協賛者、協力者多数のアットホームで、
盛大な大会になりました。
2007年9月23日
朝6時半〜午後4時過ぎ 10匹(ニジマス)
ビットルアー デカニョロ茶色、ココニョロ茶色 等
今回の北海道釣行1日目、本日は今回のメインイベント、BigFight松本10周年記念ルアーフィッシング祭りです。東京からの便の関係で北海道入りしたのは前日夜、札幌に1泊して朝3時起きでレンカターを借り、中山峠経由でBigFightをめざします。峠を越える頃空がしらみはじめ、5時45分にBigFight松本に到着。駐車場はイベントに参加の皆さんで賑わっていました。本日のイベントに講師としていらいしているtakadaさんにご挨拶し、タックルの支度をすませるともうイベントの開始時刻です。
今回の「10周年記念祭り」は1日目がルアーフィッシングの大会、2日目がフライフィッシングの大会で、お昼はみんなでバーベキュー、午後にはスプーニング道場とフライタイイング教室が予定されています。この素晴らしい釣り場の10周年のお祝いという事で、地元中心に多くのショップや釣り関係者・BigFightファンのお客さんたちの協力で盛大なお祭りとなりました。ここのところ年に数回お邪魔するだけのくまとさちこも、ご縁があって参加させていただく事ができました。
ルアーフィッシングの大会は参加者33名を5つのグループに分け、まず5面の池で各40分づつ、その後12時まで好きな池で釣りをして、キャッチした魚のうち任意の3匹の全長合計を競います。6時半競技開始で終わったのは12時、う〜〜ん、さすがにBigFight松本、すごい硬派の大会です。釣りの方は、当日朝の急激な冷え込みとめったにかからないフィッシングプレッシャーのためなかなかシビアな状況となりました。特に朝のうちは魚の動きが極端に悪く、またものすごいショートバイトで苦労させられました。どのくらい大変だったかというと、8名いた私たちのグループで朝一スタートの池で魚をキャッチできたのは2人だけ。3番目の池(一番奥の池)に行った時その池の審判さんが言うには、「今までの2グループで合計1本しかあがっていません。」幸い日があがるにつれて少しづつ魚の活性も上がり、大会全体としては最終的にはまずまずの釣果となったのですが...。
さて、私たちのグループは上から3番目の立ち木の池からスタートでした。この池はBigFightの池の中では小さめ、流れ込みが2箇所、大きな流れ出しが1箇所、池の中に立ち木があり、その周りが馬の背になっていて魚のいい着き場になっています。他の池に比べると水深は浅めで私自身は好きな池なのですが、障害物があるのと水がクリアで浅いため魚に警戒されやすく難しいといわれています。初めプールのところで色々なルアーを試して魚の反応を見たところ、一番ましだったのがデカニョロ。それでもルアーを見に来て口を開けずにつつくような反応でしたが、他のルアーは見向きもしてくれず、もうこれでやっていくしかないという事になりました。2箇所ほど移動してもヒットなし、その後奥の池からの流れ込み奥のシャローでようやくヒットしました。ところが2匹連続で痛恨のバラシ。喰いが浅いのとたぶん魚の口が硬いためだろうと、フックを交換しました。これが奏効して3本目でようやくキャッチ、51cmとサイズもよくて、まずまずのスタートを切ることができました。結局この51cmが当日私の釣った最大魚となりました。
上から2番目の池では場所を移動しつついろんな場所をチェックし、流れの底でステイしていた魚の口元にココニョロを流しこんで1匹キャッチして終了。3番目の一番奥の池でも同じくココニョロのボトム釣りでさらに2本追加しました。この時点で3本そろえることが出来たし、デカニョロで一本釣っているので私自身の目標は達成。おかげでこれ以降はずいぶん気が楽になりましたが、その後もシビアな状況はあまり変わらず。また各池で行われる場所決めじゃんけんに惨敗しつづけたので、どうしても竿抜け狙いのしんどい釣りになってしまうので、4番めの滝の池でようやく巻いて釣れたときには思わず「嬉し〜、やっとだ」と言ってしまいました。結局途中ちょっと休憩したものの12時までみっちり釣りをして9匹キャッチ。どの池でも1本以上釣れたし、私としては上々の結果でした。
お昼のバーベキュー!!はとにかく肉にく肉!!!で「どんどん食べてください、まだまだお肉いっぱいありますよ、がんばってお肉食べちゃってくださいね」と声がかかるのですが、皆で口々に「無理!」と叫んでしまう肉の量。ひとりあたま1kg近くあったんじゃないでしょうか。皆でわしわし食べてお話して煙ももくもくで大変盛り上がりました。そんなバーベキューのかたわら表彰式が行われ、トップはいつもこの釣り場でお会いするK島さん、2位3位も地元のおなじみさんが占め、皆さんさすがの成績でした。私はというと、何と!6位に入る事が出来てこれは予想外。しかもおねだりして7位の賞品に出ていたBigFight松本特別仕様のTOMを6位の賞品と取替えていただきました。N川さん本当にありがとうございます!!やさしいN川さんは、この日お手伝いをしてくださったK美ちゃんにもおねだりされてアライくんメジャーをあげていました。なんていい人なんだろうと思っていたら、次の日のフライフィッシング祭りで見事優勝され、皆の垂涎の的、村田バンブーをGETされました。いい人で釣りもものすごくうまい、う〜ん、すてきです。
午後はtakataさんのスプーニング道場が開催され、午前中の釣りでヘロヘロになった私とくまは横っちょでぶらぶらしていましたが、ほとんどの方が参加されて熱心にtakadaさんのお話を聞いていらっしゃいました。1日中好天に恵まれたこともあり、大変盛り上がった楽しいお祭りでした。
翌日のフライフィッシング祭りの様子もちょこっと。この日はルアー以上の盛り上がりを見せ、参加者はなんと48名。競技のルールはさらにさらに硬派の、サイズ制限40cm以上でスタート池から一番奥まで釣りあがり、今度は釣り下り合計9匹を釣ってゴール、そのタイムを競います。しかもフライはドライのみ!!ルアーの大会も1.5cm以下のペレット系禁止、ライン4lb以上という縛りがあって、特にラインの制限はなかなかきつかったのですが、フライは何しろドライのみ!こんなルールでゴールできる人がいるのかというほど厳しいルールだったのですが、見事優勝されたのは前述のとおりN川さん。ディフェンディンングチャンピオンNさんを破り初の栄冠に輝かれました。予想したより競技時間がかかったため、3位まで決定した後はフライを沈めても良いルールに変更となったようですが、それにしてもこれだけ釣れてしまう釣り場のポテンシャルはすごいものがあります。また釣り人のレベルもそれに見合うだけのものがあるとつくづく関心させられました。いや〜、北海道のフライマンはかっこいいです。
2日間にわたる盛大なお祭りに参加させていただき、大変楽しく過ごさせていただくことができました。主催者の松本さんご一家、お手伝いくださった皆さん、協賛者の皆さん、takadaさん、それから参加者の皆さん、特にN川さん、本当にありがとうございました。
北海道道央の尻別川の上流に位置する大滝村にある有名な管理釣り場です。自然の池を利用した
5つのポンドからなっており、それぞれのポンド毎に性格を変えています。水質はファーストポンドのみやや濁りがありますが、他の池はクリアです。魚影も濃く、魚体もネイティブと見まごうばかりのきれいさで、引きごたえも充分。まるでナチュラルフィールドにいるようなすばらしいロケーションの中でニジマスとのファイトを堪能できます。
帰る日の朝、早朝の釣りを楽しむ
takadaさん。とっても嬉しそう。
一匹、一匹とのやりとりが
まさにビックファイトになります。
2007年9月25日・26日
25日 朝5時45分から6時半、昼ごろ2時間ほど 15匹(ニジマス)
ヒットルアー デカニョロからし、ココニョロペレット、試作品5号茶色 等
26日 朝6時から午後3時 50匹くらい(ニジマス)
ヒットルアー バベルタイプUライトペレット、ココクラビーンズ茶色、デカニョロからし 等
朝は9時すぎの便で帰るtakadaさんを空港まで送っていく前に、ちょっと釣りをさせていただきましたが、前2日間にあれだけ釣られたのに魚の活性が高く、大きな魚がいいテンポで釣れました。takadaさんも昨日のナイターでは爆釣だったとおっしゃり、今朝も次々魚をかけていらっしゃいました。イベント講師、どうもお疲れ様でした。
昼前にBigFightに戻ってきた頃から雨になり、時折激しく降りました。雨の合間に建設中の新池の様子を見た後、試作品のルアーのスイムテストをし、一番奥の池まで行ってまた戻ってきて本日は終了。午後はペンションでゆっくり過ごしました。
明けて26日、北海道釣行最終日、また朝からBigFight松本さんにお邪魔しました。この日も天候がやや不安定で昼ころまでは時折雨がぱらつきました。今朝はちょうどエサやりの日だったので朝は大きな魚に沢山あそんでもらいました。特にエサやりの前に大きなのが出るようで、朝からくまも私も60cmオーバーをキャッチ。エサをやりながら様子を見ていたとぅ様が「すごいなこりゃ、格闘技だな」と魚のパワーに感心していらっしゃいました。
1ラウンド後朝ごはんを食べて長い休憩。2ラウンドめには魚はすっかりおちついたもので、ルアーには見向きもしません。まあ、週末からよく働いたものね。これは歯がたたない、と休憩所に戻ってはコーヒーをいただき、ちょっとキノコの様子を見にいってはまた休憩。だんだん天候も回復してあたたかくなって来ました。午後の最後のひとまわりでもあまり魚は釣れなかったけれど、陽射しのあたたかさと、きれいな水と風景を心行くまで楽しみました。このほんの数日間の間にあたりの森にほんのすこしづつ秋の気配が深まっていきました。もう少しするとBigFight松本の池も黄葉・紅葉につつまれることと思います。そして蕗が倒れ、木々の葉がおちるとやがて雪がやってきます。名残はつきなかったのですが、また来年ここに来たいねと話しながらBigFight松本を後にしました。とぅ様、かぁ様、あいちゃん、イベントはとっても楽しかったです。今回もいろいろとありがとうございました。またお目にかかれるのを楽しみにしております。
takataさんの初心者キャスティング講座。
まずは竿を持たないで....
30分もすると、ディックナイトをきちんと
飛ばせるようになってしまいました。
朝からビールでくつろぐtakadaさん、
久しぶりのお休みですもんね。
エサやりタイムは、大きな魚が池中から
集まってきます。
めったに見られないtakadaさんのサイン風景。
「俺、マジでサイン苦手なんすよ」
またBigFightのお魚に会えました。
しっぽのでかいこと、でかいこと。
午後からにもかかわらず、
魚の活性はいいようです。どわわわわ。
ロッドスタンドに大きなクワガタがとまって
いました。この後魚のごちそうになって
しまいした。
2007年4月26日、28日、29日
26日 午後4時から6時まで 6匹(ニジマス)
ヒットルアー: デカニョロM 茶色、ココクラ30茶色 等
28日 朝6時から正午まで 30匹くらい(ニジマス)
ヒットルアー: バベル0.7g ライトペレット、デカニョロM 茶色 等
29日 朝6時から正午まで 19匹(ニジマス)
ヒットルアー: バベル0.7g ライトペレット、デカニョロL&M 茶色、Bux 1.5g 茶色 等
恵庭に出来た新しい釣り堀10 POUNDを出た時には雨だったのですが、支笏湖の横を走る頃には雨は雪へと変り、馬の助さんが心配してくださったように峠ではあられ混じりの吹雪になってきました。BigFightに入っても今日は釣りはできないかなぁと思ったのですが、一応様子を見にBigFightに寄ることにしました。思った通りBigFightは雪の中。積雪は去年よりは少ないように思えたのですが、辺りは真っ白く吹雪いています。お家に上げていただき、暖炉にあたりながらゆっくり珈琲をいただきました。3時半過ぎに、今日はもう諦めて宿に向おうと思ったとたん、吹雪が止んでかぁ様が「できるわよ」とおっしゃったので、支度を整えて池の顔を見に行きました。池は雪白が入って白く濁りが入りあまり魚の姿が見えません。きっと底の方でじっとしているのでしょう。一番手前の滝のある池でデカニョロを投げたのですが、全然反応がありません。でも、くまはスプーンを投げて何匹かかけています。いいなぁ。やっぱりスプーンの方がいいのかなぁ。池尻の方に移動して奥に投げ入れ、リップでボトムを叩きながらひっぱってくると待望のヒット。いいサイズのきれいなニジマスが釣れました。BigFightで釣れれば、わたしが作ったデカニョロ、使い物になります。その後池を回って数本追加。魚の動きが極端に悪くしんどかったですけど、BigFightネイティブの魚にまた会えました。
1日おいて28日、朝6時から釣りを開始しました。一昨日とはうってかわって水色はクリアに戻っていました。魚の姿が見えます。最初に付けたのはバベル。朝一のフォーリングパターンで各池1匹から2匹づつ釣ることができました。でも、BigFightの鱒はとてもかしこく、最初の1投は魚がエサと間違えて寄ってきますが、すぐに冷静に戻ってしまいます。しかたがないので、ポイントポイントで2〜3投づつ。早めに移動を繰り返すことになりました。奥の池が一番反応が良かったのですが、その池の魚が冷静に戻ってしまってからは、今度は巻いて釣ろうと思い、クランクに付け替えました。クランクで4本追加して第1ラウンドは10本の釣果でした。
お家で珈琲をごちそうになり、ひとしきりおしゃべりをして第2ラウンド。滝のある池で釣りをしていると、とぉ様が車でいらして、あいちゃんとエサ撒きを始められました。あれっ?さっきかぁ様が今日はエサやりの日じゃないっておっしゃっていたのに???もしかしてわたしが厳しい、厳しいって言ったので活性を上げるために急遽エサやりになっちゃったの?でもエサやりなら、ありがたく釣らせていただかなくっちゃとルアーをバベルに結び替えました。いままでスポーニングの黒ずんだ鱒しか見えなかった池のどこから現れたのか、エサを撒くとものすごい数の大きなニジマスがナブラを立てます。そのナブラの近くにバベルを投げると着水ど同時に竿が絞り込まれるようなアタリがあり、50cmオーバーのグリーンバックの銀ぴか鱒が喰ってきます。普段わたしはチャミングが嫌いで(エサやりの時は一時的に活性が上がるのですが、エサやりの回数が多いとルアーの横の動きに反応しなくなってしまいますし、水が悪くなって結局釣れなくなってしまいます)、釣り場の方が親切にチャミングしてくださろうとすると普段は「止めて下さい」とお願いするか逃げてしまうのですが、なぜかBigFightのエサやりは楽しい。BigFightのエサやりは釣らせるためのチャミングではなく、2日に1度の本当の意味でのエサやりで、その後も活性が上がるからかもしれません。鱒たちが1ヵ所に寄ってきて活性が上がり、元気な強い鱒が、喰ってきます。楽しい。あいちゃん、どこまでもお供します。
あいちゃんのエサやりについて行き、1つの池で4〜5匹のすばらしいニジマスをゲットしながら一番奥の最後の池にやってきました。そしてそこでとても面白いものを見てしまいました。あいちゃんは1Lのペットボトルを斜めに切った手製のエサ撒き器(杓)を使っていたのですが、そのエサ撒き器があいちゃんのてからこぼれて池の中にちゃぽ。みるみる池の中に沈んで行きます。わたしもあわててランディングネットを差し出そうとしたのですが、わたしの竿にも魚がかかっていたのでうまくネットが渡せません。そうしているうちにエサ撒き器は5mの池の底に。あいちゃん、コダックがうつっちゃった?かわいそうなあいちゃんはとぼとぼととぉ様の磯タモをとりに戻りました。無事にエサ撒き器を回収したあと、いままで楽しませていただいたお礼に、あいちゃんにバベルのフォーリングの釣りを体験していただきました。何度かリフト&フォールを繰り返し「このスプーン持ち上げたり落ちていったりするのが分かる」とあいちゃんが喜んでいると、活性の上がった鱒がバベルをぱくっ。ルアーでのビッグファイトを楽しんでもらいました。
北海道釣行最終日、昨日一昨日の釣りでもう体中痛かったのですが、やっぱり懲りずに朝一BigFight松本にやってきました。ゴールデンウィーク前半の中日でBigFightにはお客さんが沢山入りにぎわっていました。今日は昨日にくらべだいぶ気温も上がり過ごしやすい日になりました。急に春になったようです。例によって良く釣れたのは朝一だけ。ぽつりぽつりとは釣れるのですが、水の中はまだ冬のようで厳しい釣りになってしまいました。第1ラウンドはまだ魚が底に沈んでいたので、深い棚が探れるルアーが良かったようです。ココニョロに比べ泳ぐ層が深くゆっくり大きく泳ぐデカニョロが活躍してくれました。9時過ぎからの第2ラウンドになるとだいぶ魚が浮いてきたのですが、まだまだ表層の活性は良くなりませんでした。今回の釣行もとても楽しく遊べ十分満足したのでお昼前に納竿にしました。このもうちょっと遊びたい感がいいんですよね。また来たいな。
2004年10月7日
昼1時から夕方5時半まで、6匹(ニジマス)
ヒットルアー: TOM ツチノコ40 グリーン・ウッドブラウン、Bux 1.5g
茶色、
アルフレッド 1.5g 蓄光ピンク(自分で彩色)
北海道管理釣り場の旅初日、憧れのビックファイト松本にやってきました。到着早々かあさま(ビックファイト松本のマダム)に、「もしかして木戸さんですか?さっきまで
馬の助さんがお待ちだったんですよ。今日は朝からいらっしゃると言って。」と声をかけられました。「え〜!今日は午後からってことになっていたんですけど。」 と、いきなり馬の助さんとすれ違いをしてしまいました。以前から北海道にくることがあったら声をかけて下さいと言っていただいていたので、今回の旅行の日程をお伝えしていました。わざわざ札幌から会いに来てくださったのに、どうしましょ〜。馬の助さん、間違えた〜?
気をとりなおして一番奥のポンドから釣りを開始しました。魚がルアーを追ってくる姿は見えるけれど、見切られてしまいます。アタリもあるもののうまくのせられません。う〜、きびしい。30分くらいがんばりましたが、ノーフィッシュのまま奥のポンドをあきらめ、サードポンドに移動しました。フォースポンドからの流れ込みのところにルアーを通してやると待望のファーストフィッシュがヒット! 噂に違わぬグットファイトぶりでヒレもピンピンのすばらしい魚体でした。やったー、これでボウズを免れました。
さらに1時間ほどサードポンドにトライして、セカンドポンドに移動したところで、向こうからやってきた男性が「木戸さんですか? 馬の助です。」と挨拶をしてくださいました。「松本さんから連絡をいただいたので、札幌からとって返しました。」 う、うれしい。馬の助さんは2時間もかかるのにわざわざ戻ってきてくださったのです。無事にお土産のスナフキンとfsメジャーをお渡しし、一緒に釣りをしていただきました。ファーストポンドに入り釣り出すと、くまは3投3匹のミニ爆釣。でも私は馬の助さんにお会いして舞い上がってしまい、釣りになりません。折角お会いしたのですから馬の助ルアーでの釣りを教えて頂こうと思ったのですが、残念ながら今日は馬の助ルアーでは釣れませんでした。明日はがんばるぞー。
完璧な魚体の魚。
鼻が高くて精悍な顔つきをしています。
どぉりゃ〜〜!!
Topには厳しい季節ですが、
こざらしもがんばりました。
かぁ様の祝福を受けて照れる優勝者。
おめでとうございます。
みるく待ってろよ、今やるからな。
でも、その後...
帰る日の朝、saekiさんがKFSに来ると聞いて、
メロンをお土産に買い込むtakadaさん。
心はもうKFS。
自動販売機 Love になっていました。
帰るとビール片手に、釣り談議が
始まっていました。
鹿が手に入ったということで、美味しい
バーベキューをご馳走になりました。
ナイターは、マシーンさんがのりうつった
ように釣れます。
素敵な椅子が2脚増えていました。
「はずかしいからやめて」by かぁ様
アンドーナッツ片手に幸せそうなtakadaさん。
アンドーナッツには勝てませんよね。
北海道といえば、ジンギスカン。
ホルモンも新鮮でおいしかった。
2007年6月30日
午後2時から午後7時 (実釣3時間ほど) ニジマス(20匹くらい)
ヒットルアー: ココニョロカーキ・ペレット、ALF2.7gカーキ 等
午前中FA尻別川で元気のいいニジマスとたっぷり遊んでもらい、もうおなかいっぱい、釣りはもういいや、などと話しながらまたまたBigFight松本にお邪魔しました。コーヒーをいただきながら釣りをする人の姿を眺めたり(あ、釣れた、きれいなキャストだね〜、やっぱり北海道のフライマンはかっこいいねえ。)、おやつをいただいたり(レジの前にあんドーナツを置いとくなんて、ローソンの陰謀だ〜!)のんびりとおしゃべりしながらゆっくりとした時間を過ごしました。そのうちくまは車に昼寝に行ってしまい、私もねむくてぼんやりしていると、池の様子を見に行ったtakadaさんが戻っていらっしゃいました。「くまさんは?」「車で昼寝、takadaさんも寝る?」と聞くと、「俺、釣りしてぇ。」takadaさんったら、さっきもう釣りはいいや、って言ってたくせに魚の顔を見るとやっぱり釣りの虫がうずいてしまうようです。くまを起こしてしまうと気遣ってくださるtakadaさんを促し、ゆるゆると支度をしてようやく釣り開始です。と言っても私は前からの池、takadaさんは新池と別々に釣りをはじめたので後から聞いた事なのですが、takadaさんは新池でめちゃくちゃ釣りまくり、ギャラリーの注目を集めていたそうです。BigFight松本に行くたびにかぁ様やとぉ様が「北海道のルアーマンは遅れてる」「フライでしか釣れないって言われちゃうのよ」と嘆かれるのをいつも不思議に思っていたのですが(だって、BigFight松本はルアーでもとてもよく釣れる釣り場だから)、釣り具屋さんにいいルアーを置いてなかったり、管理釣場に適したロッドやリールを手にとって見る機会がなかったりと、管理釣場のルアーフィッシングが普及しずらい状況があるようです。管理釣場用のルアー製品を作っているプロとして、「ルアーでもこんなに釣れるんだ、とお客さんの前で釣って見せるのが俺の役目だからね。」と、プライベートの釣行なのに、少しでも釣り場の力になりたいと一生懸命なtakadaさんなのでした。
私が奥の池でまったりしていると、くまもロッドを持ってやって来ました。土曜日なのでさすがにいいポイントにはお客さんが入りそれなりにたたかれているようで、横の釣りには反応がよくありません。夕方活性が上がるまでは休憩かなとも思ったのですが、流れの中にステイしている縄張り鱒に遊んでもらう事にして、ココニョロのエサづりをして見たらこれにはよく反応してくれました。底の方にステイしている鱒の奥にココニョロを沈めてから、流れにのせてゆっくりと鱒の鼻先にルアーを漂わせます。鱒の鼻先まで来たら着底させてほんの少しゆらり、と動かしてやると興味を引かれた鱒がす〜〜っと前に出てゆっくりルアーをくわえます。流れの底についている鱒には案外フライもルアーも届きにくいもので、岸近くであっても竿抜けになっている事がけっこうあり、この釣り方はとても効果的でした。どんなルアーでも出来るという訳ではないのですが、ココニョロはこういう使い方でもとてもいい仕事をしてくれます。
結局ナイターまでたっぷりと楽しませていただき、松本さんご一家の心づくしの鹿肉のバーベキューをごちそうになり、楽しかった北海道釣行を締めくくりました。いつも変わらぬ暖かい歓迎をしてくださるとぉ様、かぁ様、あいちゃん&みるく、忙しい中時間を作って同行してくださったtakadaさん、どうもありがとうございました。おかげで本当に楽しい旅でした。
takadaさんにキラキラしてしまったお客さん。
「ぼく、絶対宗旨替えしますから。」
DAIWAの帽子はみつかりましたか?
本日一番活躍したのは、
「もやしもん」のA.オリゼー!爆釣でした。
ちょっと教わると、ばたばた釣れだすのが
すごいですよね。
2007年6月29日
朝6時から午後7時 ニジマス(たくさん)
ヒットルアー: バベル0.7gペレットブラウン、A.オリゼー、ココクラ黒、ディープクラピーブレンド 等
今日の一言。珈琲をご馳走になり、お客さんと釣り談議をしているとき、
高田さん 「だからさ、釣れない時は考えるんだよ。絶対手はあるはずなんだから」
さちこ 「私だって考えていないわけではないんだよ」
くま 「考えても、覚えていられないだけだよね」
さちこ 「そうそう、3歩歩くと忘れちゃうから」
お客さん 「ダックだから!?」
さちこ が〜〜〜ん、KFSならしかたないけど、北海道で初対面の方に言われてしまいますくわぁ?
北海道管釣り釣行2日目、今日もBigFight松本さんにお邪魔しました。朝、受付でタックルを支度していると笑顔のとぉ様が「いらっしゃい」と迎えてくださいました。とりあえず釣り池の様子を見に行くと魚たちがわさわさと泳ぎ回って「朝ご飯タイム」のご様子。それでは、と早速バベルのフォーリングで遊んでもらいます。takadaさんは「こんなに活性が高くちゃまだ俺の時間じゃないな」(しぶい男はしぶいのが好き!)と受付に戻ってしまわれたので、私とくま二人で釣り上がります。魚のたまるポイントで数匹づつ釣っては歩いて行くと、3番目の池でとぉ様に追いつきました。ここで数匹釣ったところでアクシデントにみまわれたので1ラウンドめを終了し、朝ご飯を食べに受け付けに戻りました。この日は時折小雨がぱらつくあいにくのお天気だったので人少なだったのですが、ひとりだけ受付にいらしたお客さん(男性)の様子がなんだか変です。なんか、ポーっとしてふわふわと地に足がつかない様子ですし、頭の上をぴよぴよとハートマークが飛び交っています。心なしかうるんだ熱い視線が見つめる先には、小雨のなかキャストするチェックのシャツの姿が。「だって、だって、まさかこんなところで会えるなんて...」とかつぶやいてるし。お気に入りの池で釣っているtakadaさんのそばに行って「あのお客さんに何を言ったの?」と聞くと「べつに、普通にお話しただけだよ。」という事なのですが、takadaさんったら、愛の告白でもしたんじゃないかと思いましたね。でも、考えてみたらそうなんですよね。だってスプーニングの神様、プレッソシリーズの高田達也さんですもの。こんなすごい人と話したり、一緒に釣りができるなんてとってもすごい事だよね、うん。(って今頃何言ってんだか。)
ともあれ、この日もBigFight松本の魚たちは絶好調。特に高田さんお気に入りの新池では、1投何バイトもある状態がず〜〜〜っと続きました。これならいけるかも、と投入した「A.オリゼー(もやしもんのフィギュア)」にもばしばしヒットして、立て続けに10本くらい釣れてしまいました。う〜ん、すごい、KFSより釣れる鴨。しかも時々混ざるグッドサイズがまた引くんです。池の大きさと深さがあるので、こういう所では魚が自分の力を思いっきり発揮することができるわけで、2日目にしてもう腕が痛くなった私でした。この日もtakadaさんはお客さんとお話したりあいちゃんにスプーニングをコーチしたりと自分の釣りもそっちのけでした。そういうわけでtakadaさんが忙しかったので、マジで釣られたら釣れる魚がいなくなっちゃう鴨、という出かける前の心配は杞憂に終わり、夕方にはくまと3人でトリプルヒット!などどいう事もあり、1日楽しく過ごさせていただきました。
横風の時の釣り方教室。
ふむふむ、水の抵抗を使うのか。
ここの珈琲、とっても美味しいんですよ。
あれ、takadaさん、なんか絵になってる。
ロケーションもいいからねぇ。
2007年6月28日
正午から午後6時 ニジマス(大きいの:まずまず、中くらいの:たくさん、小さめの:ものすごくたくさん)
ヒットルアー: コダピー茶色、ココクラ30茶色、ALF2.7gカーキ 等
ちょっと早めの夏休みをもらって今年2回目のBigFight松本にやって来ました。いつもならくまと二人なのですが、今回はBigFight松本の10周年をお祝いするために駆けつけたtakadaさんとご一緒です。到着早々、満面の笑顔のかぁ様が出迎えてくださり、しばらく談笑。あいちゃんもみるくも大歓迎してくれました。風が涼しく、あたりの緑はまだやわらかい新緑の色。本当にいつ来てもここは気持ちのいいところです。おいしいコーヒーをいただきながらお話をしていると楽しくてなかなか釣りに出かけることができません。そういうわけで午後の日差しも傾きはじめる頃ようやく釣り池にやって来ました。滝の池はいつもより少し濁りが入っていましたが、魚は浮いているようです。こりゃやっぱりトップでしょうという事で”あざらし”を結びましたが、空振り。次々に見にはくるのですが直前でUターンしてかえってしまいます。やっぱり一筋縄ではいかないか、と今度はコダピーをキャストすると、来ましたすばらしいファイトをするBigFightネイティブとの再会です。takadaさんはと見ると早速バーニングで何本もいいサイズを出しています。ここでtakadaさんをBigFightのお客さんとあいちゃんとともに残して私とくまは奥の池に。釣り上がりながら適当に魚に遊んでもらい、戻ってくるころにはすっかり満腹状態。う〜ん、今回のBigFight松本は今までの何時よりも活性が高いかもしれません。特にハッチしだした虫を盛んに補食している2年魚・3年魚の活性がものすごく高く、大物がルアーを追う横から飛び出してきてはルアーをひったくります。これに混じって今年生まれたばかりの当歳魚もルアーを追います。この子たちはあんまり元気よく出るので思わず笑い出してしまいますが、針にかけるとダメージでいってしまう事があるので岸際ではルアーをピックアップしてとびつかれないようにしました。BigFight松本の池の中は本当にいのちでいっぱいです。釣り池の中でこんなにも豊かな生命の営みが行われているのを見ていると、ああ、また来てよかったと思います。
その後は一回りして戻ってはコーヒーをごちそうになり、のんびりおしゃべりしてまた池へ。takadaさんは新しくできた大きな池がお気に入りのようで、表層でばんばん出ると相好を崩していらっしゃいます。今回はプライベートの釣行という事で、事前にHPでの告知もなしだったのですが、気軽にお客さんの求めに応じて即席のスプーン教室をしてくださるtakadaさんに居合わせたお客さんたちも大喜びでした。
釣れないので、人の立ち入らない奥まで
入ってキャスト。
くまはイワナを釣りました。
ネイティブです。かっこいいよ、君。
鬼太郎みたいになってしまいましたが、
デカニョロなんです。
いよいよナイターです。釣れる魚が
サイズアップします。
いつまでも連荘するくま。このすばらしい
景色は目にはいっているかな?
2004年10月8日
朝6時から10時半まで、24匹(ニジマス)
ヒットルアー: TOM ツチノコ40 グリーン・ウッドブラウン、レオン
1.5g 茶色 等
朝6時の池は昨日とはうってかわった高活性。ファーストポンドから釣り始めましたが、池の中を回遊するニジマスの群れが見えました。1匹ヒットするとナブラがたち、もう一人がそこにスプーンを投げ込むと直ぐにヒット。これはリレー釣法ができるって思ったけど、ヒットした魚が強くて取り込むのに時間がかかる。おまけに私が結んでいたのが
TOMだったので、怖くてナブラうちができない。ということで、リレー釣法でいつまでも釣れ続く夢ははたせませんでした。
最初1時間ほどファーストポンドで12匹キャッチ。昨日と同じくマイクロスプーンに好反応でした。喰いは相変わらず浅く魚の口も堅いので、のせきれないアタリがずいぶん沢山ありました。45cmくらいまでのニジマスは手元まで来ても何度もドラグを鳴らして池の中央に突っ走っていくグッドファイトをみせてくれます。一方50cmを超えるニジマスは、なぜかブラウンのように底にはりつき、ぐもんぐもんと体をくねらせて針を伸ばして逃れようと重厚なファイトをみせてくれます。たのしい。2、3匹釣ると針を伸ばされていなくても針がなまりフックアップしなくなってしまいます。研いでもあまり効果はなく、今日は針を沢山つかいました。
手前側から順番に各池を釣っていきましたが、奥の池に行くにつれて水はどんどんクリアになり、陽も高くなっていくのでだんだん難しくなっていきました。それでも各池で数匹づつキャッチし、それぞれの池でいろいろなポイントを楽しむことができました。釣れる魚釣れる魚とにかくきれいで、ヒレも大きく見とれてしまいました。どの魚もコンディションがすばらしく、傷ついたり病気の魚はほとんど見あたりませんでした。
くまはというと今日はスプーン一本槍。茶色のレオンでライズを見つけてはそこを撃つというランガンをやっていました。結局釣果は33本。くまったらすごい。もうスプーンでしか釣れない体になってしまったの?
10時半頃釣りを切り上げ受け付けにもどって美味しい珈琲をごちそうになりながら、かあさまと一時間半もお喋りをしてしまいました。2日間どうもありがとうございました。
ここのニジマスは鼻が高くて
精悍な顔つきをしています。
ヒレの大きなニジマス。
5分以上のファイトの末にキャッチ。
ビックファイトのラブ。
やっぱり犬のいる釣り場は好き。
セカンドポンド。ジンクリアの水に
景色が映り込む。
2005年4月29日〜5月1日
4月29日 昼12時半から3時半まで、19匹(ニジマス)
ヒットルアー: 丸湖 2.5g 鯖チャート、Leon 2.2g 茶色、Leon 1.5g アユ・茶色 等
4月30日 朝7時半から12時半まで、23匹(ニジマス)
ヒットルアー: Leon 1.5g 茶色、Bux 1.5g 茶色、プリラ 茶色 等
5月1日 朝6時から11時半まで、23匹(ニジマス)
ヒットルアー: 馬の助 ヘラクレスオオテントウ 茶色、ココクラ 茶色、TOM スタンダード35 茶色、
アルフレッド 2.7g 蓄光ピンク(自分で彩色) 等
昨年の秋に味をしめてゴールデンウィークを利用して北海道にやってきました。今年は雪が多いようで BigFight 松本の池の周りは雪がたっぷり融け残っていました。到着して直ぐに「お久しぶりです」と下のお嬢さんが声をかけてくださいました。覚えていてくれたんだ。 「お噂はかねがね」 はぁ? 続いてカァ様が、「お蔭様で
Bux 良く釣れていますよ」(昨年来た時、Bux カァ様に紹介したら、「あら釣れそうね」と、そのまま電話をかけて注文を入られました。)と、カァ様は
BigFight に来る方のお名前を全て覚えていらっしゃいます。すごいな〜。おいしいコーヒーをご馳走になった後、新しくできた大きな池から釣り始めました。
池の中央部の岬あたりでキャストを開始すると、いきなりアタリが、でも引いてくる途中でバレる。この池に入っているのはまだ新しい魚で素直にルアーにアタックしてくるものの、北海道はまだ雪融け時期で寒く、魚も冬モードが抜けないようです。喰いは浅く、アタリも小さいもぞもぞっとしたものでした。普通にアワセると、はじいたり、抜けたりしてしまいます。少し送り込んでスィーープにアワセないとのりません。でも、口も堅いのか、巻きアワセやスィープなアワセだけではカカリが浅くバレてしまうので、しっかり魚の重みを感じたらそこで大きく追いアワセ。これに気が付くまではなかなかキャッチできませんでした。冬の間のKFSでの修行(反転しない魚をのせる)が少しは役にたったようで、その後は、順調にキャッチできるようになりました。1時間くらいで、10匹くらいキャッチしたところで、以前からのポンドに移動。セカンドポンドに入りました。くまはグットサイズの「BigFightネイティブ」のニジマスのファイトを堪能しましたが、残念ながら私には歯が立ちませんでした。サードポンドでも、くまはマイクロスプーンで爆釣。私もようやく何本かいい魚をキャッチすることができました。やはり新しい池より元からある池の方が魚のサイズもヒレも大きく、格段にいいファイトをしてくれます。この日は曇りでものすごく風が強かったので、池をひとあたり廻ったところで引き上げることにしました。
翌30日は朝起きられなかったので7時半スタート。昨日数釣りができた新しい池から始めました。アサマズメが終わっていたにもかかわらず、池の調子は上々。くまは10投して1度くらいバイトが無い時があると首を傾げるほど(アタリがあるといっても、その半分くらいしかキャッチにはいたりません)でした。やはりこの日も風が強かったので、マイクロスプーンではアタリがとりにくい(プラグで釣りたいんですけど、プラグへの反応なし。ですから私も苦手のスプーンで釣りをしていました)状態でした。それでも時速10匹以上のペースでしたが、1時間弱で他の池に移動しました。天気がいい日のBigFightは本当に気持ちがいいところです。おまけにこの日は全部の池でキャッチすることができましたし、釣れる魚釣れる魚、サイズもコンディションも上々でした。BigFight最高。北海道は春がスポーニングのシーズンなので、コンディションの悪そうな魚も目に付きましたが、体力があって回復しはじめた大型の魚から喰いが立ってきていたのでしょう。20匹を超えたところで、腕も痛くなってきたので納竿としました。(途中で、私が魚をかけると、くまが水中写真を撮ろうと水の中にカメラをつっこむんです。そうすると魚が驚いてダッシュするので、ファイトが長くなり腕ぱんぱん。お願いだから大きな魚の時はやめてよ〜。)
5月1日、昨日の朝の爆釣に味をしめて本日は6時にスタート。でも魚が飛んできません。この日はものすごく寒くて昼前でも気温は4℃ほど。前日の日差しで融けた雪代が池に入り、池の水も白く濁っていました。魚の反応は、昨日と比べるべくもなく、ルアーを追いません。朝にもかかわらず、ペースは昨日の半分。それも1箇所では1〜2匹しか釣れず、ランガンで活性のいい魚を拾い釣るしかありませんでした。不覚にもくまに先行されたので、くまを追い越すまでは(くすん、思いつかなかった)ぽつん、ぽつんとくまの残り物を拾っていました。くまったら、3投くらいで1匹釣ったら移動しているんだもの。
そういう訳で新しい池でけっこうなストレスを溜めて他の池に移動しました。実は一昨日から私の大好きなクランクでぜんぜん釣れないので、それもストレスになっていました。いいや、好きなルアーで釣ろうっと。釣れなくってもかまわないや。そこで私が選んだのは、馬の助さんのヘラクレスオオテントウ。釣れなくってもかまわないといいながら、なんと姑息な選択! でもこれは神の声だったようで、大当たり。池の弛みに溜まった魚の上にテントウムシを落とすと、着水の瞬間にナブラが立ってヒット。3投3匹のミニ爆釣を楽しみました。これでもう満足。どうも魚がルアーを全然追わないので、着水音を立てて勝負という感じです。それならば、ということで今度はココクラを投入。オオテントウでは届かないエリアにプレゼンテーションすると、思ったとおりに魚が出てくれます。古味さん、BigFightでも釣れましたよ。馬の助さん、古味さん、ありがとう。自分の釣りたいルアーで釣る事に味をしめて、続いてファイナルウェポン(TOM)投入。TOMはさすがに強く、リトリーブで喰わせることができました。この日は本当に厳しかったらしく、くまも1g未満のスプーンを投入して、表層下をゆっくりひらひら魚の目の前を通すという管釣り釣法まるだしをやっていました。早く雪代が収まらないかな〜。
くまの持っている魚の尻尾を見てください。
信じられないくらい大きいんです。
1方向から投げるので魚は対岸に着きます。
マイクロスプーンが強力でした。
完璧な魚体でしょ。プラグに渋い中
馬の鉤爪でキャッチ。
不定期連載 今週の馬の助
今日のお題は、苦しい時のオオテントウ。
BigFightの美人姉妹とラヴ&ミルク。
ラヴ、お前太ったね。
2005年5月3日
朝6時から午後1時半まで、48匹(ニジマス)
ヒットルアー: 馬の助 ヘラクレスオオテントウ 茶色、ウィーパー 0.9g ブラウンクリケット、
Bug 1.5g 茶色、Leon 1.5g 茶色、ピリカモア グラデスパーク 2.6g #50 等
BigFight松本の魅力というと、北海道の自然の湖沼を利用した管理釣り場なので、まず景色が最高。魚も自家繁殖しており、BigFightネイティブと言ってよいほど野生を残しています。体力回復のためにペレットを与えていますが、魚が十分に足りてしまう量ではなく、魚達は生存競争を行っており、虫やベイトを捕食しています。ですから、ルアーやフライに完全にスレてしまうこともありません。しかし、水温、風、天候、季節には敏感で、毎日毎日ヒットパターンも変わりますし、適度に警戒心も強く、漫然とルアーを引いているだけではバイトに持ち込めません。一度ヒットに持ち込めれば筋肉質の魚体と大きなヒレを駆使して強烈なファイトを見せてくれます。右へ左へ突っ走りラインテンションを緩めようとしたり、ぐもんぐもんと身をよじりなんとか針を外そうと試みます。カァ様がおっしゃっていますが、ここは道具7割、腕3割で釣果が大きく変わります。魚は人を警戒してルアーやフライが届きにくい位置に着きますので、人より飛距離が稼げる細いラインと、コントロールのきくロッド、魚に警戒心を与えない見えにくいライン、状況によって使い分けるための色々な種類のルアー(ナチュラル系のカラー中心)、そしてアタリのとりやすいロッドとリールの組み合わせ。道具さえそろえれば私のように初心者を脱した程度の腕でもそこそこ勝負になります。かといって簡単すぎるわけではなく、釣果を求めれば魚のついていそうなストラクチャーまわりのポイントをルアーロストを恐れずに厳しく攻めることになりますので、思ったとおりに魚がバイトしてくれた時のうれしさといったら、これ以上のものはありません。BigFight松本大好き。それにホストファミリーの暖かいおもてなしと、美味しいコーヒーまでついています。ほーらあなたも行ってみたくなったでしょう。
というわけで、今日もBigFight松本に行ってしまいました。5泊6日の北海道旅行でなんと4日もおじゃましてしまいました。ゴールデンウィーク中ということで、BigFightは連日にぎわっていました。関東近郊の2m間隔に並んでしまう管理釣り場とは比べるべくもありませんが、ここぞというポイントは皆が入れ替わり立ち代わりいぢめ尽くすので、魚の機嫌もどんどん悪くなります。心配していた雪代は少し落ち着いたようで、今日は少し水が澄んできていました。朝のうち風もおさまり水面が鏡のようでしたので、魚から人間の姿も、ルアーもよく見えてしまいます。水の中に見える魚影も少なく(見える魚はスポーンかさぼりマスなので釣れません)回遊している姿も見えません。これは今日もプラグはダメか、がっかり。と言いながら、ヘラクレスオオテントウを結ぶわたし。それに昨日から学習して、くまより先行することも覚えたし。着水音で魚を寄せる技も身につけたし、少しは釣れんかな〜。手前のファーストポンドからスタートしたのですが、不発。くまもアタリはあると言っていましたが、のせきれずに引いてくる途中でバラシていました。そんなくまを置いてとっととセカンドポンドに(学習効果)、テントウムシを立ち木の間にポチャン。魚が集まって来るのを見ながらリトリーブせずにほっておくと、ぐぐっと竿に重みがのりました。馬の助さんエライ!それを結んだ私、ズルイ! セカンドポンドで2匹、サードポンドで2匹、ちょっと細いけどいいサイズのBigFightネイティブをキャッチして大満足。ルアーをスプーンに換えました。でも、そのスプーンもウィーパー
0.9g (おひおひ、まだやる気かい)。ここの魚はウィーパーの泳ぎは気に入らないようで、リトリーブしてくると反応は良くないのですが、着水後ほんのちょっと引いてはスプーンを躍らせてフォーリングさせると、なぜか騙されて魚がバイトしてきます。これでまんまと3匹だましてやりました。おめぇ、1g
未満のスプーンなんて見たことないだろう。ふふふふふ。あちこちで2時間くらい遊んで、新しくできたフィフスポンドの流れ込みに。(この時くまは、気分はつれにゃ〜モードに入っていました) 水中を見ると流れ込みの水流の中に魚が集まっている。やった、数釣りできるかも。ダウンクロスに対岸ぎりぎりにスプーンを落としてゆっくり引いてくると、あ、なんか魚付いてきているかも、ふりっぷ。くんっと竿先が入ります。タダ引きでは喰わないのですが、フリップやカットで思ったように魚がバイトしてくれます。たのし〜。流れ込みで15匹くらい釣って、池の中央付近にいたくまのところに行きました。くまに「魚どこにいる?」と聞くと、「奥」と一言。え〜、それじゃ勝負にならないじゃない。私の持っている一番飛びそうなスプーン(グラデスパーク
2.6g)を結んで、ちょっとでも前に出ようと水の上に出ていた岩にのりました。めいっぱい遠投! あれ、釣れちゃった。うんうん、奥まで届けば魚いるんだ、とまたフルキャストすると、今度はだめかなと思った頃また釣れました。深く考えないで飛びだけで選んだのですが、このスプーンがあたりだったようです。バラシやのらない事もあるけれどほとんど毎投アタリがありました。
午後、さすがに明日は釣りができないと心を残しているくまに付き合ってもう一回り各池をまわりました。「がんばってください」と、あいちゃん(下のお嬢さん)にめいっぱいぷれっしゃーを与えられたのですが、2人とも4匹づつグッドサイズのニジマスが獲れたので、一安心。そこで父様のエサやりに遭遇して(普段は早朝らしいのですが)1時的に活性が上がったマスを8本追加して納竿としました。
フォースポンドで思いどうりにキャッチ。
どんなもんだい。
新しい池の数釣りスポット。
もっと知りたい人は、マウスを....
おいしいお口のミルク。
さて、何があったのでしょうか?
ラインは4lb の透明のやつ。
竿ももっと柔らかいのじゃなきゃダメ。
いい所にかかっているでしょ。
飲まれないように気をつけましょう。
今週の馬の助? 河カジカ(本物)
いい顔しているじゃないですか。
2005年9月16日
午後1時から午後6時まで、11匹(ニジマス)
ヒットルアー: 馬の助
鉤爪 茶色、
ココニョロ 茶色・ペレット、
TOM ツチノコ35フラット ウッドブラウン 等
7月に体調を崩して来そこねた北海道に敬老の日の連休を利用してやってきました。初日はもちろんBigFight松本です。この時期東京と北海道は10℃くらい温度差があるので、もしかしたら寒いかもしれないと思っていたのですが、BigFightに到着してみると思いのほか陽射しが暖かく汗ばむほどでした。カァ様やミルク、ラヴにご挨拶をして池の調子を伺うと「昨日も60upの大物がバンバン上がって絶好調」とのこと。期待に胸ふくらませてファーストポンドから様子をみると....水が結構クリアでしかも減水ぎみ。これって、難しいんじゃない? 流れの中にステイする魚の姿は見えるのですが、ルアーを通しても見向きもしてくれません。うわぁ。それでもファーストポンドの奥で小さなニジマスと、セカンドポンドの奥でグットサイズを1本キャッチすることができました。次にサードポンドに向かって数投すると、大きなニジマスにヒット!! やった、と思ってファイトしているといきなりぷつっ。あうぅぅぅ....ココニョロが....ニジマスの口に咥えられたまま池の奥に消えていきました。今回の北海道釣行の切り札として持ってきたココニョロ、数に限りがあるというのに、開始そうそうもう1匹殉職してしまった。
気を取り直してフォースポンドに向かい、しばらくあの手この手で(くまがナブラを作ってくれた所に投げて1匹)釣っていると、入り口の方からあの方が来てくださいました。馬の助さんです。ご挨拶をしてお話をしながら一緒に釣りをさせていただきました。陽も高く池はまったりとして、馬の助さんのテクニックをもってしてもなかなかヒットしません。せっかく馬の助さんが来て下さったので馬の助さんのルアーを付けて釣ろうと鉤爪で3匹キャッチ。馬の助ルアーすごい! で、でも.... 3匹目の魚をネットに入れようとした時にエアスティックが継ぎ目からばきっ。先週修理から戻ってきたばっかりなのに。同じところで折れてしまうなんて。しくしくしくしく。しかたがないので、受付に戻り珈琲をいただいて心を落ち着かせました。
その後、くまの予備ロッド(ストリームスピン56)を借りてもう一回り。きびしいながらも楽しい初日でした。
ココニョロは頼りになります。
でも、ロストが多いんです。
お忙しいのに、馬の助さんが
来てくださいました。うれし〜。
2005年9月18日
午後5時から午後7時まで、15匹(ニジマス)
ヒットルアー:
ココニョロ ペレット・蓄光ピンク(自分で彩色)、
ミディアムクラピー 蓄光ピンク(自分で彩色)、
Bux 1.5g 蓄光ピンク(自分で彩色)、TOM スタンダードツチノコ ウッドブラウン
北海道遠征3日目の夕方、再びBigFightにやってきました。今日の目的はBigFightでの初めてのナイターです。日曜日とあって、BigFightは釣り人で賑わっていました。雨が降って魚のご機嫌が変わっていることを期待したのですが、あいかわらず水はスーパークリアのまま、土日でたたかれたと見えて魚は前にも増してスプーキーになっていました。ボウズ回避のためにいきなりTOMを投入して1匹、おととい好反応だったココニョロで1匹キャッチしましたが、明るいうちは正直よく釣れたものだと思うほど魚の反応はよくありませんでした。1時間で5つの池を一回りして5匹のキャッチ、その間何回ルアーを結び直したか、でも結局明るいうちはこれといったパターンは発見できませんでした。
状況が一変したのは日没後、それも完全に暗くなってからでした。ナイター用の蓄光ピンクルアー各種に魚が反応してくれました。不思議なことに、暗くなってからヒットした魚はみんないいサイズばかりで、明るいうちは大型の魚影は目につかなかったのに、どこに隠れていたのだろうと思いました。蓄光ピンクルアーの中で最も反応がよかったのはやはりココニョロでした。ココニョロのおかげで強いアタリでいい引きをする魚を何匹もキャッチすることができたのですが、最後にファーストポンドでキャストした時、着水と同時に出た魚に...またやられてしまいました。ああ、貴重なココニョロが。しくしくしく。
カァ様のお話だと、常連さんは暗くなってからは魚がみんな入れ替わるとおっしゃるそうです。確かにナイターでは本当のBigFightを味わうことができました。
椅子で寝ていたミルク、なんだか
後ろが気になるようです。 だって...
BigFightのナイター。明かりはありません。
池から霧が立ちのぼります。
2006年4月27日
午後1時から午後5時まで、18匹(ニジマス)
ヒットルアー: クランキンピューパ ブラウンクリケット・勝利ブラウン
ゴールデンウィーク前に2日休みをいただき、北海道遠征にやってきました。初日はもちろんBigFight松本さんです。この冬はとても寒かったようで、辺りにはまだ雪がしっかり残っていました。水はとってもクリアで、産卵を前に追いかけっこをしている魚や、浅瀬に集まっている魚が見えます。春もまだ浅いという感じがしました。
実はBigFight松本には昼前に着いたのですが、ゆっくり珈琲をいただきながら、ルアーの話やポイントカードの図柄の話をしていたら、あっという間に1時間以上が過ぎてしまいました。居心地が良いのでこのまま夕方までお喋りをしていようかなぁと思ったのですが、せっかくなので釣りをすることにしました。まだ魚の産卵期なのでルアーは厳しいとカァ様に脅かされ、どんなもんかとびくびくしながら池に出たのですが、いきなりヒット。なぁんだちゃんと釣れるじゃないですか。ほっ。今日は今回BigFight松本の魚には人気があるのではないかと持ってきたクランキンピューパだけでやってみました。思ったとおり、ぶりぶりアクションが好評だったようです。(佐伯さ〜〜〜ん、北海道でも管理釣り場では釣れていますよ。)
魚の調子は、カァ様のおっしゃるとおり完全に冬モードで、追いがありません。ルアーを顔の前に通してやると、ばくっと振り向きざまに咥えるのもいるのですが、多くの魚はだるそうにじっとしています。活性のある魚はまだ少ないようなので、1ヶ所で数匹釣ったら移動。活性のある魚を釣りきったら、その場所ではもう釣れない状態です。それでも5つの池を2時間くらいかけて1回りしたところで16匹。この時期としてはまあまあの釣果でした。去年のゴールデンウィーク前にオープンした新池の魚もずいぶん大きくなり、けっこうやんちゃないい引きを楽しませてくれました。その後、遅いお昼を食べたら、なんだか満足してしまい、それ以後は全然釣れなくなってしまいました。やっぱりハングリー精神は大事ですね。(コ、コダックそれは意味が違うだろ〜。by
くま)
BigFight松本に来たら、まず犬をなぜる。
これ、基本です。
こちらはもとからの池の魚。
ひれが大きくてかっこいいでしょ。
2006年4月29日
午前6時から午後6時まで(休憩6時間) 新池77匹,、旧池15匹(ニジマス)
ヒットルアー: クランキンピューパ ブラウンクリケット、ディープクラピー スィート&ビター、
Bux 1.5g 茶色、Bux 2.5g 赤金 等
北海道遠征3日目、今日は一日Big Fight松本でのんびりしました。はるばる斜里から8時間かけて1トンのマスがやって来て、新池に放流されます。ですから朝ひとあたり旧池を回ってBig
Fightネイティブのマスに遊んでもらい、その後やって来るマスを待ちながらのんびりコーヒーをいただきながらお喋りをしていました。朝一にネットからはみ出るくらい大きなマスが釣れたので、もう充分まんぞく。後は大好きな放流魚釣りを楽しもうと思っていました。
トラックがやってきたのは午後1時を過ぎたくらいでした。1トン大判振る舞いで新池にドバドバ。輸送のストレスで少し色黒になっていましたが、すぐに仕事を始めました。とは言っても、すぐに池全体にまわることはなく、放流ポイント周辺で泳ぎまわっていました。最初は40cm前後の体力のある魚から釣れ始め、だんだんに小さなものも混じるようになりました。放流ポイントは池の反対側なので、大きめのスプーンを遠投し、派手なアクションをつけてやると、ばくっと食いつきます。久しぶりに沢山の放流魚に遊んでもらいました。
夕方まで丸一日たっぷり楽しませていただきました。
朝釣れたBig Fightネイティブ。
体力も回復して、いいファイトをしてくれました。
「ねぇねぇ、くれるんだよね。ちょうだい!」
すごいプレッシャーなんです。
ニュウナイスズメのピーちゃん。
人なつっこい鳥です。
めったに見られない、
Big Fightの太っ腹放流風景。
2006年4月30日
午前6時から午前11時まで 新池60匹くらい,、旧池5匹(ニジマス)
ヒットルアー: クランキンピューパ ブラウンクリケット、Bux 1.5g 茶色、
トロットスプーン 1.8g 茶色マシーンドット入り 等
北海道遠征最終日、東京に帰る前に今日もBig Fight松本に。天気はあいにくの小雨が降り、池には雪白が入ってしまっていました。朝一、昔からある4つの池を回りましたが、反応はイマイチ。雪白が入って水温が下がってしまったのか、それとも連休初日の昨日叩かれた後遺症が残っているのか...それでも2番目の池の流れ込みのところで銀ぴかのいい魚が釣れたのは、クランキンピューパのおかげでした。
昨日大量放流があった新池は、やはり高活性が続いていました。昨日放流ポイントの周辺に集まっていた魚は池全体に散って、特に流れ込み周辺の活性が高かったようです。昨日はストレスで黒ずんでいた魚もだいぶ回復して、グリーンバックでお腹が白いきれいな魚体の戻りつつあるのがけっこういました。魚のアタリはまだ小さく、はむっと咥えるようなアタリでした。まるで本州の釣り場のような繊細な釣りをしてしまいました。今回の北海道釣行、本当にBig
Fight松本さんに入り浸ってしまいました。いつも暖かく迎えてくださる松本ご一家とすばらしい魚たちに感謝いたします。
沖めの魚を狙いたくて、ちょっぴり
ウェーディングをするカモ。
松本のカァ様とアイちゃん。
本邦初公開。トゥ様ご自慢の露天??
からの眺め。ウォシュレット付き!
やっぱり北海道に来たら、美味しいものも
食べなくっちゃ。千歳で食べた焼肉。
2006年6月29日
正午から午後5時まで 20匹(ニジマス)
ヒットルアー: ココクラ30 茶色、ディープクラピー ブレンド、クランキンピューパ ブラウンクリケット 等
ゴールデンウィークに来た時に、北海道のマスは夏が一番調子がいい、6月は最高、という話を伺って、最高潮のBigFightネイティブの引きを味わいたくなって、前回から2ヶ月しかたっていないのにまた北海道にやって来ました。実は去年も同じように7月のBigFightを計画していたのですが、残念ながら直前に中止になってしまったので、2年越の遠征計画です。
東京を朝7時の飛行機で発ち、レンタカーで千歳から2時間弱、BigFight松本の駐車場に着くといつものようにカァ様とあいちゃん、そしてラヴとミルクが出迎えてくれました。早速支度をして様子を伺うと、先週末にモンカゲのスーパーハッチがあり、今ヒゲナガのハッチがはじまった所だそうです。う〜ん、やっぱりここは普通の管理釣り場ではありません。でも、モンカゲのスーパーハッチが先週って、何か時期がずれてるんじゃ...。実はゴールデンウィークに来た時も今年はいつまでもすごく寒いということだったのですが、その後5月・6月もずっと例年より気温が低いままだったそうです。確かにあたりの緑もまだ新緑の雰囲気、初夏というよりまだ春のようです。そういうわけで、魚たちのコンディションもまだようやくスポーニングから回復しだしたばかり。今さかんに出だした虫を、孵ったばかりの稚魚や去年生まれた小さな魚が一生懸命食べているところでした。大きな魚は、その稚魚や小さい魚を食べてスポーニングで消耗した体力を回復してぴかぴかの魚体になるのですが、残念ながら今年はまだ季節がそこまですすんでいませんでした。ですから、魚のあたりも期待したような「どっか〜〜ん!!」ではなくて「もぞもぞっ」という感じ。ヒットすればいいファイトをするのですが、ドラグ出まくりの暴走ファイトではなく、重量感のあるぐもんぐもんという引きでした。数はそれほどでもありませんが50オーバーも混じり、すっかり満足できました。最高のロケーションでそこそこ難しく、釣れると魚が大きくて強い、やっぱりここは大好きな釣り場です。
2006年7月1日
午前6時から午後3時まで 37匹(ニジマス)
ヒットルアー: ALF0.8gこげ茶/ベージュ、ウィーパー0.9gブラウンクリケット、ジョインテッドシャッドラップタイガー、ココニョロペレット 等
北海道遠征3日め、朝からまたBigFight松本にやって来ました。この日は朝からとてもいい天気、おまけに午前中はあまり風がありませんでした。朝一にとりあえずスプーンで様子を伺うと、早速反応があり、まず一匹目をキャッチしました。そのまま調子よくつれればよかったのですが、この後不幸な出来事が。スプーンのフォーリングにいまひとつ反応が続けなかったため、ルアーをココニョロに替えて少し場所を移動しているとラインの先が軽くなった感じがして、ロッドの先端を見るとココニョロがなくなっていました。魚に切られたわけではなく、キャストさえしていないのに。一生懸命足元を探しましたがどうしても見つかりませんでした。仕方なく池を移動し、一昨日反応がよかったディープクラピーのブレンドを池奥に投げ込み、途中のカケアガリをトレースしてくると大きな魚がルアーを咥えるのが見え、あわせた瞬間ラインブレーク。呆然とするほど簡単にラインが切れました。先ほどココニョロを失くした時にラインチェックしたのに...。ディープクラピーのブレンドは今回BigFightで最も反応のよかったルアーで、他の色には見向きもしてくれないマス達がわらわらと追ってくる唯一のルアーだったので、本当にがっかりしてしまいました。でも、実は今回の遠征にはこのルアーを2個持って来ていて、まだひとつあるから、と何とか気を取り直してもう一つのディープ・ブレンドを結び、キャストしようとした瞬間、バックスイングの途中で...高切れ。後で考えれば、2個めのブレンドを使う前にリールを替えるべきでした。この時使っていた糸は普通はとても強いのですが、時々糸むらがあり、弱いところにあたってしまうとこういうことになってしまいます。2個めのディープクラピーを失くした後、さすがにリールを替えましたが、後のまつり。この後色々と別のルアーを使いましたが、同じようには釣れませんでした。
そういうわけで何時もはあまり使わないスプーンやシャッドを使いましたが、その中ではカァ様ご推薦のジョインテッドシャッドラップが一番いい働きをしてくれました。大きな魚より小さな魚たちの活性が高くて、小さなクランクやマイクロスプーンだと小物がどんどん釣れてしまうのですが、このルアーを使うと小物はかからず、大きな魚を選んで釣らせてくれました。
BigFight松本はやっぱり最高です。また近いうちに来たい。来られるといいのですが。
いつもの朝のおでむかえ。
「ねぇ、なんかおくれよ〜。」
こんなマイクロも釣れます。
くまと小さい魚釣り勝負をしました。
2006年9月14日
正午から午後5時まで 23匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー ブレンド、ココニョロ茶色
敬老の日の3連休に夏休みの残りをくっつけてBF松本にやって来ました。前回お邪魔した時は春の寒さの影響で魚がスポーニングから回復するのが遅れていたため、今ひとつBigFightらしい強烈な引きが感じられなかったのですが、さて、今回はどうでしょう。
あいちゃんとトゥ様カァ様にご挨拶して、午後の陽射しが明るい池の様子を見ると、どうやらだいぶ減水しているようです。渇水のために一番手前の池にはかなり濁りが入っています(それでも笹にごり程度ですが)。魚がみえないとどうしていいかわからなくなる病気もちの私ですからこの池はパス!して下から2番目の池に行ってみると立ち木の間にいいサイズのマスが休息していました。天気もよすぎるし、どうも魚たちがさぼっている雰囲気なので厳しいかなと思ったのですが、ディープクラピーを立ち木の間に通すとルアーを追う魚がいます。これなら何とか、と数投めでまずは一匹キャッチしました。体側の虹が鮮やかなBigFightネイティブです。心配していたファイトの方もいいコンディションを感じさせる力強いつっぱしりぶりです。少しずつ移動しながらゆっくりディープクラピーを見せてやるとぽつぽつヒットがあり、そのたびにいいファイトをしてくれました。どうもこの日はこの池が一番活性がよかったようで、一番奥の池まで行って戻って新池まわりで1ラウンドする間にちょうど10匹のキャッチでしたが、結局この手前から2番目の池でのキャッチが半分でした。くまは新しく買ったチューンドバックウォーターでスプーニングをしていましたが、けっこう苦戦していたようです。でも私には難しくて釣れなかった手前から3番目の池で何匹かグッドサイズをキャッチしていました。この日は朝からけっこうお客さんが入っていたようで、どの池もややスプーキーな反応でした。いったん休憩しておいしいコーヒーをいただき、2ラウンドめはココニョロを付けて回ってみました。やはり魚の反応はスプーキーながら、だんだん雲が出てきて午後も遅くなるにつれて活性が上がって行き、終了まぎわにはドラグ鳴らしまくりの好ファイトを楽しませてくれました。、
2006年9月15日
朝6時から11時半まで 61匹(ニジマス)
ヒットルアー: チーター0.8gライトカーキ、ジョインテッドシャッドラップ ブラウンレッドベリー(自分で彩色)
あっかんべ〜!クリア、ココニョロ茶色 等
朝一のBigFightは今日も上天気。歓迎してくれるミルクに挨拶し、池に向かいました。BigFight松本では、魚へのエサやりが朝なので、人が池の側に立つと魚たちがわらわらと寄ってきます。ペレットをねだる魚たちをだまして釣ってしまおうと茶色のスプーンを躍らせて見るのですが、これがきっちり見切られていてなかなかバイトに持ち込むことができません。くまはうまく魚をだまして何匹かいきなりのグッドサイズをキャッチしていますが、どうも私にはスプーンでは釣れないみたい、とくさっているところにトゥ様がいらして、いよいよ朝のエサやりが始まりました。どこにこんなに沢山の魚がいたんだと思うほどの魚が背びれをだしてペレットにとびかかります。さっきまであんなに冷静にスプーンを見切っていた鱒たちですが、もう正気ではないようで、次から次へとどんどん釣られてしまいます。トゥ様がなんとか釣らせてやろうとキャストの準備ができるのを待っていてくださり、私がスプーンを投げたところにエサを撒いてくださるのですから当然なのですが、5つの池を小一時間かけてまわる間に2日分くらいのマスをキャッチしました。う〜ん、もう腕が痛いです。エサやりタイム終了後はジョインテッドシャッドラップを持ち出して、”普通に”釣りをして、昨日釣れなかった下から3番目の池でもようやくキャッチすることができました。
長い休憩をはさんで第2ラウンドは、まだマスたちが水面を意識している感じだったのでまずはあっかんべ〜!からスタート。ライズがあったところを狙ってテンプラキャストで着水させるとボコボコ出ます。でも、かかりません。もぞもぞ引いてくるとまたボコボコ、で、やっぱりかかりません。しばらくトップの楽しさを満喫した後、1匹釣ってあっかんべ〜!は終了としました。ジョインテドシャッドラップやココニョロでだんだん釣りあがって行き、下から3番目の池でしばし苦戦(だってこの池難しいんだもん)していると、先行していたくまが一番奥の池でひっきりなしにファイトしています。陽もすっかりあがってどピーカン、水はジンクリア、魚は大きくて警戒心も強く、エサやりの時でもなければルアーで爆釣するなんてことはあり得ない釣り場のはずなのですが...。近寄って釣り方を聞き、まねもして見ましたが、もちろん私には釣れませんでした。バーチカルに大変テクニカルな釣り方をしていたようですが、それにしても50cmクラスのマスが次から次へとかかる様子は圧巻でした。いったんヒットしてしまうと文字通りBigFightになるのでファイト時間がかかるから、それほど数は出ていない、と本人は言っていましたが、2投に1匹ペースで1時間以上釣り続けているくまを見て、もしかしてうまい?と思ってしまいました。前日はくまの誕生日だったので、きっとBigFightの鱒たちがお祝いしてくれたのだろうと思います。そういうわけで二人とも午前中だけですっかり満足したので早めに終了としました。本当にいいファイトで、楽しい半日でした。
すばらしいロケーションとあまりにも
澄み切った水。う〜、つ、つれるかな〜。
そして完璧な魚体。なのにクラピーで
つられちゃいました。
これぞBigFightネイティブ。
精悍そのものです。
2006年9月16日
昼3時から夜7時半まで 20匹(ニジマス)
ヒットルアー: ココニョロ茶色・蓄光ピンク、Bux 1.5g蓄光ピンク 等
今日はわがままを言ってBigFight松本のナイターをやらせていただくことになっていたので3時過ぎに到着。まず明るいうちに一回りしたのですが、朝のFA尻別川に続いて何だかダメダメで、せっかく昨日大きな魚にぶっちぎられたココニョロを常連の方が回収して受付に届けてくださったのに、またまた大きなマスに切られてロストして見たり、くまのまねをしてスプーンを使って岩に引っ掛けてみたりとさっぱり釣れませんでした。唯一の救いは、昨日まで手こずらされていた上から2つめの池で1本グッドサイズをキャッチできた事くらい。一方くまは今日もマイクロスプーンの縦の釣りで好調に数・サイズを伸ばしていました。とりあえずの一ラウンドを終えてゆっくり休憩した後、暗くなるのを待っていよいよナイターに出発です。夜になると警戒心の強い大きな魚が出てきて、正真正銘のBigFightを繰り広げてくれるのですが、私は相変わらずダメダメで中々ファイトに持ち込めないで1時間近く過ぎてしまいました。一番奥の池ではくまがあいかわらす絶好調。どうやらこの日はプラグがだめでスプーンの方がいい、ということで私も渋々スプーンを使い出してようやく連続ヒットが出るようになりましたが、結局最後まであまり盛り上がらないで終了となりました。受付に戻ると松本さんご一家が待っていてくださり、トゥ様特性のトン汁をごちそうになりました。私たちのわがままに夜遅くまで付き合っていただいたうえに心のこもったおもてなしに、見も心もすっかり温まってBigFightを後にしました。
お得意のポーズでまどろむミルク。
か、かわいい〜。
2006年9月17日
朝6時から11時まで 25匹(ニジマス)
ヒットルアー: バベル0.7g ライトペレット、ココニョロ茶色、ココクラ30茶色 等
北海道遠征4日め、そして最終日、4日連続でBigFight松本へやって来ました。数日前までの天気予報では、日曜日の今日は天気がくずれそうという話だったのですが、予報がいいほうに外れてしまってどピーカンの上天気となりました。来る途中の道端に何故か大量の小ぶりのジャガイモが落ちていて、くまが拾おうというので車を降りてイモを拾いつつやって来たのですが、これが大きなビニール袋いっぱい!今ちょうどジャガイモの収穫期なので、今時分の北海道の道にはてんてんとイモが落ちているのだと勝手に納得していたのですが、どうやら前日近所の方が畑で収穫したジャガイモをコンテナ一杯道にぶちまけて、広い切れなかった小イモが残っていたのだそうです。う〜ん、魚釣る前から大漁です。
今日は連休の中日とあって朝からお客さんもいっぱい入っていましたし、釣りには上天気すぎるせいか魚の反応はあまり芳しくありません。まあ、昨日まで3日続けて自分達でたたきまくったので仕方がないね、と話ながらゆっくり各池を周りました。朝一はくまのまねをしてバベルのフォーリングで何匹かキャッチ、その後反応がややシビアになり、私には難しくなったのでそれ以降はココニョロで普通に釣りました。今回の釣行を通して活性がよかった手前から2番目の池を奥側から攻めて何本かいいサイズがキャッチできました。少し風があり、虫のハッチもあるようで、フライはひっきりなしにロッドが曲がる爆釣状態ながら、ルアーへの盛んの反応は終始あがらないままでした。それでも後半50オーバーを3連続キャチして、のんびりあたりの雰囲気を楽しんで遠征をしめくくることが出来ました。4日間お世話になったBigFight松本のご一家とすばらしいファイトをたのしませてくれた魚たちに心から感謝いたします。本当にどうもありがとうございました。
最後にひとつ、釣りとは関係がない話を書きます。とても楽しかった今回の釣行でしたが、ひとつだけ残念なことがありました。そればラヴに会えなかったこと。BigFight松本の看板犬ラブは、この8月17日に天寿を全うして亡くなりました。14歳という大型犬としては稀な長命でした。松本さんご一家の愛情をたっぷりうけて、エリアのお客さんたちにもかわいがられて幸せな一生だったと思います。池から戻ってくると道の途中までかけてきて大歓迎してくれた姿を、食事をとっている足元にピッタリ座って「なんかちょうだい」とおねだりする姿を、ストーブにあたる足の上にねそべってうたたねする体のぬくもりを、ずっと覚えていることでしょう。ラヴ、ありがとう。おまえと会えて本当によかった。
イモです。誰かが産み落とした卵のように、
草の中にもてんてんと。