なら山沼漁場
東北道栃木インターより東に10kmほど、東北本線小金井駅よりほぼ真西に4kmほどのところにある、なかなか風情のある老舗の釣堀です。思川漁協直営で夕方には鱒玉ができるほど放流量の多いことで有名。池は2つ。水色は濃い目の笹にごり。川水を使っています。一見流れの無い止水のようですが、中央に結構力のある流れがあるようでした。最大水深は、たぶん3m程度。バックも広く整備されているのでフライを振るのにもよさそうでした。

さて、何回あたって、何回ばらしたのでしょうか?

水色が笹にごりのせいか、
色白のきれいな魚が釣れます。

なかなか風情のある、
いい感じの釣堀でした。

2009年3月1日

午前8時から午後1時 そこそこ(ニジマス)
ヒットルアー: Bux 3g 赤金 等

前日、鬼怒川フィッシングエリアで遊んで佐野藤岡に泊まり、今日はどこに行こうか、一番近い加賀にしようか、魚の多い泉にしようかと悩んだのですが、結局今まで行こう行こうと思いつつ行っていなかったなら山沼に行くことにしました。大変混雑する人気の釣り場だと聞いていたのですが、本日は河川の解禁日だったため、釣り場には十分余裕がありました。でも、地元の方は釣れる場所をよくご存知のようで、2つの池の真ん中の通路の両側には、何人もの方が荷物を置いて場所とりをしていました。
8時の開始の合図とともに、魚から良く見えるように蓄ピンクのルアーを投げたのですが、ぽつり、ぽつりとは釣れるもののあまり魚は多くないように思えました。他の方はどうかと見ていてもあまり釣れていません。やっぱり先週一週間寒かったのが効いているのでしょうか。10時ごろ放流車が着いて大量放流。放流場所は2つの池の真ん中の通路の左右でした。放流後、放流場所近くの方の竿が曲がっていましたが、どうも放流魚が回ってきません。それに放流後直ぐに釣れだすことも無いようでした。どうしたのかな?と思っていると、隣の方が1人爆釣状態。よくよく釣りかたを観察させていただくと、なんと重めのスプーンを底まで沈めて、ちょんとフリップ。底を早めに引いてきて釣っているようです。ええ〜!放流魚も底なの??? とまねをしてみると確かにアタリがあります。でも普段底の釣りをしていないせいか、ノセ方が分かりません。のったと思うと直ぐにばれてしまいます。私ってへただ〜。どうも魚は池の底の流れの筋についているようで、フォーリングに反応してルアーをついばんでいるようでした。ですから、底をとってから少し早めに引いてルアーをちょっと浮かし、その後フォールさせてやると反応してルアーにじゃれつく。そこをかけてやらないと釣れないようです。アタリは何度もあるので、あとはアワセの練習あるのみ。どうにか連続して何匹か釣れるようになりました。
普段やらない釣りは、難しくてもけっこう面白い。しばらく底にいる魚に遊んでもらったあと、くまとフライキャスティングの練習を楽しみました。(釣りたかったのですが、さすがになかなかドライには出てくれません。2度ほどくまのドライに出たのですが、やはり1匹への道は遠かったようです。)




サイズのわりには元気な魚でした。

このくらい空いていると快適です。
でも寒かった〜!