柿田川フィッシュストーリー
とにかくお魚がいっぱいいて、ここでなら釣れるかもと思わせてくれる釣り堀です。
水がきれいで一年中マスが元気に泳いでいます。
「釣りの極意は放流だね」と言い切る社長・柿田郎さんのおかげでいつも楽しませていただいています。

柿田郎さーーん、今日はシブイよ。足元放流お願いします。

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2005年7月2日

午後1時から夕方5時半まで 36匹  ( ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー オリーブグリーン・放流赤金、ディープクラピー グローカニミソ 等

寝苦しい暑い夜が続きました。くまも夏ばてでグロッキー。とても朝から一日はもちそうにないので、うな繁さんで鰻を食べて、昼過ぎからKFSに行きました。今回の目的は鰻を食べることだったので、もう既に目的は果たしています。
柿田郎さんにご挨拶をして1号池を見ると、なんと有名アングラーと有名エキスパートが並んで釣りをなさっていました。陽も高いというのに、ぼこぼこ釣っていらっしゃいます。この人達が釣れているからと言って、今この池が釣れるっていうわけじゃないんだけどな~、と思いながら池の右側に入れていただきました。案の定、特別釣れる状態という訳ではないようですが、なんとか数匹ニジマスをキャッチしたところで、柿田郎さんとくまがやってきました。くまも並んで釣りをしますが、やっぱり特別釣れるわけではないようです。あそこの人達がおかしいのよね。ダイドーカップの時以外は、本当に年がら年中竿が曲がっています。でもその後、柿田郎さんが放流してくださったので、放流用のスプーンで新しい魚を拾い釣りしました。ヒットは大変多かったのですが、ちょっと魚が小さくて魚の自重ではフッキングしないので、ちゃんとあわせてやらないとバレてしまいました。
くまはと言うと、相変わらず3号池で粘っています。柿田郎さんの言によると、今日は大目に入れたのに(大林さん以外は)釣れていないので、かならずいい時が来るとのこと。その時を待っているようです。そして私が北池に行っているうちに、冷凍庫が一杯だというのに、ちゃっかり1本いい型のホウライをキープ。こうせいさんに半身をもらっていただいて、残りの半身をクーラーボックスに入れていました。くまは、キープできてとても喜んでいました。どうか皆さん、くまが釣ったら半身もらってやってください。
ところで、くまがキープしたホウライ、今日(3日)晩御飯にお刺身とバタ焼きでいただきましたが、一切口に入れて、思わず「うめぇ~」。どうしてこんなに美味しいんでしょうか。これだけは柿田郎さんを褒めないといけないかもしれません。ご馳走様でした。

今日もコバルトマスの見学会が
開催されていました。

痛たたたた。右手を痛めているので
釣れると痛いんです。

昼過ぎから始めて、ホウライ3匹。
まあまあかな。

獲った。 なんかうれしい。

2005年7月13日

朝8時から正午まで 65匹  ( ニジマス)
ヒットルアー: ウィーパー 0.9g ブラウンクリケット・九官鳥、ココニョロ、
         ミディアムクラピー ピーチシャーベット 等

世が世なら、北海道で活性の高いマス達と戯れていたはずだったのですが、諸般の事情で北海道釣行はキャンセル。せっかくの夏休みなので、無理をしないように慣れているKFSに行くことにしました。それも午前中だけという条件付きでした。8時すこし前にKFSに到着、さすがに駐車場がすいています。平日は久しぶり。柿田郎さんの漁場調査風に書くと、「午前中陽がさすときもあったが、おおむね曇りでしのぎやすかった。空いていたのでまあまあ釣れていたようだ。ただ風があったので軽量スプーンでは釣りづらかった。」というところでした。南池も北池も1号より2号の方が釣れました。とっても調子がいいというわけではないものの、プレッシャーが低いので2~3匹ぱたぱた釣れてはしばらく休み...といった感じで、ルアーを変えたりアクションを変えたりするとまた釣れるけれど、それほど爆釣にはなりませんでした。
朝一はスプーンで釣っていたのですが、ひとしきり釣った後、先日届いたココニョロを試して見ました。スローに引くと大きくウォブリングします。けっこう動きは大きいんだけど、なんとなくくねくね感があっていい感じです。魚にもアピールするみたいで次々に見に来ていました。フックが前むきについていたので食い上げでヒットするのかと思ったのですが、今日は横からひったくるようなあたりの出かたをしました。少し水深のある池の方が面白いかも知れないと思って5号池にいってみましたが、やはり横からあたってきました。アタックして来れば素直にフッキングしてくれるところを見ると、動きの割りにフックポイントが安定しているようです。ココクラよりフッキングは楽かもしれません。ただ、動きが大きいからもしかしたらすれやすいかも。
週中の平日ということで、南1・2号池以外はどこでも貸切状態で、久しぶりの平日天国を楽しみました。

本当に調子悪いの~?そうは見えないけど。
本当なんだよ~。

噂のココニョロ。よく釣れました。

2005年7月16日

朝8時から正午まで 68匹  (ニジマス、パーシモン)
ヒットルアー: bux 1.5g レンガ色、Leon 1.5g 蛍光オレンジ、
        九重オリジナルニョロニョロルアー(ココニョロ)、ミディアムクラピー ピーチシャーベット 等

昨日のすそのに続き、本日は定番KFSへ。今日は土曜日なので放流があるはずです。それに今日から、なんちゃって渓流の鮎釣りがスタートします。いつも3号池に張り付くくまも、今日は3投してすぐになんちゃって渓流に向かいました。鮎釣り実行委員会副会長様もすでに支度を整えていらっしゃいます。私は鮎釣りの様子が近くから見られる5号池で釣りをしていましたが、なんとくまが早々に1匹鮎をキャッチしました。早速鮎を氷でしめて、次のキャッチににそなえてビニール袋をくまに渡しました。くま、がんばってね。今晩のオカズよろしく。副会長はシラスの頭だけを鮎用の針に付けてエサ釣り。くまはそんな用意をしてきていないので、チータ 0.8g に、VAN フックのエキスパートフック(他の針では掛からなかったそうです)で釣っています。何度か口を使ってくれるそうなのですが、反転しないので掛かりません。くまはすっかり熱くなってしまっていました。私は、副会長の友釣りや拓海君や実穂ちゃんの鮎釣りを見学した後、北池へ移動しました。
どういう訳か今日のKFSはとても空いていて、北の1、2号池は貸切状態でした。それにしても梅雨明け前とは思えない好天で魚の活性は今一つです。と、そこにフォークリフトで藤井さんが登場。2つの池に山盛り放流して下さいました。この頃にはくまも私の様子を見にやってきていたのですが、放流用スペシャルスプーン(ウォーターランドのレンゲ どピンク)を付けて早引きし、とんでもない爆釣を始めました。隣で見ている私が毒気を抜かれてフックミスを連発するような爆釣ぶりでした。レンゲって、放流の直後専用なのね。私も心を落ち着けてLeonやbuxを使い、小一時間放流効果を楽しみました。くまは最初の爆釣で飽きてしまったのか、馬の助さんのプロトタイプの釣り方を研究していましたが、ココニョロの泳ぎを動画で撮影したいというので、私がココニョロを使い、くまが撮影することにしました。
昼近くなり、南池に戻りましたが、くまは再び鮎釣りに熱中。私は北池の放流で釣りは堪能したので、後は休憩。昼過ぎにKFSを後にしました。

鮎釣り解禁。KFSのユニークルールで、
ルアータックルで楽しめます。

ルアータックルで友釣りも。
最初の1匹は、ミノーで友釣り。

不定期連載 今週の馬の助
今週のお題は、爆蝶(プロトタイプ)
相変わらず見事な彩色です。

今夜のおかずは、鮎の塩焼き。
20cmオーバーの大きな鮎です。

2005年7月23日

朝10時半から午後4時半まで 60匹  (ニジマス、ヤマメモドキ)
ヒットルアー: bux 1.5g うす茶色(自分で彩色)、ミディアムクラピー ピーチシャーベット、
         TOM ツチノコチビ ウッドブラウン 等

我が家ではここ20年来、お世話になった方へのお中元は山梨県一の宮の甲池屋さんの桃に決めています。7月20日を過ぎてそろそろ白鳳が出始める頃になったので、朝桃を買いに行きました。インターネットで渋滞予想を見るとなんと中央道は6時からの予想。眠い目をこすって4時半に出かけました。店についたのが6時過ぎ。さすがにこの時間にお店はやっていないだろうと思ったのですが、なんとその日は早く開けたということで、開店していました。小池さんが収穫から戻るまで、試食の桃をいただきながら(皮ごと食べるのが山梨スタイル。大きな桃1個でおなかいっぱいです)、桃狩で14個を食べた女子中学生の話とか、美味しい桃は柔らかいものだと思っている人の話とか、このあたりのお祭りは地元の男衆がどピンクの浴衣を着て神輿を担ぐ話とかを伺い、桃の送りを済ませたのが8時過ぎ。いつもお世話になっている柿田郎さんや師匠にも桃を召し上がっていただこうとKFSへ行ったのが10時過ぎになりました。でも、今日は師匠はお見えにならなかったので、師匠の分の桃は皆さんといっしょに釣り場で食べちゃいました。
最近にはめずらしく涼しい日だったので魚の活性もいいかと期待したのですが、これが全然ダメ。活性がないようにも見えないのですが、なぜか魚は居心地悪そうにぐるぐると池の中を泳ぎ回るだけで、ルアーを追いません。唯一仕事熱心だったのが、特別放流のヤマメモドキ(海産サクラマスの子孫を淡水養殖したもの)でした。くまは本日の特別放流の後、7号池で巨大ヤマメモドキを何本かキープ。私は北池にいたのですが、くまが呼びに来てくれたので南池に戻り、2号池で1匹ヤマメモドキを釣ることができました。数万匹のニジマスの中に泳いでいる少数のヤマメモドキが釣れてしまうということは、いかにヤマメモドキの活性が高く、またニジマスがサボっていたのかということを示しています。なんちゃって渓流の鮎も1週間ですっかり苔を食むようになってしまい、ルアーやエサでは釣れなくなってしまいました。友釣りでは釣れるのでしょうけど、最初の1匹が難しいようです。
土曜日にしてはとても空いていて好きな場所で釣りができたのですが、終始盛り上がらないままぽつぽつと掛かる魚を拾って夕方近くなってしまいました。しのぎやすかったのが唯一の救いでしょうか。4時半に釣りを止め、帰路についたのですが東名は流れていたものの首都高は用賀から谷町までべったりつまり90分かかるとの事。うんざりしていたところ、地震による警戒情報をカーナビが受信しました。どうやら首都高はしばらく閉鎖されていたようです。東京は震度5強の強い地震があったとのこと。これで魚の機嫌が悪かった訳が分かりました。新潟中部地震の時もしばらく関東北部の釣り場は釣れなくなりましたし、鯰でなくても魚は地震の影響を強く受けるのでしょう。

美味しい桃を買いに一の宮に行ってきました。

だらけながら釣りをするわたし

北3号ではこんな方も。
昼寝日和ですよね。

巨大なヤマメモドキ。かるく尺上あります。
繁殖期直前の荒食いモードでした。

2005年7月30日

朝8時から午前10時半まで 23匹  (ニジマス、ブラウン)
ヒットルアー: ミディアムクラピー ピーチシャーベット、ココニョロ茶色 等

先週とはうって変わった大混雑。朝8時には駐車場はほぼ満杯でした。おまけに厳しい暑さで陽射しもギンギン。スタッフの皆さんも忙しかったようで、南3号池以外は放流もまだ、という状態だったので、当然の事ながらとても渋かったです。マイクロスプーンではのせるのに苦労しました。プラグの方がどちらかと言うと強いあたりが出て良かったようです。朝一南3号池で3投すると、ブラウンが釣れました。くまは、なんちゃって渓流の鮎にはまっています。群れの中にルアーを通すと、時々体あたりが出るそうですが、全然のりません。でも、1箇所だけ鮎がルアーを追う場所を見つけたそうで(縄張鮎がいるところ)、そこにルアーを通しどうにか夕食のおかずを4匹ゲット。他ではあんまり釣れなかったようですが、満足していました。
とにかく暑かったので、熱射病になる前に早々に退散しました。
久しぶりに3号池で釣れました。

遊びに行きたい柿田郎さんは、
一生懸命働いています。

2005年9月3日

夕方5時半から夜8時半まで 35匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ蛍光ピンク、Leon1.5g蓄光ピンク 等

日中の暑さを避けて、夕方から釣行。KFSに着くとおなじみの皆さんが「何か久しぶりだね」と声をかけてくださいました。それに「すそのに行ってきた?」とか「今夜は泊まり?」とか。いえいえ、うちから直行で来ましたし、泊まらずに帰りますってば。3号池で3投してまるで相手にしてもらえなそうなので、誰もいない5号池に向かいました。さすがに夕方、川からの風が涼しくていい気持ちです。ココニョロで様子見をしようとキャストすると早々にヒット。元気なホウライでした。空いているので池のあちこちに投げてみますが、どこもなかなかの好反応。立て続けに3匹キャッチしました。3匹のうち2匹が下あごにフッキングしていたのでタナより下目を引いていたようです。ロッドティップを上げるようにしてなるべく表層近くをひくようにすると例によって口の横でフッキングするようになりました。あたりはだんだん暗くなってきて、魚がよく動いているようです。3号池の方を見るとずらりと人が並んでなかなかの盛況。池の中心あたりの方の竿がまがっていました。
暗くなってきたので蓄光ピンクのスプーンに換え、比較的順調に数を伸ばしましたが、ときどきかかる良いサイズの魚以外はそんなに引きません。KFSのナイターだから、よく釣れるんだけど、何かもの足りない感じです。首をかしげながら釣りをしていると、くまが3号池から1号池に移動するのが見えました。様子を聞きに私も1号池に行くと、3号池でぜんぜんつれていないので、ボウズ回避のために移動したとのこと。ところが1号池でも魚の反応はいまひとつのようです。私も数投してみましたが、くいが浅くてのせにくい感じでした。5号池の方が反応がいい、とくまをさそって5号池にもどり、何匹か釣って、やはり3号池に戻るというくまについて私も3号池に移動しました。その後は3号池でキャストしてはいたのですが、なんだか釣れる気がしないで皆さんがヒットするのを見学。結局3号池ではかすりもせずにすこし早めに終了としました。くまは最後まで粘って最後の最後にホウライとでかパーシモンをキャッチしました。

今日もココニョロ活躍してます。

くま、ボウズの危機。でも最後にたて続け
に2匹キャッチしました。

2005年9月23日

夕方5時から夜8時まで 46匹  (ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ蛍光ピンク、Bux 1.5g蓄光ピンク、ウィーパー 0.9g 放流赤金 等

朝寝坊をしてすっかり今日はお休みモードに入っていたのですが、KFSのHPを見ると柿田郎さんがライブカメラが壊れたと泣きついていました。ライブカメラの画面を見るとすっかり灰色。定期更新はされているようなので、「ありゃ~カメラの画像処理部分がイカレタかな」とくまが言っています。3連休の初日で明日からは雨が予想されているので、出遅れは痛いかもしれません。でもカメラが壊れたとなると柿田郎さん得意の電源のオン・オフじゃどうにもならないなと思い、KFSに向かうことにしました。首都高は順調に走ったのですが、東名に入ったとたん25Kの事故渋滞。おまけになぜか前方に伸びて行きます(後ろに伸びるのなら分かるんだけど)。結局30K以上渋滞につかまって、KFSまで4時間半かかってしまいました。これだけかければ鹿島槍にだって行けた。くっすん。
KFSについて受付で様子を見ると、なんとネットワークにも繋がりません。「最近なんだか調子が悪いんだよ。時々つながらなくて」と柿田郎さん。(一ヶ月旅行に行かれていたので、最近って帰ってこられてからのことのはずなのですが...) くまが一生懸命格闘したのですが、どうにもならずに諦めて無線ルーターを買いにいくことにしました。新しいルーターに替えると一旦はうまく繋がったのですが、新しいルーターはなんだか簡単設定になっているらしく、細かい設定をしようとすると言う事をきかないようです(おまけにマニュアルもついていないし)。設定が終わると、どうやらカメラは生きていたようで、画像を送信しはじめました。でも、これがなぜか、ピントが合っていないと柿田郎さんが調節すると...やっぱり灰色の画面になってしまい、2度とつながりませんでした。どうしてだかわかりませんが、ルーターとカメラと同時に壊れてしまったようです。これは破壊の神が柿田郎さんと一緒にKFSに降臨されたに違いありません。結局カメラも替えて、作業時間3時間。私はそばでずっと見ていました。なにやっているんだろう。
さて、ライブカメラも復活したので釣りを始めることにしました。今日のテーマはココニョロのラインブレーク対策。どうもココニョロが切られやすいと製作者の古味さんとメールでお話していたら、もしかしたらリップにラインが絡まって痛んでしまうのかもしれない。スプリットリングをスナップに替えてみてくださいとアドバイスをいただきました。これはあるかもしれない。糸の結び目がリップより外にでるように大きめのスナップ(1号)に替えてラインの痛み具合をこまめにチェック。あまり大きな魚がかからなかったので、実験としては精度に問題がありますが、確かに効果があるようです。ラインの痛み方が違いました。夜暗くなってから3号池で2匹デカホウライをかけたのですが、3ポンドナイロンラインで切られませんでした。ココニョロがどうも切られやすいと思われている方は是非ためしてください。(古味さん、どうもありがとうございました)
くまはというと、ずっと3号池にへばりついていて、ばしばしとアタリをとっていたのですが、4連続ラインブレーク(それも、歯にあたったのかふっと糸が切れてしまう)、そしてバラシまくり、しっかりフッキングするとスレという悲惨な状態で、結局3時間でキャッチは黄色いのを1匹だけ。すっかり耳ぺっちゃんになってしまいました。きっと運転長かったんで疲れちゃったんだね。

3号池でヒット!ココニョロ様強し。

おいしそうなホウライでした。