ラッキークラフト社クラピーシリーズは、私が主力で使っている代表的管釣り用クランクベイトです。販売時、クラピーには12番のトレブルフックが2本装着されていますが、このフックをシングルに換える場合、単純にミノー用のシングルフックに交換すると軽くなって浮き上がりが早くなり、最も効果的な動きをするスピードでレンジキープできなくなってしまいます。(ちなみにシングルフックへの交換によって発生するバランス変化については、クラピーの場合、経験上あまり気にする必要はないと感じています。)ウェイトチューニングに一番いいのは、シングルフックに糸おもりを巻いて重さを調節する方法ですが、この方法は、

  1. 手間がかかる。特に釣り場でやるのははめんどくさい。
  2. 道具がないときっちりうまく巻けない。

などの問題があり、なんとかもうちょっとお手軽な方法はないかと試行錯誤した結果、以下のようなセッティングが良いという結論に達しました。もちろん他にも方法はいろいろとあると思いますので、もっと良い方法をご存知の方はぜひご教示ください。

<シングルフック2本を装着する場合>
用意するもの:太軸3番もしくは普通タイプ4番のスプリットリング、カルティバS55-BLM(ミノー用シングルフック)の6番または8番

  1. ルアーに装着されたオリジナルのフックとスプリットリングをはずす。
  2. 用意した大きなスプリットリングを着ける。
  3. 用意したシングルフックを着ける。スプリットリングが3番の場合フックは6番、スプリットリングが4番の場合フックは6番または8番がおすすめ。

    注) 最近発売された太軸仕様のS75-BLMを使用する場合は、スプリットリングの
       番手を1番小さいものにする。

チューニングとも言えないほど簡単な方法ですが、オリジナルのフック+スプリットリングの重量と見合うリング&フックで、かつ充分な強度を持ち、ボディと針先との距離が適正になるセッティング、ということでこのようになりました。

私の場合、デッドスローで引くのが好きなので、上記のフックセッティングに加えて粘着シート付板おもりを3枚重ねにして穴あけポンチで抜いて作ったおもりを併用しています。(このおもりの作り方TOM高木さんのHPに詳しく紹介されていますのでご参照ください。)クラピーの場合、喉とベリーフックのアイの中間くらいの位置におもりを貼ります。こうするとややフロントヘヴィーになりますので、ベリーフックを8番、テールフックを6番のように前後のフックの番手を変えることによって微調整します。

     

<シングルフック1本の場合>
私は普段シングル2本で使っているため、こちらはあまり確信を持って言えないのですが、以下のようなセッティングが有効かと思います。

  1. オリジナルで装着されたベリーのトレブルフックの針先をペンチで内側にまげる。この場合、自分と魚によけいなケガをさせないために針先をつぶしてしまうことが望ましい。(要するに、フロントのトレブルフックをおもりとして使用するわけです。)
  2. テールのスプリットリング+フックをはずし、(上記の)大きなスプリットリング&シングルフックのセットに付け替える。

ベリーフックとリングをはずして5番のスプリットリングをつけてやってもいいと思います。





クラピーの簡単シングルフックチューニング