ。
37cm 全長 68FS

なんかカワイイ。

2006年2月4日

午前8時から午後6時 150匹  (ニジマス)
ヒットルアー: KFS 0.8g 茶色、ウィーパー 1.5g 放流赤金、Leon 1.5g 赤金、
       ココニョロ 各色 等

朝起きた時、部屋の中がとても寒かった。天気予報を見ると各地はのきなみマイナス7度。そして朝9時の予想も氷点下ばっかり。今日は釣りはやめて寝ていようかとしばらくぐずぐずした後、一番寒さがましそうなKFSに向かいました。KFSに着くと、やっぱり寒い。池の表層の水温は下がってしまったようで、魚も人間も冬モードに戻ってしまったようです。なんとか口は使うのですが、バレる、バレる。そして寒さのせいか、それとも糸の弱いところにあたっってしまったのか、ラインブレークも頻発してずいぶんお気に入りのスプーンをなくしてしまいました。3号池で2ブレーク、1バラシした後、すごすごと北池に移動しました。
実は先日家の近くのTアイランドの店長さんからいいことを教えてもらいました。EXIST軽くて巻き感じも気に入っていたのですが、ドラグが出た時の音がけたたましくて安っぽい。どうしてもうるさくって好きになれなかったのですが、ドラグピンの頭をペンチで潰すと音が小さくなるというのです。早速試してみました。どうなったのか知りたくて北池で数釣りをしてドラグを出してみました。すると、安っぽい音は変わらないのですが、ぐっと音が小さくなってがまんできる程度になりました。やったー!
9時半までは魚の活性がなくて、浅くてフッキングしないアタリばかりだったのですが、放流後いきなり入れ食いモードに突入しました。最初の5分で8匹。あれ?1分1匹より釣れている。もしかしたら物理的に絶対無理だと思っていたけど、「本気になれば1時間で50本は釣れる」という某誌の記事、無理じゃないかも。ということで試してみました。1時間で何匹釣れるか。で、結論は、やっぱり無理でした。結局46キャッチ。実は最後にペンチを池に落としてしまい10分以上池と格闘していたので...。そっか~、大量放流直後でバラシも少なくて、池にポロポロスプーンやペンチを落とさなければ1時間50本は無理じゃないのかも。プロだったらいける???「大量放流直後」が条件だけどね。
150匹釣っておきながらこのセリフはないんじゃないかと柿田郎さんに渋い顔をされそうですが、今日のKFSは、渋かった。だって放流魚しか釣れないんだもの。あとは本当にぼちぼち。まあ魚は元気なので、楽しめました。もうちょっと暖かかったらな~。

放流魚もよく引きます。

また柿田郎さんに「ちっちゃい」って
言われちゃう~。長さはあるのに。

新発売のPeppy.。今日はクラピーより
良かったようです。ちっちゃいから?

ココニョロはあいかわらず釣れています。

丸天にシマアジがあるのを発見。
ものすごく美味しかった。

大きなミノーで夜の3号池を叩きまくる
Dy?oさん。夜はプラグが釣れていました。

2006年2月10日・11日

10日 午前8時から午後5時 56匹  (ニジマス)
11日 午前8時から午後4時 31匹 (ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー 1.5g 放流赤金、ココニョロ 各色、ココクラ30プロト 各色 等

池が凍った北海道からハンドメイドルアーの馬の助さんと、九州から昨年の台風で池が潰れてしまった九重フィッシングリゾートの古味さんが、ルアーのテストにいらっしゃいました(特集ページはこちら)。けっして釣りがしたくて遊びにきたのではなく、仕事です。予定では、朝一さくっと3号池をやっつけて、その後あのおやじをやっつけて、気持ちよく仕事にかかるはずだったのですが、朝一の3号池は冷え込みのために沈黙。お二人は、3号池にやっつけられて、傷が深くならないうちにと、さくさくと3号池を後にされました。う~ん、二人ともまともです。
ここのところ魚も春モードになり、まあまあの状態が続いていたのですが、最近になって湧水量がとても少なくなってしまい、魚の元気がありません。このために、年末年始に成熟して死んでしまった魚のかわりに新しい魚を入れたいけれど、思うように魚を増やせない状態だそうです。柿田郎さんは心配そうでした。
朝が冷え込んだことにより午前中は池の調子が上がりませんでしたが、午後遅くになってようやく回復しました。馬の助さんも古味さんも順調にルアーのテストができたようです。馬の助さんは馬ん蜂が好調。新作の第1プロトのカメムシも、トップでいい味を出すようになりました。あまり釣れすぎたために、馬ん蜂2匹、ピエ~る2匹、カメムシも池に放流されてしまったそうです。古味さんの方はというと、ココニョロのカラーテストではどの色もよく釣れちゃったので~、とちょっと贅沢な悩みを抱えていらっしゃいましたが、どうやらだいたい絞込みができたようです。ココクラ30もすごくいい仕上がりで発売がとても楽しみです。さらに一番古味さんが喜んだことは、柿田郎さんへのリベンジが成功した事。プラティーが得意な柿田郎さんに正々堂々と勝負を挑むために特別に開発したココペン(九重ペンシル)を使って柿田郎さんを膝まづかせることに成功しました。

翌11日、TOMさんとdekoponさんもお忙しいのに駆けつけてくださったのですが、某社長の事前宣伝活動のためにKFSは超満員。ごめんなさい。ここ2ヶ月釣りに行けなかったルアービルダーの皆さんは、心行くまで釣りがしたかっただろうに。昨年のフィッシングショーの時は閑散としていたKFSが今年は夕方までにぎやかすぎて渋いくらいになっていました。くまは他の池が混んでいたのもあり、3号池にはりついてそこそこの釣果を上げていましたが、何度もラインブレークでばらしていたようでした。元気がないとはいいながら、魚の体力は健在で、一度かかると猛ダッシュで針から逃れていきます。わたしは皆さんとお話したり、TOMチャレンジを見学したりで、ぼちぼちでした。夕方のDyDoカップの時思ったのですが、皆さん本当にうまいし、熱心。とてもまねできません。でもdekoponさんとこうせいさんの漫才を聞けて、とても幸せでした。

1時間半ねばって、この日の1匹目。
くま、忍耐力の勝利。

古味さんと馬の助さんのルアー談義。
「この描きこみ、変態ですね。」
馬の助さん、変態倶楽部入会確定。

3投目でも釣れるときは釣れる。
忍耐力なんていらないじゃん。

必要なのは釣れるルアーだけ。
ココクラ30、完成度はもう充分。

柿田郎さん、馬の助さん、古味さんの
DyDoカップ。古味さん相手なら寝てても
勝てるんじゃなかったの?
「接待に決まっているじゃん。」

ピエ~るもがんばっていました。

この人は本当にちょっと入って
選んで大きいのを釣るんですよね。
そんなにホウライ食べたかったの~。

やっと大きなホウライが釣れました。
KFSではホウライの大きさは腹回りで
計ります。

2006年2月18日

午前8時から午後3時半 71匹  (ニジマス、イバリンボー)
ヒットルアー: ココニョロ 各色、ココクラ30プロト 各色 等

先週静岡遠征にいらしていた古味さんのお仕事、新色テストの結果、「どれもよく釣れちゃったんで全部発売決定!」ということで、17日からココニョロに4つの新色が追加されました。 そこで今週は「祝!ココニョロ新色発売記念、いろんな色のココニョロで釣っちゃおう」企画です。発売されている7色の他に古味さんがワンオフで作ってくださったカラーとか自分で塗った色もあるんで、全色というとちょっとつらい鴨知れないですが、できるだけ沢山の色で釣ってみようという単純な企画です。ちなみに何色あるか数えてみたら、微妙にちがう色も入れると21色ありました。いや~、びっくりした。どうも最近ルアーケースの中がニョロニョロしてると思った。同じルアーで色だけ変えて、いくらKFSでもこれは無理かな~。 さて、朝一3号池で10投だけココクラ30を投げて、3号池のマスたちに思いっきり無視された後北1号池に移動して企画を開始する予定だったのですが、右端からだんだん左端に移動していき、一番左端に来たところで1本つれてしまいました。それも柿田郎さんに見られたらどれほど馬鹿にされるかわからないような超ちっちゃいイバリンボー。誰にもみつからないようにあわててリリースしてそそくさと北池に向かいました。
ここからちょっと、くまの3号池日記となります。昨日に比べて冷えたのか、今日の3号池はご機嫌ナナメ。池全体を見回しても見える魚は20匹もいません。ぜーんぶ池奥で底にはりついてしまっているようです。まず池の左端の壁際を通しますが反応なし。なんと上空を通るラインの影がいやなのか、1mも魚から離れているのに魚が逃げてしまいます。おまけに鴨も4羽舞い降りてくるし。朝一数人3号池にならんだお客さんも20分くらいで全員退散。3号池独り占めのパラダイスのはずなのですが...。右の壁際に移動して同じ試みをするも、結果は同じ。遠くも近くもまったく反応してくれません。しかたがないので一番多く魚が見える中央に移動。見える魚を1匹づつチェックしていきます。ルアーが魚の魚の鼻先5cmを通るようにコントロールしようとするのですが、斜め後ろ若しくは斜め前から通るような位置に移動しようとすると、移動の気配だけで魚が逃げていきます。これじゃあ移動もままならない。しかたがないのでニーイングして、そこから見える魚を丹念にチェックしていくと、ルアーにつられてするするっと前に出た魚が1匹。「そら口を開けろ」心の中で思ったのですが魚は口を閉じたまま前進します。と、魚が首を振った。えっと思ってアワセルとスプーンが口にひっかっかっています。上がってきたのはイトウ体型の魚。柿田郎さんにまたちっちゃいって言われそうなので、そそくさとおろしにいきました。長さは68cmあったんだけど。 その後すぐにもう1匹ゲットして9時前に今日のお仕事終了。受付に今日のお土産の48cmのロールケーキを持っていきました。自由に切って食べてくださいねと言ってわたすと、受付のさちこさんは箱を開けて大笑い。「何これ、皆さんに見せなくっちゃ。私一人で食べるなんてもったいなくてできない。」はいはい、おっしゃりたい事はわかります。でもネタをありがとうございます。恵方巻してもいいですよ。(わたしは1日で40cm食べました。同じ名前だと反応も似てくるんですね。 by コダック)
くまが受付のさちこさんのリアクションに心なごんでいる頃、私は北1号池でニョロニョロしておりました。一つ結んでは投げ、釣れたらカメラを出して写真をとります。魚があばれるんでなかなか写真が撮れないし、写真を撮ってる最中にバレちゃったりもします。あ、この色は反応がいい、続けて釣りたい、と思ってもすぐに次の色に結び替えるなければいけないので、何だかとても効率が悪い。(すでに手返し、というレベルの問題ではないような気がする。)発売カラー7色はあっという間にクリアしたのですが、だんだん「釣れない」色が残ってきました。実は、ココニョロというルアー、薄い色のほうが釣れるという傾向があり、強い色はけっこう難しいんです。そして、最大の難関は「バケツブルー」。スプーンなどでも青という色は使い方が難しいと思っていますが、他の色では釣れないときにこれだけ釣れたりする色でもあるので、1本だけ目にも鮮やかなバケツブルーに塗ってみたのですが...。ぬらなきゃよかった。私ではどうにも釣れず(忍耐力が皆無なので)、これだけはねばりのあるくまに頼みました。30分もかかりました、やれやれ。結局昼過ぎまでかかって、19色の写真を撮り、後の2色はピンボケのため写真なしで終了しました。いや~、無茶な企画でしたが、ココニョロもKFSもよく頑張りました。

久しぶりの俎板サイズ。
2匹目と太さは同じなのに...

本日の企画はニョロニョロです。

受付のさちこさんは大喜び。

もちろんみんなでいただきました。

柿田郎さんが収穫したピーマン(ハバネロ)
を口にしてしまった酒キムチさんは...
その後DyDoさんもひっかっかり、
酒の妻みさんは、DyDoさんの嘘を看破。

ハバネロのせいか、境川で次々に
魚を釣り上げる酒キムチさん。
ハヤ、ウグイ、そしてニジマス。

2006年2月25日

午前8時から午後7時 106匹  (ニジマス)
ヒットルアー: KFS 0.8g カーキ&ダークイエロー(くまが彩色)、ALF 1.5g 赤金(自分で彩色)、
        TOM各種各色、ココニョロ 各色 等

先々週から兆候が出てはいたのですが、今日のKFSの池は南5号池を除いてどの池も調子がおかしかった。調子が悪いというより、なんかおかしいという感じなんです。1月の終わりは春モードに入り、魚の追いも出てものすごく引いたのですが、今日はなんか魚の元気がないというような感じでした。水量が少し減っているのと関係があるのかもしれません。水はクリアで、昨日に比べても暖かくなり、魚の調子が良くなってもよさそうなものですが、食欲がないのか魚の反応も悪く、振り向きざまにリアクションバイトをするだけで、全然ルアーを追いません。放流魚はそれなりにルアーを追うのですが、それでもなんか動きがトロいような気がしました。柿田郎さんがこまめに放流してくださったので、釣れないことはないのですが、放流魚しか口を使いません。リーサルウエポンのTOMを投入するはめになってしまいました。
なんといっても今日のメインイベントは馬ん蜂争奪戦。先々週、北海道の馬の助さんがいらした時に切られた2匹のうちの1匹です。モジャ公さんが拾って受付に届けてくださったのですが、馬の助さんのご好意で、争奪戦の景品に提供してくださいました。究極のリアル系蜂ルアーです。ほしい~。これは柿田郎さんもほしかったようで争奪戦にマジモード参加。「うまい人が獲ってしまっても面白くないら~」と、受付の幸子さんに思いついた番号を書いてもらい封印して、9人の参加者のうち封印されたX番目に釣った人が景品をゲットするというシステムです。3、5、7くらいが狙い目でしょうか。もちろん釣れないと景品はもらえません。まず1投目で柿田郎さんがヒット。ふっ1番目はまずないね。と思ったらバレてしまいました。柿田郎さん、わざとですね。そ、そうしたらなんと次は私のココニョロにヒット。バレろ、バレろと軽くテンションを緩めてみたりしたのですが、しっかりフッキングしてしまっていました。こういうとき、ココニョロって融通がきかないんですよね(泣)。「だれか先に釣って~」とルアータッチせずに待っていたのですが、みんな1番はいやなのか3人ルアータッチせずに魚をかけたままになってしまったので、OKということになってしまいました。これで3番が出てしまいましたが、幸いくまが6番の方に競り勝ち5番で釣り抜け。残り3人はなかなか釣れずに長くかかったのですが無事に勝負が終わりました。封印を開けると、幸子さんの書いた番号は5番!予定通り、馬ん蜂はわたしのものとなりました。うれし~、うれし~、うれし~~~~。幸子さんどうもありがとう。

わたしの馬ん蜂~♪

くま、5番をゲット。

今日はこれで、来た甲斐がありました。
もう帰っちゃおうかな~と思ったんですが、
けっきょく夜までいました。

shinさん、とっても嬉しそう。
でも俎板使おうよ。危ないじゃない。

南5号池でTOM投入。
高反応でたのしかった~☆。

へんだな~、DyDoさんが3号池にいるはずないし。
「あっ、僕 shin さんの弟です。はじめまして。」

2006年3月4日

午前8時から午後4時半 131匹  (ニジマス)
ヒットルアー: Noa 0.9g 赤金、Nuts 茶色・ピンク・マットクリア、
         フラットクラピーMR メロンシャーベット、ココニョロ 各色 等

3月になり渓流が解禁になったせいか、今日のKFSは駐車場にわずかな空きがある程度の程よい人入りでした。陽射しも暖かく、ようやく春になったような感じがします。今日気がついたことは普段でもクリアな水が、いままで以上にジンクリアになっていたことと、一部の池で藻が浮いてしまっていたこと。魚の調子は先週に比べれば回復してきているようで、まだ喰いは浅いもののルアーへの追いが出てきました。放流魚はよく働いていましたが、ちょっとサイズが小さくなっていました。北池、南池どこでもまんべんなく釣れて、KFSらしさが戻ってきたような気がしました。

いい天気で暖かな一日でした。

馬ん蜂、アタックは多いのですが、
フッキングに苦労しました。

現れてすぐに釣っているO林さん。
池の調子が上がる時が分かるの?

ひや~、本当に皮一枚。
よくこれで獲れたものだ。

3人そろって真剣にサイトで釣ろうと
しているものがあります。

今日一番不幸だった人。笑顔が
こわばっています。でも、すぐに...

2006年3月11日

午前8時から午後5時半 111匹  (ニジマス)
ヒットルアー: Noa 0.9g 赤金、ココニョロ 各色、ココクラ30(プロト) 等

最近その兆候はあったのですが、ついにバラシ病が再発してしまいました。昨夜のすその釣行がわるかったのでしょうか。バラシまくりです。途中で抜けてしまうのもあったけど、手元で「あ゛っ」というのがものすごく多かった。釣れた分と同じくらいバラシているのではないかと思います(泣)。
先週来た時は良くなってきたと思ったのですが、魚が確信をもってルアーを食ってきません。ぱたぱたっと2~3匹釣れるとピタッと止まってしまいルアーを結びかえるか場所を動かないと釣れません。そういう訳で、年がら年中うろうろと釣れるところを探して放浪し、のべつまくなしルアーを結びかえていた一日でした。くまも3号池で完全に負け気分。それでも他の池に癒されようと出てきてはやっぱり釣れないのですごすごと3号池に戻っていっていました。くまは「今日は魚が全然動いていない」と言っていました。池のコンディションがやはりあまり良くないようで、養魚スタッフの方々が一生懸命ダメージ魚や藻をすくい、池のメンテナンスをされていました。どうもありがとうございました。お疲れさまです。

今日もDyDoさん改めshin之助さんが
ビールを買いに池を離れたお兄さんの
ためにさくっ。

とうとうshinさんやりました。ホウライです。
でもshin之助さんが駆けつける足音に
驚いた魚が暴れて...ぷちっ。

鼻の穴が広がってしまいまする~。

北池ではO林さんもフライの練習。
写真を撮るまで切られないように
待っていて~。

りじちょうも写真を撮ってもらいたいらしい。
ポーズをとって待っていてくれました。

北池まで来て勝負する懲りない人々。