北曜日水族園
北海道札幌市内にある管理釣り場です。近々定山渓豊平峡ダムの方へ移転する予定です。今回は移転がすんだ新しい池を見に行くつもりだったのですが、台風の影響で工事が遅れ以前の場所で釣りをすることになりました。新しい池は「これは池か、湖か」というくらい大きな池になる予定だけどどうなることか、とオーナーの奥様がおっしゃっていました。
2004年10月9日

午後3時から4時まで、1匹(ニジマス)
ヒットルアー: ディープクラピー マットクリア

ノースアングラー10月号によると10月から新しい池で営業しているということだったのですが、辺りを探し回ってもどうしても見つけることができません。しかたがないのでお電話してみると、まだ小金湯の元の場所で営業なさっているとのこと。到着してあたりの様子を見ると、これは本当に営業しているの?あたりにはダンボールやビニールシートでくるまれた資材のようなものが一面に散乱し、その間をイヌ、ネコ、ヤギ、アヒル、ガチョウ、ニワトリなどなど数え切れないほどの動物が駆け回り、足の踏み場もないような状態でした。おまけにトイレも、もう向こうに運んでしまったとのこと。「こっちの池(大物池)の魚はまだ抜いていないけど、あまりお奨めできない」とご主人。奥の大きな池には中程度(40cmくらい)のニジマスが入っていたはずですが、移動の為に池と池との間の水路に魚を移してしまったようで、池に魚影はありませんでした。手前の池の中を見るとクリアウォーターの中に推定は80cmの巨大なニジマスが。「こっちの池は大きいのばっかりでイトウもいるよ、見えないかな」とご主人。「悪いから千円でいいですよ、何時までやってもいいからね」と言っていただいたのですが、トイレが無いとそんなに長居はできません。それに池を見た瞬間に  を覚悟しました。だって釣れないよあんなバケモノみたいな魚こんなクリアウォーターで。
釣り始めると高校生くらいのオーナーの息子さん?とお友達?がパンをちぎっては池に投げてチャミングし、魚が沸いたところに黄色のクランクや白いワームを投げて遊び始めました。でも釣れない。チャンスと見たくまは魚が沸いているそばに黒のピリカモアグラデスパークを投げ、着水と同時に竿をちょっとあおってスプーンを踊らせています。5投くらいしたところで、なんとなんとヒット。姿を見せない魚が小さな池の中を突っ走ります。くまが格闘する姿を見て息子さん?が小さく「すげ〜」とつぶやきました。格闘すること7、8分魚はなんども深みにとつっこんでいきます。どうせ釣れるわきゃないさとネットを対岸に置いてきたくまのかわりに私がネットイン。釣れたのは65cmくらいの元気なニジマスでした。くま、すごい!
まあ漠然と投げていてもしかたないし、この池には大きなブラウンがいるはず。いるとすると水流が当たって地面がえぐれてオーバーハングになったこのあたりの底にはりついている。そう決めつけて、ディープクラピーをカケアガリ沿いに潜らせてオーバーハングの下を通してやると、たまらずブラウンがバイトするはず...な〜んてね。ところが冗談のようですが、オーバーハングの下を通った私のルアーに本当に魚がヒット。う、でもこの魚突っ走っている。ブラウンじゃない。上がってきたのは55cmのニジマス。この池の中では最も小物のぶるいでした。どうもルアーを潜らせきれなかったようで、底に張りついているはずだったブラウンの上にステイしていたこの子が喰ってしまったようです。まあいいか。釣れたんだもの。うれしい。




なんかすごい状態になっています。

このギャラリーに囲まれて真剣に
釣りをしていたくま。とても笑えます。

くまが捕った大きいニジマス。

やった〜。これでボ脱出。