2007年4月27日

朝5時(日の出)から夕方6時半(日没)9時まで、200匹はいかなかった (ニジマス)
ヒットルアー: デカニョロL(150%モデル)、デカニョロM(125%モデル)、
        TOM バレット40F パールホワイト、ALF 2.7g 各色 等


北海道遠征2日目、やっぱり例によってFA尻別川の朝マヅメを狙いにやってきました。馬の助さんの情報によると、昨日もしくは本日放流があるとのこと。夜明けと同時に釣りを開始しましたが、産卵期の黒ずんだ魚に混じって、グリーンバックの銀ぴかの魚が釣れてきます。昨日放流したのかな、とは思ったのですが、おれにしてはどうもアタリが小さい。半信半疑のまま釣りを続けましたが、社長さんに伺うと放流は今日の午前中、昼になってしまうかもしれないということでした。ということで午前中は冬の間池で越冬した50cm程度のおおきな魚に遊んでもらいました。冬の間あまり食べていなかった魚たちは、ややスリムな体形なものの、例によって爆発的なファイトを見せてくれました。うれしかったのは、自作のデカニョロで釣れ続いたこと。ディープクラピーや普通のココニョロは不調だったのですが、デカニョロLは爆釣でした。たぶん水温が低くまだ棚が深かったのだと思います。50cm前後の魚が時速15〜20匹くらいで釣れ続いたもので実は午前中でおなかいっぱい。でもどうしても放流が見たかったもので、午後までやってしまいました。
放流はと言うと、いや〜いいものを見せていただきました。何から何まで手作りのすばらしい放流でした。まず、放流車は普通のトラック。その荷台にビニールシートを敷いて池の水をはっただけ。ストック用の池は、まわりが藪になっており、その池で網を引くのですがこれが大変。網は絡まるし、藪に引っかかる。2時間以上かかってようやく網を設置し、エサを撒いて魚を網の中に誘導します。そして網を手繰って、魚を集めた後、ラバーネットで掬い上げた魚を持ってトラックまで走る! いや〜ご苦労さまです。
放流後は、30cmアップの魚が当然入れ食い。結局日が暮れるまで遊んでしまいました。次から次へとどんどん釣れる〜っとサルになろうと思ったのですが、魚がちょっと大きくて強すぎてファイトに時間がかかり、今ひとつサル感の薄い入れ食いでした。
フィッシングエリア尻別川
2007年9月24日

午前5時45分〜11時 20匹くらい?
ヒットルアー デカニョロからし、ココニョロチョコボウロ、こざらし 等

北海道釣行2日目、本日はBigFight松本さんでフライフィッシング祭りが開催されているためFA尻別川さんにお邪魔しました。いつもですと夜明け前に到着して明るくなってきたところで釣り開始というタイミングなのですが、今日はちょっとゆっくりめですっかり明るくなっていました。朝の気温が6度くらい。先週までは北海道も暑かったようなのですが、ここ数日でストンと気温が下がったようです。そういうわけで魚の反応もボトム中心にたま〜に、といった感じ。クランクでボトムを引いてくると時々急にバイトがあるのですが、どうもうまく乗せることができません。ロッドを煽っても巻きアワセでも抜けてしまい、はじいてしまう感じがあります。くまはスプーンがよくないのでクランクでぼつぼつ釣っているのですが、私はぜんぜんだめで、だんだん釣り方が分からない気分になってしまうしまつ。結局終了近くなってロッドを柔らかめのものに替えるまでずっと「乗らない〜!」「またバレた〜!」の繰り返しでした。ロッドを替えたらどうにか乗るようになったのですが、FA尻別川にしてはめずらしく難しめの1日でした。でも魚のコンディションは最高。夏のはじめに来たときにはまだ細めだったボディが充実し、体高も出てものすごくパワフルなファイトをしてくれました。本当にここの魚は強くて、早くて、ジャンプして、しかもばてません。どの1匹を見てもほれぼれする程美しい魚体で、1匹釣るごとに見とれてしまいます。開始後たった2匹で腕が痛くなって、もう満足だったので、あまり数が釣れなくても充分楽しめました。また、今日も午前中は貸切だったのでとてものんびりすることが出来ました。終了近く、だいぶ水温も上がってきたようなのでこざらしをキャストすると、着水と同時に水柱があがり、ようやくトップで待望の1匹をキャッチして釣行を終了することにしました。

今回の釣行のアルバム食い倒れ日記はこちら。
北海道道央、磯谷群蘭越町にある2004年4月にオープンした新しい釣り堀です。尻別川の川水を利用した大きな池が一つあります。営業時間は日の出から日没まで。朝は受付の名簿に名前を書いて始めるシステムになっています。後から管理人さんがいらしたら料金を支払います。池は1つ。水は笹濁り、管理棟から見て右手前に流れ込みがあり1級ポイントになっています。

ココニョロ(チョコボーロ)もがんばりました。

A.オリゼーで釣れた3つ目の釣り場に
なりました。

ぴかぴかで、ぱんぱんの魚体をしています。

どっか〜ん、ぎゅい〜〜ん!
夏の間に栄養を蓄えた魚の引きは強烈。

おっ、大きいかも。
takadaさんの竿が伸されそうです。

やっと寄って来たのは銀毛したニジ。
サクラがきたのかと思いました。

船周りでも連発です。

とってもよく釣れて、たのし〜。

「おやぢ」にもきました。
き、きたろ〜。

自作のコダピーで釣れました。
うれし〜。

わはっ、わはっ、わはははは。
笑いが全然止まりません。
完全にサルになってしまいました。

こんなにきれいな魚体の魚ですもんね。

やおら携帯を取り出して、
魚のシッポとヒレを写メ。

煙草を咥えてしぶく釣り始めました。

2007年6月30日

朝6時から午前11時まで、たくさん (ニジマス)
ヒットルアー: ALF2.7g黒、Will2.1g黄色、コダピーからし、デカニョロ&ココニョロからし 他

北海道管釣行3日目、FA尻別川は小雨の中でした。土曜日なのですが天気予報と札幌の天気が悪かったため、この日の午前中は貸切状態。どんなもんかな、と試しに釣りはじめると早速反応がありました。中型のニジマスが元気よくばんばんアタックしてきます。これは、もしかして、...最近放流があったのだろうか。後で伺ってみたら、やはり先週放流をされたようです。またあのものすごく大変かつダイナミックな作業をなさったのですね、本当にごくろうさまです。今回の北海道釣行では、私たちはお遊びだったのですが、takadaさんはBigFight松本の10周年のお祝いのためにいらしたのでBigFightでは半分お仕事モードでした。でもここでは他にお客さんもいないのでご自分の釣りを満喫する事が出来たようで、ふと見たらtakadaさんがへんな人になっていました。だってわは、わは、わはははは、とずっと笑い続けているのです。ALFの黒が大当たりで、あまりに釣れるので「やばい、このままじゃサルになる」と自分にセーブをかけたのだそうですが、レイブのからしがまたまた大当たりで、どうしても笑いがとまらなくなってしまったようです。確かにtakadaさん、いつ見ても釣ってるし。1時間も釣った頃にはもうすっかり満足で、もういいや、という気分だったのでみんなでコンビニまで買い出しに行きました。戻ってきてしばらくすると社長さんがいらっしゃり、その後若社長さんと弟さんもいらしてご一家で歓迎してくださいました。最近はあまり大きいのは入っていないというお話しでしたが、ちょっとタナを下げればいいサイズがヒットしますし、あいかわらずの美しい魚体で、takadaさんも引きの強さにびっくりしていらっしゃいました。ちょっと残念だったのは、今回はデカニョロにあまり反応がよくなかった事くらいで、相変わらずの爆釣エリアっぷりでした。私はFA尻別川がとても好きなので、takadaさんも気に入ってくださったようなのがとても嬉しかったです。

網を張るのがとても大変そうです。

この大きさがアベレージサイズなんです。

バレット40F、沖目でばしっときました。

2004年10月9日

朝5時半から10時半まで、52匹(ニジマス、ヤマメ)
ヒットルアー: 九重クランク ペレット・ブラック・ブラウン、アルフレッド 2.7g 肌色、
         ミディアムクラピー オレンジ 等

朝まだ暗いうちに釣り場に到着して、日の出とともに釣り始めました。投げたルアーの着水もよく見えない状態だったのですが、1投ごとにヒット!でもフックアップしません。口が堅いのか、ガツンとアタッてのった後バレる。3投3バラシ。いきなり泣きそうでした。隣で蓄光ピンクのスプーンを投げていたくまがスプーンの方がいいよというので、アルフレッドに交換。やっとフックアップさせることができました。開始30分はまさに入れ食い状態。35cmから45cmくらいのニジマスが次々にヒットして信じられないくらいの強さでファイトしてくれました。開始30分にしてもう腕が痛い。
陽が差してくると入れ食い状態は一段落しました。水面は静かでライズはありません。池を一回りしてみたくまが、やはり流れ込みのところに魚が集まっているようだ。流れだしのある奥の方は釣れないといって戻ってきました。その間私はルアーをココクラ(九重クランク)に替えて釣り始めていましたが、少しテンプラぎみにキャストしてわざと着水音をたてると、着水と同時にガバっと魚がでることを発見しました。真夏でもないのにおもしろーい。そういえばスプーンでも着水後のフォーリングで喰ってくることが多く、引いてきて喰わせることは難しかったようです。どうも魚が縦の動きやイレギュラーな動きに反応していたようです。
8時半くらいにオーナーさんがいらしたので、ご挨拶してお話を伺ってみると、ここ3日くらい前から雪虫が飛び始め、急にパターンが変わったとのこと。小さな虫を吸い込むように補食していて夏パターンの大きなルアーには反応しなくなったそうです。あまりにもきれいでパワフルな魚だったので、どこから入れていらっしゃるのかを伺ったところ、浜益の岩崎養魚場から稚魚を仕入れて自分のところの池で3年くらい育ててから放流なさっているとのこと。尾びれが三角形に張り出した本当にきれいな魚体でした。おまけに死魚もダメージ魚もまったく見かけませんでした。
9時半くらいから急に水面でライズが頻発しだしました。どうやら小さな虫がハッチしだしたようです。池の様子からみると魚も動き活性も上がっているのですが、この頃から表層でのルアーへの反応が極端に悪くなりだしました。この状況下で唯一釣れ続いたのがココクラの黒と茶色。着水後気長にカウントダウンし、中層をゆっくり引いてくると百発百中。延々と釣れ続く私を見て、くまがどうして?と首をかしげていました。だって特別のルアーを使っているんだもの。10時半頃キャッチ数も50匹を超え、良いサイズの魚がかかり5分くらい格闘したら腕が痛くてたまらなくなったので終了しました。あ〜楽しかった。くまは最後までパターンが見つけられなかったようで、大型の魚を30匹以上キャッチしたにしては消化不良で不満そうでした。
そうそうここのトイレは大変きれいで快適だったのですが、女性用のドアの鍵が壊れているので気を付けてください。

池にはゲンゴロウが泳いでいました。
自然が豊かな証拠ですね。

きれいな子ですよね。

FA尻別川の魚はよくジャンプします。
楽しい〜。

辺りでは稲刈りが始まりました。










時を移さずに池にドバ〜。

掬ったら走る!

人の作った魚として、非常に完成された
美しい魚体です。

FA尻別川の魚はよく引きます。

デカニョロLはFA尻別川の魚に好評でした。

こんな感じのところです。

足場はよく整備されていて釣りやすい。

はい、こっち向いてにっこり〜。
無理〜。だって凄いパワーなんだよ〜。

尻別のマスはココクラが大好き。

パワーの元は大きなヒレと三角の尾ビレ。

ひえ〜、すごいとこにかかってる。

2005年5月2日

朝4時半(日の出)から11時半まで、43匹(ニジマス)
ヒットルアー: アルフレッド 2.7g 蓄光ピンク(自分で彩色)・カーキ、九重クランク グロー・ブラウン、
         ピリカモア グラデスパーク 2.6g #50、馬の助 飛び丸 等


今日は北海道の有名なルアービルダーの馬の助さんが、FA尻別川に来てくださることになっています。うれしいな〜。馬の助ルアーの使い方を教えていただこうっと。FA尻別川は夜明けから日没までが営業時間です。前回朝マヅメの大爆釣に味をしめたくまが「夜明けからやろうよ」というので、日の出時刻を調べたら、4時半! 冗談じゃないです。でも、目覚ましがなる前に起きてしまったので、4時過ぎにFA尻別川に到着。もちろん誰もいません。ゆっくりと支度をして、流れ込みの1級ポイントに陣取って第一投。あれ? 気を取り直して第二投、あれ、どうしちゃったの? そして第三投、もぞもぞ。なんか変だな〜、でもアワセてしまえ、えい。あ、のった。昨年の秋おじゃましたときは、一気に竿を持っていかれるような強いアタリがあったのですが、今年はまだ冬モードのようです。アタリが小さいなんてもんじゃありません。違和感がある程度です。それにアタリがあったときにちゃんとアワセるとすっぽぬけてしまいます。アタリがあったら、ちょっと送り込んでやって、その後すぅぃ〜〜〜ぷにゆっくりとよいしょ〜〜。魚が気が付いて抵抗しはじめたら、もう一度追い合わせ(口が堅いので、追い合わせを入れないとバレてしまいます)。え〜ん、こんなのFA尻別川じゃな〜〜い。でも、新しい魚のようで魚体は銀毛してぴかぴか。中には異常にトルクのある魚も混じっていて、なんだろうと思ったら銀毛したホウライマスでした。
朝マズメの爆釣のないまま、ルアーや場所を換えるとぽつぽつと釣れ続きました。7時過ぎに馬の助さんが来てくださいました。「はぁ、早いですね。いや〜8時くらいからかなと思ったんですが、やっているんですね〜」 すいません、4時半からやっています。受付のノートを見て笑ってやってください。なんと馬の助さんが最初に結んだルアーはトッププラグ(叔父貴)。と、トップですか〜。管理棟側の短い方の岸に入り、初投から2本連続でマスを引きずり出してしまいました。ライズもほとんどないのにですよ。(馬の助さんと馬の助ルアーの雄姿を見たい方はこちら。秘密の画像もあります。)
馬の助さんがトップで出しているのを見て、くまもうらやましくなって、馬の助さんと同じルアー(飛び丸)にチェンジして馬の助さんの引き方をマネしはじめました。最初は飛び丸が本当に空中を飛んでしまったのですが、しばらくしてばしゅっという軽いスプラッシュ音に、ごぼっいう思い音が混じるようになると、出ました! 本当だ、くまでも出せるんだ。 すかさず竿を下にアワセて、竿を下げた状態でとにかく早巻きで寄せる。(トップは下にアワセて、そのままバレる前に寄せる!これKFS流)。めでたくキャッチにいたりました。馬の助さんやくまがトップで釣っているの見ると、なぜかトップで釣れる魚は大きくてきれい。くまがスプーンに換えたところを見計らって、飛び丸がついたままのくまの竿を拝借(奪って)して、わたしもトップをやってみました。4投目に釣れちゃいました。それも立て続けに2本。やっぱりルアー作成者の釣り方を見せていただくのは勉強になります。
FA尻別川のベストシーズンは、トップでばしばし出て止まらなくなる6月後半から7月だそうです。手首が弱いのであまり長くはできないけど、トップって楽しい。また来たいな〜。馬の助さん、お忙しいところお付き合いいただきましてどうもありがとうございました。とっても楽しい一日が過ごせました。

この魚なに? 櫻鱒? でも斑点がない。
(銀毛ホウライでした)

馬の助さんのマネをするわたし。

やった〜、わたしにも釣れた。
ポッパーで釣ったのはじめて。

不定期連載 今週の馬の助
今日のお題は、もちろん飛び丸 (かわいい)

だんだんいいサイズが出るように
なりました。

矢五右衛門でも釣れました。

2005年9月17日

朝5時半(日の出)から10時まで、46匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー サウザンアイランド、ココクラ 黒、ココニョロ ペレット、
         Bux 2.5g 蓄光ピンク(自分で彩色)等


北海道遠征2日目早朝。フィッシングエリア尻別川の朝マズメにやってきました。まだ辺りが明るくなりきらないうちに第1投。さっそくアタリはあったのですが、残念ながらのりませんでした。そうそう、北海道の鱒は口がとても硬いのでしっかりフッキングしないとのらないのでした。6時半くらいまでは頻繁にあたりがあり、順調にキャッチをのばしました。ヒットした魚はぐいぃんと強い引きで、ジャンプをくり返したり、あしもとから何度も何度も潜ってファイトします。魚がみえてくるとそう大きくもないのにどうして、と思うほど力強いファイトです。十分餌をもらっていると見えて対高のあるきれいな魚体です。
7時くらいにオーナーの息子さんがいらっしゃったので、ご挨拶して料金の支払いをしようと、「おはようございます」と声をかけると私たちをみて、「ホームページで見てますよ、あの、ホットソースっていうのが気になってね。」とおっしゃいます。ひえええ、北海道でうちのHPを見てくださっているとは、それにしてもホットソースの事、9月の「今月のお買い物」に書くはすだったのに、どこに書いたんだっけ。それからしばらくして、若いカップルが車でいらっしゃいました。釣りのしたくをしたお二人は池に入られるのかと思ったら、男性がすたすたと近づいていらして「もしかしてくまさんとさちこさんですか?いつもHP見てます」とおっしゃるではありませんか。しょえぇぇぇぇぇ、1日で2回も!北海道おそるんべし。それまで私はディープクラピーがつぼにはまって爆釣モードだったのですが、動揺のあまりいきなりつれなくなってしまい、気をおちつけるために某所に行ってしまったのは秘密です。北海道の釣り場で声をかけてくださる方がいるなんて、嬉しいのですがはずかしかった〜。この日はクランクへの魚の反応が良くて、楽しい釣りができました。

FA尻別川の鱒はココクラが大好き。

で、もちろんココニョロも好き!

勘弁して、鼻の穴が広がってしまう〜。

本物のグラスホッパー。餌ですね。

FA尻別川は、やっぱりトップで釣らなきゃ。

ここの鱒は、何度も何度も
突っ込んで行きます。

メロンをごちそうになりました。

そしてお昼はお寿司屋さんに行きました。

2005年9月19日

朝5時半(日の出)から8時半まで、30匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー サウザンアイランド、ココクラ 黄色、ココニョロ ペレット、
         Bux 2.5g 蓄光ピンク(自分で彩色)等


北海道遠征4日目早朝。再びフィッシングエリア尻別川にやってきました。昨日雨が降ったせいで池ににごりが入ったようで、おちつかせるために池の水量がだいぶ落としてありました。これはちょっとまずいかも、やはり魚には水が減る(それも急激に)というのはあまり良くないようです。朝一こそぽつぽつヒットがありましたが、これで釣れ続くというパターンが無く苦戦しました。一昨日あんなに好調だったクランクへの反応はいまひとつ。むしろスプーンの方がよかったようです。6時半頃オーナーが見えて「今日はあまりよくないでしょう」とおっしゃり、活性をあげるために池の水をかきまぜたうえ、餌をまいてくださいました。この時はさすがに反応がよくなり、スプーンをテンプラキャストして着水後躍らせるとてきめんヒットがありました。池の反応が一段落したところで、くまが飛び丸(ポッパー)で遊びはじめたのを見て、なるほど、と思い私も飛び丸を使ってみました。まだ餌やりの余韻が残っているのか、水面に飛沫を上げてやるとごぼっと魚が出ます。ただ、なかなかフッキングせず、フッキングしても掛かり方が浅いのか、ばれてしまいます。面白〜い、けどむずかし〜いと騒ぎながら、ようやくいいサイズの鱒をキャッチすることができました。その後池の反応はすっかりまったりしてしまったので早めに終了としました。

池の水がかなり減っていました。

餌が撒かれると船の後ろにナブラが。

チャ〜ンス。もちろんナブラ打ち。

その後も、飛び丸で飛沫を上げると、
なんども魚が出てきました。

2006年4月28日

朝5時(日の出)から11時まで、66匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー 肌色・赤金、ココニョロ カーキイエローベリー、
         ALF 2.7g 蓄光ピンク(自分で彩色)等


北海道遠征2日目、早朝宿の駐車場で車が真っ白になっていました。ばりばりに霜が下りています。寒い〜!それでも、ウブで良く引く北海道のマスに期待をはせてFA尻別川に向いました。この釣り場は日の出から釣りができるので、朝マズメの高活性を逃さないようにまだ暗い内に到着。完全な冬装備に着ぶくれて、ホカロンを何枚も貼って準備ばんたん。それでも寒い。うらやましくてくまに買ってもらったアクアシェルのハンドウォーマー(2月のお買い物参照)がとてもありがたく感じました。
さて、辺りが薄ら明るくなってきたのを確認して釣りスタート。夢は1投1匹、着水と同時にドン。きゅ〜んと竿がしぼられる...はずだったのですが...はずだったのですが...そうはいきませんでした。きっと寒すぎたのでしょう。魚はまだ冬モード全開。蓄光のスプーンをよく光らせて、遠投。ゆ〜くり引いてくると2、3投に1回手前のカケアガリで押さえ込むようなアタリがあります。それでも魚の引きはなかなかのもの。銀色に光る魚体が何度も突っ込んだり、走ったり、連続ジャンプしたり。ここでもまだ魚の産卵期は続いているようで、銀色の魚体に混じって、体側に婚姻色を浮かび上がらせた黒い魚が混じります。こちらの魚もけして弱っているわけではなく、ものすごくよく引いて楽しませてくれます。銀色のマスはやや沖めで、食性で食っているような感じ、黒いマスは岸よりでリアクションバイト(攻撃しようとして)口を使っているような感じでした。まだ池全体の活性が上がっている訳ではないようで、釣れるところと、釣れないところの差がありました。やはり流れ込み(2箇所)周辺には、やる気のあるマスがたまっていました。
蓄光ピンクのスプーンから、ココニョロ(蓄光)に替えてひとしきり釣ると、すっかり明るくなってきました。それからココニョロのカーキイエローベリーでコンスタントにぽつぽつと釣れました。でも爆発はしません。どうも寒さで魚が沈んでいるように思えたので、もう少しタナを深くとろうとディープクラピーにチェンジ。これが本日のヒットパターンにはまりました。ここからは連発もあり、2、3投に1匹のペース。カラーは水色に合わせて、白が少し入ったナチュラル系を使いました。11時に食事に上がる頃にはもう手首が痛くなってしまいました。魚のヒレもぴんぴんで、魚体も充実しており、とても満足のいく釣行となりました。
社長さん、若社長さん、どうもありがとうございました。

辺りにはまだ雪がいっぱい。
朝の空気がぴんと張りつめていました。

ココニョロのカーキイエローベリーで。

休憩所では、サルも休んでいました。

今日のヒットルアーのディープクラピー。
(サスペンドチューンしてあります)

銀色ぴかぴか。
胸鰭がピンと立ってかっこいい。

FA尻別川の魚はよく引きます。

最近のマイブーム。古味さんのマネ。

体高があってヒレがとても大きな魚でした。

2006年6月30日

朝4時(日の出)から11時まで、49匹(ニジマス,、ヤマメ)
夕方5時から7時半まで 15匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー サウザンアイランド・スイート&ビター、ココニョロ 蓄光ピンク、
         あっかんべ〜!クリア、タイニーシケーダクリア 等


北海道遠征2日目、2時半に起きてFA尻別川に向ったのに、釣り場に着いた時にはあたりは白んで来ていました。今の時期、夜明け早すぎです。今日はFA尻別川の朝マヅメと夕マヅメに釣りをするので、昼にいったん宿に帰って昼寝をする予定です。前日のBigFight松本で「どっか〜〜〜ん!ぎゅいぃぃぃ〜ん!」が無かったので、今日は嫌が上にも期待が高まります。いつものように休憩所よりの流れ込みの左右に陣取ってくまと二人でキャストを開始しました。くまは蓄光ピンクのスプーン、私は蓄光ピンクのココニョロです。早速アタリがあり、ぐん、という引きこみでさお先が入りました。相変わらすここの魚のファイトはバツグンです。アタリこそ期待した「どっか〜〜〜ん!」ではありませんがドラグ出まくりで右に左に上に(じゃんぷ!)下に(つっこみ!)と大騒ぎです。そうそう、これを味わいたくてここまで来てるんです。何匹かキャッチしたところで私はもう一つの流れ込みに移動(魚が走りまわるので、二人でくっついていない方がよさそう)。10匹ほど釣ったところでロッドをバックウータースペシャルからストリームトゥイッチャーに交換(バットのパワー不足でファイトがしんどかったので)。ニジマスのサイズはアベレージ40cmくらいですが、幅広で厚みのある魚体で銀化してぴかぴかです。どうやらここの魚はもうスポーニングから回復しているようです。それに今日は時々ヤマメが混じります。こちらは25cmくらいですが、やはりいい魚体をしています。 前回ここに来た時に、ここのエリアはトップが楽しいと教えていただいたので、朝のうちにあのルアーを使ってみることにしました。釣れました〜。う、嬉しい。あっかんべ〜!にボコボコ出ました。 さて、釣りを開始で3時間あまり、あたりはすっかり明け切って気分的にはもうお昼くらい、という頃一台のワンボックスカーが田圃の間の道を疾走してきました。わぁい、馬の助さんだ〜。ここの所ものすごくお忙しいようだったので、今回はお会いするのは無理かなと思っていたのですが、ハードスケジュールの中、時間を作って会いに来てくださいました。馬の助さんどうもありがとうございました。 さて、一日はとても持たないので昼寝をした後、メロンやホワイトアスパラを買ったりして時間をつぶし、5時にFA尻別川に戻りました。この時空は少し雲があり、夕方っぽくなっていい感じかな、と思ったのですが、それからが長かった。いつまでたっても日が沈まず、魚の気分も夕マヅメにならないようです。それもそのはず、この日の日没は7時18分くらい。結局6時半くらいまではきびし〜状態が続きました。午前中反応のよかったパターンや、ルアーをいろいろ試してみても今ひとつ調子があがらなかったのですが、池の対岸でくまが連発しだしたので様子を教えてもらいに行くと、「トップが一番いい」と言うので、普段あまり使わないタイニーシケーダでぽちゃぽちゃすると、これがアタリでした。フッキングはなかなかしないのですが、ぼこぼこ魚が出てとても楽しめました。トップに出る魚はやる気があって引きも強いので、数は出ませんでしたがとても満足でした。

あっかんべ〜でヤマメ。

馬の助さんに写真を見せて自慢しました。

馬の助さんはこげなルアーを作る方です。
そうとうきています。

FA尻別川の魚は強い!

きれいで大きな魚がいっぱい。

足場がいいのがとてもうれしい。

ヤマメもとてもきれいでした。

馬の助さんものんびり。

くまは、こんなんで釣っていました。

私はセミです。だって簡単なんだもん。

50cmオーバーも混じります。

ココニョロも大活躍。

2006年9月16日

朝5時(日の出)から9時まで、41匹(ニジマス)
ヒットルアー: Bux 1.5g 蓄光ピンク、ココクラ30プロト ピンク、茶色 等


北海道遠征3日目、例によってFA尻別川の朝マヅメを狙っての釣行です。今回夜明けは5時20分くらい、朝はそろそろ冷え込むようになっていました。空がしらみ出す頃ココクラの蓄光ピンクからスタートしました。1投目からヒットでまずは1匹目をキャッチ、続いて2投めもヒット!、よし、と思ったとたんに思いっきり暴走されてラインブレーク。なんてこったい。今回蓄光のココクラは2つしか持ってきていません。今夜はBigFight松本でナイターをやらせていただく予定なので、残る1個は温存したい。という訳でスプーンに切り替えたのですが、また2投目でフックが伸ばされてボツ、ヘッドライトを付けていなかったために結び替えにいちいち時間をとってなかなか釣りに入れません。だんだん明るくなってきて蓄光ルアーが効かなくなってきそうなので、ここで本命ココニョロを投入しました。ところが、これが...不発でした。5投に1回くらいあたりはあるものの、なかなか乗りません。ココニョロの場合、フックの向きで乗りにくかったりばらしが多くなる事があり、そういうときにはフック向きを逆にしてやるのですが、暗いのでこれがまた結構な時間がかかり、結局ぱっとじないままにすっかり明るくなってしまいました。この頃から朝の冷え込みがきつくなり、防寒装備をするためにいったん休憩。くまに様子を聞くとスプーンで私の倍くらいキャッチしていました。今日の教訓、いくら段々明るくなるといってもヘッドライトは必要です。
さて、明るくなったところで、FA尻別川名物トップにドッカ〜ン!をやろうかとあっかんべ〜を投入したのですが、全然出ません。ありゃ?と思ったのですが、私はトップはドヘタなので、初心者向きのタイニーシケーダに替えてみましたが、やはりあんまり出ません。水面がだめならということで、やはり以前にはパターンだったディープクラピーのボトム早引きをやって見たのですが、これもスカ。なんだか何をやってもダメダメです。以前に比べるとあたりが少なくて、ヒットルアーが見つかりません。後で社長さんに伺ったところでは、最近あまり調子が良くなくて、この夏の気象異常が影響しているようだという事でした。何度が休憩を挟み、あちこち場所を移動したり、手持ちのルアーをとっかえひっかえしているうちにココクラ30のピンクでやっと当たりが連続して出るようになりました。それまで釣れつづけないためにタナも速さもつかめていなかったのですが、引いてくるなら表層すこし下で、速さは極端にゆっくり、ということになりました。7時半過ぎた頃から陽が出て散発的なライズが見られるようになりました。ここの釣り場は水棲昆虫が多くて、大抵の時期には何かしらハッチしているので、何か虫が出だしたようで、魚がより水面を意識しだしたので、ココクラ30を着水着水後ちょっと置いておいたらこれに魚が出てヒットしました。おやおやと思ってまたホットケをやるとこれが釣れます。そこでカラーを茶色にチェンジ(ここの魚も茶色が好きなんです)。これが正解でホットケで5連続キャッチとなりました。その後はこのパターンでキャスト後30秒くらいおいて、それで出なければリトリーブで釣るという一粒で二度おいしいパターンで、爆釣とはいかなかったもののなんとかぼちぼち楽しむことができました。

まずはココクラから、アタリは小さいものの
相変わらずすばらいしいファイトです。

今日はココクラ30がヒットルアーでした。
古味さん、はやく発売してください

ね。

FA尻別川貸切でした。

魚もルアーもカワイイでしょ。