喜茂別トラウトランド (移転・閉鎖)
北海道道央、虻田郡喜茂別町にある落ち着いた釣り堀です。ポンドは1つ水質は笹濁りでした。現在移転の為に新しい池を掘っているとのこと。完成すれば現在の5倍の広さの土地に、3つの池ができるそうです。魚についても自家養殖で大きな魚を育てたい。アベレージ40cmクラスに70cmクラスを混ぜたいと夢を語ってくださいました。新しくなったら是非また寄らせていただきたいと思います。 (2005年7月現在、2Km程中山峠側に移転してストリームとなる)
2004年10月9日

午後2時から4時まで、7匹(ニジマス)
ヒットルアー: 九重クランク 茶色、ミディアムクラピー ウッドブラウン(自分で彩色)

新しい池を掘っている最中なので営業していないかもしれないと馬の助さんから伺っていたのですが、宿に行くルートから近かったのでちょっと覗いて行こうと喜茂別トラウトランドに寄ってみました。幸い管理人さんがいらしたので少しだけ釣りをさせていただくことにしました。給水口の近くのマスはものすごくスレているので反対側の方がいいかも知れない、近頃1.5gくらいの小さなスプーンを自作して使う人が多いのでマイクロスプーンには反応しない、ミノーの方がいいと思います、と教えていただいたので、池の奥がわから釣りはじめました。晴天の昼下がり、水温も上昇して魚は深みに沈んでいるのかほとんど姿が見えません。うぅ、ひさびさのボだったらどうしよう。ディープクラピーを池の真ん中にキャストして深いところを探ってみますが反応なし。5mくらい移動してはキャストを繰り返し、ルアーをとっかえひっかえして見ましたがたまに生体反応があるものの全然釣れる気がしません。ところがふとくまを見るとスプーンでヒットしています。遠目にもグッドファイトのなかなかいい魚のようです。そうか、スプーンはだめって言われたけどスプーンで釣れてるし、給水口側はスレてるって言われたけど、スレてない魚もいるかも知れない、という訳でパイプから落ちる水の波紋が消えるあたりにココクラを投げると、すぐヒット!やった、これでボではなくなりました。そんなに大きな魚ではないけれどものすごく元気なニジマスです。おまけに水しぶきに反応して集まってきた魚でナブラができました。続けてココクラをキャストするとぽちゃん、ぐぐっ、ぽちゃん、ぐぐっと次々にアタリがあります。しめしめ、ここのお魚はココクラを見たことがないようです。池の反対側にいたくまを呼んで二人でココクラを使ってみたら、私は釣れるのにくまは釣れません。あれ?動きじゃなくて色に反応してる?くまが私のココクラと同じ色のスプーンを投げると、おお、やっぱり釣れました。それでは、ということで自分でウッドブラウンに彩色したミディアムクラピーを投げたらこれもヒットしました。結論、北海道のマスは茶色が大好き。その後も池の管理棟側の半分でぽつぽつと釣れ、結局私は7匹、くまは10匹のキャッチでした。それにしてもここの魚の引きはものすごく強かった。姿が見える前に想像していたより2まわりくらい小さいのですが、ドラグを鳴らして突っ走りとても楽しませてくれました。




池の奥から見た管理棟と給水口

やったー!これでボじゃない。

スレてるはずなのにスプーンで
釣られちゃいました。

クラピーで釣られちゃいました。
茶色ならなんでもいいんです。