わたしのタックルの紹介です(2006年)。


過去のタックル(2005年)はこちら。

さちこのプラグチューニングはこちら。


お気に入りのロッド:

ufmウエダ ストリームスピン SS−56EXL,SS−62EXL

2005年9月から使っているロッドです。ULより柔らかいEXLですから本来はスプーン用なのかも知れませんが、ミディアムレンジまでのクランクにちょうどいい硬さです。バットの強さは申し分なく、どんなに大きな魚がかかっても安心してやりとりできます。ただ、ボロンコンポジットのロッドにしては魚があばれるような気がします。また、感度はいいのですがシャープな感じではなくて”もぞもぞした違和感”といった感じのあたりの出かたをします。飛距離や振り抜けに関しては文句のつけようがありません。

ufmウエダ バックウォーターウルトラ BS−56,BS−60

スプーン用のロッドです。56では飛距離が足りない時にロングキャストが出来るロッドが欲しくて、他のメーカ−のロッドを買ってみたりしたのですが、同じ長さならバックウォーターの方がずっと飛ぶ事がわかり、長さ違いで2本持つことになりました。スローで、自然と乗るタイプのロッドです。
56はティップがグラスなので粘りがあります。ちょっと重いのは致し方ないところ。60の方はカーボンですが、どちらもウエダ特有のシャープで振り抜けの良い味付けに仕上がっています。素材が違って長さも違うというのに、使用感がほとんど変わらないのはエライと思っています。とても敏感で、アキュラシーも文句なしですが、60の方は長い分投げ終わった後のティップの揺れが気になります。残念な事に2005年でこのモデルは廃番になってしまいましたが、名品のひとつだと思っています。

ufmウエダ ストリームトゥイッチャー ボロン TS−56UL

ちょっと贅沢なのですが、チタンフレームSIC+アルミスクリューシート仕様にしてあります。とても軽いのに強く、振り抜けは抜群、軽いミノーもすごく良く飛んでいきます。キャストがこんなに気持ちのいいロッドもめずらしいのではないでしょうか。ミノーの操作性も抜群で、思ったとおりに動いてくれてミノーイングが楽しくなるロッドです。それから、赤い竿袋がかわいいのも気に入っています。

Braveムカイ エアースティック 60

2005年から使いはじめたロッドです。最大の長所はとにかく軽い事。今までの竿とは別次元の軽さで、一日中キャストを続けても腕が痛くなりません。軽さとともに大きな特徴として上げられるのがスピーディーな使用感。高感度でティップは柔軟ながら全体に張りがあり、キャストも合わせも非常にシャープに決まります。かといってあまりばしばし合わせなくても竿がオートマティックに魚を掛けてくれるので、合わせに神経を使わない分釣りのその他の部分を楽しむ事ができます。
非常に気に入っていたのですが、実はこの竿にはとんでもない欠点がありました。それは、とにかく折れる事。2005年1年で6回折れて、私が使うのは無理か、と一時は使用をあきらめた程です。6回のうち5回はチューブラーになったバットセクションの継ぎ目の部分で折れていて、この部分の強度不足は明らかでした。何回か修理に出した後、中空になっていた継ぎ目の部分に芯がはいって帰って来ました。また、ポロポロはがれて欠けやすかったリールシート部のコルクがEVA素材に変わっていました。表向きは仕様変更と発表されていないのですが、それ以降発売されているモデルはすべて補強・素材変更済みとなっています。1月にムカイの営業の方とお話ししたのですが、「現在のモデルは絶対に折れません」と自信を持っておっしゃっていました。それに、「何度でも直しますから」とも。
ちなみに、折れた釣り場はKFSが3回、すそのFPが2回、後の1回はBF松本です。大きな魚をかけてはいけないのかも知れません。使いやすさという点では最高の竿なんですが。


お気に入りのリール:

ダイワ トーナメントエアリティー 1500

シルバークリーク Z 2004Cを愛用しているダンナに、「無節操に軽い」と言わしめるほど巻き心地の軽いリールです。これを使い始めてから捕れる魚の数が変わりました。ロッドティップや糸にアタリが出るより早くリールにアタリがきます。また、しっかりした作りで敏感なのに堅牢。少々手荒くあつかっても壊れたりしないので、安心して使うことが出来ます。

シマノ’04ステラ1000(シャロースプール)

ブレイブのエアースティックとの組み合わせで使うために購入しました。エアリティには今だに強い愛着があり、ウエダの竿を使う時にはエアリティを使っていますが、エアースティックにはスプール径が大きすぎてロッドガイドに糸があたってしまうので、ステラの方を使っています。ドラグの滑り出しの良さは言うまでもありませんし、リール自体もとても軽いので腕に負担がかかりません。ステラは精密すぎて時々ハズレが出るようなのですが、幸い私の買ったやつはとても好調で、さすが、と言える使用感です。

ダイワ EXIST2004

もともとダイワ派の私としては、今後最もよく使うリールになるはずなのですが、残念ながら初期不良で一度入院しました。修理から帰って来てからはよく働いてくれています。
使用感としては、エアリティよりはやや巻き重りがするのですが、他のダイワのリールよりステラなどシマノのリールに近い生物感があります。滑らかさを追求すると似たような仕上がりになるということでしょうか。欠点としては、ドラグ音が耳障りなこと、どうしてこんなにしちゃったんだろう。(その後、釣具店の店長さんからドラグピンの頭をつぶしてあまり大きな音が出なくなるようにする方法を教えていただきました。あいかわらず安っぽい音なのですが、今は我慢できる程度の音量になりました。)


お気に入りのライン:

NIKKO(ユニチカ) 鱒族 2.5lb・3lb・4lb +シリコンコートスプレー

X-TEXトラウトは感度・強度ともに申し分のない糸ですが、値段が高いことと、寒いシーズンに結び抜けなどのトラブルが出ることがあります。この弱点をカバーするのはやはりナイロンだけのラインという事になります。いろいろなナイロンラインがありますが、今のところ鱒族+シリコンコートスプレーが最も気に入っています。ひっぱり強度・経済性・トラブルが少ない事に関しては元々問題ありませんし、スレに弱い点と飛距離が出ない点はスプレーすることによって飛躍的に改善します。ナイロンフロロの同じ太さよりひとクラス軽量のスプーンで同じ飛距離が出ます。1回使うと水を吸って劣化してしまうので、1回毎に必ず巻き替えが必要です

デュエル X−TEX トラウト ニューリーフカモフラージュ・ストリームブループロ 3lb 4lb

柔らかくて扱いやすく感度もバツグン、それでいてとても強い糸です。最大の弱点は値段が高い事。でも、この糸を使っているとルアーロストが少ないので、安いナイロンラインを使っているのとトントンかなと思うことにしています。ナイロンフロロ重合でやや重い糸の割にはよく飛びます。

お気に入りのフック

Nato ハイパーフックII 

いつでも5〜6種類のシングルフックを持っています。状況によって、ルアーによって最適なフックは変わるので、どれが一番いいということは言いにくいのですが、ささりのよさ・ばれにくさ・強さ(折れにくさとのびにくさ)を総合的に勘案すると、NatoのハイパーフックIIが一番気に入っています。丈夫な分、やや重量があるので1g未満のスプーンに使うと動きに影響することがあります。


お気に入りのスプーン:

アルフレッド 2.7g 1.5g

いろいろと新しい優秀なスプーンが発売されますが、ここぞという時に手がのびるスプーンです。ひらひらとした動きで魚にアピールするだけでは無く、ものすごく限界性能の高いスプーンで、早引きでも遅引きでもしっかり動くし、少しくらい藻がからんでも泳ぎます。

ヤリエ ピリカモア グラデスパーク & アワビ張り

オーソドックスなコロラドタイプのスプーンですが、軽くて止水ではよく動きよく釣れます。特にグラデスパークはニジマスの心の琴線にふれるものがあるのではないかと思います。


アングラーズシステム BUXエリア 2.5g 1.5g

大きなウォブリングで強いアピール。ほぼ等速で引いてきてもナチュラルにバランスを崩します。普通のスプーンと違ってフック側が細くなっています。ものすごく多彩なカラーと、精緻な塗装も魅力です。棚はやや深めを泳ぎます。


アングラーズシステム レオン 1.5g

細身のフォルムのため飛距離が出ます。基本は表層でのウォブンロールアクションですが、引き速度によって大きな動きと小さな動きの両方が出せます。BUXと共通の豊富なカラーリングで欲しい色がそろっています。はじめからバーブレスフックがついているのも嬉しい所。マイクロスプーンの理想型にかなり近いスプーンだと思います。


柿田川フィッシュストーリー KFSスプーン 0.8g

毎度おなじみKFSのオリジナルスプーンです。オーソドックスな形のスプーンですが、フォルムが小さく、ひらひらとした動きで表層引きに圧倒的な強さを発揮します。下からすごい勢いで魚が出るのがとても楽しいスプーンで、ALF0.8g、ウィーパー0.9gなどど比べても表層トロトロ引きの実績はずば抜けています。柿田川に行かないと買えないのが難点ですが、価格も安く、よく釣れるカラーがそろっています。


マルキューノリーズ 鱒玄人ウィーパー 0.9g 1.5g

デッドスローで非常に規則正しくちらちら動きます。表層から表層下でデッドスローで引いて、魚がついてくるようなら食わせのアクションを入れて使います。大きさの割には飛距離が出るようです。ブラウンクリケット・モグラブラウン・カラシ・ダークグリーン・九官鳥などのカラーを良く使います。


お気に入りのプラグ:

スミス D−コンタクト  50mm

慣性スライドアクションが売りのD−コンタクト。確かによく釣れます。フォルムの割にウェイトがあるのでよく飛び、良く沈みます。ただ引きではあまり釣れません。スモルトはあずみ野フィッシングセンターのヤマメの大好物です。D−コンタクトには63mmモデルがありますが、止水ではやや重すぎるようで、私はうまく使いこなせていません。

ジャクソン トラウトチューンヘビーウェイト

上記、D−コンタクトと同じくヘビーウェイトタイプのミノーです。ボディサイズから想像できないほどウェイトがあり、キャストするとかっ飛んでいきます。ボディバランスがいいのかアクションもつけやすく、ヤマメやイワナにもウケがいいようです。


ラッキークラフト クラピー(シャロー・ミディアム・ディープ・ボトム)

止水でニジマスが居ればどこの釣り場でも外れがない、万能クランクです。私がよく使う色はサザンアイランド、カニミソ、マットクリア、ピーチシャーベットなど。魚の泳層に会わせてタイプを選択し、必要に応じてウェイト調整をして使っています。泳ぎはおとなしめなので、フラットクラ・ピーやシケーダーのような動きの強いクランクと組み合わせて使うとより効果的です。2005年秋に従来より潜行レンジが深いボトムクラ・ピーが発売になり、カバーできるレンジがいっそう広がりました。


九重クランク(ココクラ)(カラー各種)

九州の九重フィッシングリゾートで生まれたオリジナルクランクで、素材の追求により市販品の価格でハンドメイドの性能を実現しています。キレのいい動きと小さめのボディサイズでマスを魅了。スローシンキングで非常に使い勝手のいいクランクです。くいが浅い時にはばれやすくなるようです。フックサイズやフックの向きを変えるなど多少のチューニングが必要になります。


九重ニョロニョロオリジナルルアー(ココニョロ)(カラー各種)

九重フィッシングリゾートオリジナルルアー第二弾。フラットフィッシュを原型としたウォブンロールアクションのルアーです。重さはココクラよりちょっと重めで良く飛びます。大型の魚にはバツグンの実績を誇ります。とんでもない爆発力を発揮することがあります。


釣れない時の最後の切り札:

TOM ツチノコ (カラー・サイズ各種)

私にとっては宝物です。止水で釣れない時に頼りになる最後の切り札です。その日その釣り場によってどのサイズ・どの色がいいかは違いますが、TOMで釣れなきゃしょうがない、とあきらめが付きます。弱点はなかなか手に入らないこと。完全な手作業による少量生産なのでしかたないのですが、ルアーは使ってなんぼ、と思っている私がロストが怖くて使用をためらう唯一のルアーです。でも釣れない時は結局頼っちゃうんですけどね。
基本はスプーンを引くときよりもゆっくりとしたデッドスローリトリーブ。特にアクションは必要ありません。


   
                   
                          クラピー達とココニョロ達